4月30日(木)
還暦後、また、十二支が一回りした。今年は🐹年。十二才がプラスされた。よく生きたなあと感心する。
71才は、大変な年だったと、つくづく思う。台風の被害は今までに経験したことがない、大きな被害だった。幸い、保険に入っていたために、経済的には困ることはなかった。しかし、片付けや修理に時間を取られたし、畑の被害は、長い時間影響を受けた。
そして、我が身には、思いもしなかった、癌が襲いかかってきた。よくよく自身の生活態度を振り返ってみれば、納得できる、膵癌ではあったが、その時までは、自分は癌とは無縁だろうと思っていたし、公言もしていた。しかし、そんな思い込みは、見事に吹き飛ばされた。10月の中旬以降、現在まで、長期の病院係が続いている。
そして、入院生活の直中で起こったのが、今も世界中を席巻している、新型コロナウィルスによる感染症。今まで安穏と過ごしていた生活は、完全に打ち壊された。今後、どのように生活を再建して行けるのか、まだまだ、何もわかっていない。感染の収束の目処も立っていない中、しかし、じっくりと考えてみる必要がありそうだ。
そんな2020年の4月30日。気持ちの上では、イッコウに年寄りだとは思ってはいないのに、72才になっている。
まあ、なるように生きてゆこう。