11月27日(水曜日) ☔ 後 🌤
何もまとまったことをしないままに、半月が過ぎてしまった。しかし、自分の環境は大きく変わってしまった。
12日は、呼吸器内科の診察。息苦しさは続いているとの訴えに、医師は、酸素の吸入をやってみてはどうかと勧められた。酸素ボンベを携帯する図を想像するが、今は、かなり小型の酸素濃縮器を携帯することもできるようになったということだ。機械のカタログや取り扱い方法の説明、ビデオ説明などを受ける。実際の機械はレンタルとなり、医療機器メーカーから直接自宅まで届けられ、実際の使用法などの説明を受けることになる。試験的にやってみて、不都合ならやめればよいからということで、やってみることにした。
翌13日には、早速にメーカーが機械一式を運び、説明に来てくれた。一つは、小型の酸素ボンベと取り付ける酸素供給装置。こちらはボンベが空になると交換しなくてはならないもの。もう一つは、空気から窒素を分離して酸素の多い空気を供給する酸素濃縮装置器。予備バッテリーも含め充電して使用するものだ。家の中等で使うときは、コンセントから電源を取りチューブを延ばして鼻から酸素を吸う。動き回るときや、屋外では装置を携帯して、バッテリー電源で約5時間ほど使用できるようになっている。大きさはミカン箱の三分の一ほどで、重さは背負うケースなども含め4kgぐらいはあるだろうか。両手を使えるようにと、背中に背負う様式を選んだので、ランドセルを背負うようなもので、はるか昔に帰ったような感覚で、外を動くことになる。
翌日から、朝晩の≪ゴン≫の散歩のときに使い始めた。確かに、ある程度歩いて行っても息苦しさは軽減するような感じから始まった。しばらく慣れてから、ちょっとした作業の時にも背負ってやるようにした。
そして、もう二週間になる。