畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

2024年も終わろうとしている

2024-12-31 15:56:03 | 暮らし

12月31日  風は強い

昼前、Kさん一家、帰る。

28日 最後の出荷。賃餅や贈答分も荷造りする。私は、ほぼ一日、餅きりと包装に、室内作業。

29日 翌30日の餅つきの準備。作業場の掃除、片づけをして、一年ぶりに、臼と杵を出して洗い、水に慣らしておく。ドラム缶かまどや、大釜をセットして、蒸篭蒸しの用意。モチ米を洗い水につける。お湯を沸かす薪木を引っ張り出す。連れ合いと二人、老夫婦の一日仕事だ。これで、明日の恒例の餅つきの準備はできた。

今夜の忘年会の鍋の準備をして、皆の到着を待つ。

30日 餅つき ジュンペイの連れ合いも初めてのぺったん餅つき。Tさんや、キョウコも日帰りでやってきて、にぎやか。初めましてや、30年近くぶりの再会の懐かしさなどもあり、いや増してにぎやかになった。昼食は、いつも通り、つきたての餅で。午後からは、煮しめ、昆布巻き、黒豆、栗きんとんなど、など、お節料理作りに精を出し、ふたたびの夕食会は、手巻き寿司。今年は、ジュンペイたち二人、娘、キョウコと私たちの子供世代中心のちょっとだけ若返った暮れの風景になったようだ。

31日 朝食後、お節料理の最期をまとめ、kさん一家が帰宅。

2024年、私自身にとっても、大きな出来事となることのあった、あわただしい一年も、恒例の年の瀬風景で送ることができた。

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年の瀬

2024-12-27 15:22:56 | 暮らし

12月27日(金)  ときどき 

風もほとんどなく、穏やかな年の瀬だ。昨日、頼まれている餅と、弟、甥に送る予定の餅つきをした。餅つき機での作業なので、室内作業。洗って水につけてある米を搗いてくれるを往復するだけ。あとは電気が蒸して、搗いてくれる。出来上がりをポリシーとの上に出し、同じものをかぶせて、伸し棒で薄く伸せば出来上がり。蒸すのに時間がかかるので、一臼できるのに一時間はかかる。3kgのもち米を5臼搗く。なんだかんだで、一日仕事。残る今年は、5日となった。

そして、次の日。昨日動きすぎたのか、少々疲れ気味。やろうかなあと思っていたこともせずに、一日ゴロゴロ。貴重な一日は、過ぎるのがはやく、つるべ落としの陽はもう山の稜線近く。それでも、少しは外に出ようかと、、、、、、、。

 

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ゴンとも、一緒に

2024-12-19 12:16:15 | 暮らし

12月19日(木) 初パラつく その後は

5時に目を覚ます。スマートウォッチで眠りの状態を記録している。起床を5時としているので、静かな音楽が流れてくるので、布団から出る。朝小便から戻り、腹式呼吸もスマートウォッチの指示に合わせる。入院時に続けていたリハビリ用のストレッチを20分弱。脊柱管狭窄症改善ストレッチも約20分。居間に出てゆくと、ストーブのぬくもりがほどほどになっている。血圧の測定。このところ、150-90台という高血圧傾向が続くが、寝起きすぐと、寒さのせいだと思うので、気にはならない。低血圧で貧血気味の自分には、ちょうどよい傾向かと思うが、少々高すぎるのかな。

腰ベルトを締め、防寒をして、酸素濃縮器を背負い、ゴンの散歩と歩行リハビリの準備をして、外に出る。年明け一週間くらいまでが、最も日の出が遅くなるころで、6時でも、まだ真っ暗で、東の空も赤みも射していない。空気も冷たく、手袋をしていても、すぐに指先が痛くなる。そのうえ、今朝は、パラパラと、霙とも霰ともつかないような水粒が体をたたく。濡れるほどの量ではないが、初雪だろう。しばらく後の7時頃には、一時的に地面がうっすらと白くなった。西風も強めに吹くので、少し端折って、30分近くの散歩を、20分位で帰ってくる。

退院後は、ゴンの糞の事もあり、朝晩の散歩は、二人で歩くようになっている。時にすれ違う知人に冷やかされ、『はい、この先どれくらい、こうして歩けるかわからないもので!』 と答えながら。

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終業へ

2024-12-18 16:11:51 | 暮らし

12月18日(水)

出荷の日だが、やることはあまりない。我が家の野菜は、ほとんどない。今まで協力し合っていた仲間の人も、お互いに高齢化。畑仕事も縮小傾向にあるから、以前のように融通しあうこともあまりできない。箱の中身は、寂しいものだ。

今年は、農作業はほとんどできなかった。2月の手術の後は、体力の回復を待って、半年の抗がん剤療法が続く。重篤ではないが、だっらだらとした副作用と、異常な夏の暑さゆえに、畑に出ることはほとんどなかった。抗がん剤が終わり、さあ、少しは頑張ろうと思ったら、腰の手術と、肺の不調による息苦しさ。稲刈りだけは、どうにか終わらせ、品質は最悪だったが、どうにか玄米は保冷庫に積み、貯蔵できた。

しかし、ここまでが限界。これ以上よくなり、今までに近く、畑で野菜を作り続けることは無理だろうと、結論付けた。

宅配野菜便農業は、今年いっぱいで、就業することにした。

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野地温泉

2024-12-18 15:47:52 | 暮らし

12月18日(水)  のち 

月始め、5~6日、二人で温泉に行ってきた。歩くのも少々しんどいし、車以外での遠出は、酸素濃縮器の助けも必要だ。すでに、もう何年も、自分で運転しての遠出は控えている。前回の万座は娘の運転だった。その後は、一人旅の連泊温泉ばかりだった。が。

もう、そうそうできることでもないからと、二人で出かけることにした。二人でとなると、鶏の事もあるから、2泊以上は、?とならざるを得ない。娘は、大丈夫だからというが、私たちの生業であって、一緒に住むとはいっても、別だと思っている私は、おんぶされすぎるのは好まない。だから、今のところは、一泊がよいところ。

バスや、列車の中は動く必要はないから、酸素を吸う必要はない。が、機械は必要、乗り換え時には、結構の距離の移動が必要だし、東京駅では、人ごみの中を、水平垂直の移動を余儀なくされる。やはり、すぐに疲れて、休み休みとなる。買い物などは、連れ合いに任せ、待合室のベンチにということになる。

ホテルでの温泉も、結構歩くことが多い。なるべく階段を使ってと思っても、そうはできなくなる。今回は、二階の部屋から一階の温泉までだったが、最初に数回以外はエレベータの世話になった。階段を利用しての露天風呂には、気に入って入りたいなと思っても、脱衣場につくとハアハアと息切れがして、しばらく休んでからでないと温まることもできない。困ったことには、首まで深く浸かっていると、なんとなく肺が押し付けられるように苦しいようになる。胸を出して腰掛入浴ならそんなことはない。しかし、今回の野地。真白な雪風呂に、冷たい風に舞う吹雪並みの雪舞。とても、半身浴は我慢できず、内風呂に避難。

こんな、体力の衰えを実感しながらの、一泊だったが、温泉は、やはり、よかった。

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押し迫って

2024-12-16 10:56:37 | 暮らし

12月16日 

残すところ二週間となる。

大変な一年間だったが、あっという間に過ぎてしまう。後期高齢者となってからの二度の入院手術は、大きなダメージだった。肺の切除はたかが3割未満といえども、これほどの体力の低下をもたらしてくれるのかと、しみじみと思わせられた。それに加えての、脊椎間狭窄症の手術。腰の手術故に、歩行が制限されることは、体力をかなり衰えさせる。そのうえ、完全に回復することがかなり難しいといわれての手術だったこともあり、術後の状態もあまりよくはない。しばらくは、かなり良くなったと喜び、リハビリを兼ねた歩行、ゴンの朝晩の散歩も、気持ちよくやってこれた。しかし、最近は、どうも思わしくない。以前のようなしびれなどはそれほど感じず歩けていたのだが、太ももの付け根、股関節や臀部の違和感や痛みを感じるようになる。歩き始めてすぐそうなったり、しばらくするといつの間にか消えていたり、また痛みを感じたり。

頑張って、だましだまし動き続けて入るのだが、いざ動こうとすると、億劫に感じ、まあいいかと、立ち上がることをやめてしまう。そんな感じで、動かない時間が増えてしまう。

それに加えての、酸素濃縮器の使用の厄介さだ。何もせずに、読んだり見たりの状態では、息苦しさはない。ごく普通の高齢者の状態で、話す声もしっかりしているし、病人とはくくれない。しかし、家の中でのちょっとした動き以上の行動をすると、息苦しさを感じ、呼吸も荒くなる。しばらく呼吸を整えなくてはならない。そうならないように酸素濃縮器はあるから、外に出て何かやろうとする場合は、酸素濃縮器を背負うことから始めなければならない。

バッテリー充電コードを外して、始動スイッチを入れる。吸入チュウブを両耳にかけて吸い込み部を鼻に入れる。ランドセルのように両肩で背負い、ずれ落ちないようにバンドを閉めベルトを締める。よっこらしょと、ようやくスタンバイ。それほど重くないといっても、数キロもの荷を背負い動き始めるのは、それなりに気を入れなくてはならない。しかも、あまりにきつい作業をすると、息は上がる。どうしても、セーブしてしまう。作業の能率は上がらず、いらいらしてしまう。もう、しょうがないんだからと、気持ちを静めて、どうにか作業を進める。

長時間は続かない。

息苦しさと、足腰の不調の相乗効果で、やれることは知れている。もはや、以前のようには、何もやれなくなったことを、自覚するこの頃だ。

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