畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

段ボール箱

2009-06-30 20:24:42 | 暮らし
6月30日(火)  のち 

午前中は、二人で出掛ける。米の配達のついでに、出荷用の段ボールの注文、ポリ袋の購入を済ますことに。
米やみそ用のポリ袋も、多く使うから、少しの金額の違いもばかにならない。包装用品を扱う段ボール工場は隣の市にある。ちょこちょこはいけないが、ついでの時に、まとめて購入しておく。
段ボール箱も、今までは、たまごをトレイ積みで、発送するため用に、専門の箱を作っておいた。それ以外は、リサイクル箱を安く入手できたので、それをつかっていた。
近くに、牛乳工場があり、大量に使う紙パック用の段ボール箱のリサイクルだった。しかし、その工場が閉鎖されたので、入手できなくなった。また、有機農産物を扱う会があり、タマネギ、ジャガイモなどを大量に取り寄せて、個配にまわしていた。その空き箱は、無料で、もらえていた。その会も移転してしまい、リサイクル箱の入手が、難しくなった。近くのスーパーなどで、ミカン箱などを手に入れ、使っていたが、限界に近くなった。
箱のサイズがばらばらだと、出荷作業は、いろいろ手間がかかる。宅配運賃も高いので、箱も、大、中、小の三サイズはほしい。たまご箱は、中箱として、使えるから、大箱と小箱を、サイズを相談して作ってもらうため、出かけたわけだ。
三サイズを、それぞれ、300個づつ作るよう発注して、今日の用は終わるが、リサイクル箱を使う時に比べると、箱代が10倍くらいになる。農産物以外の経費ばかりが高くなる。いたしかたないのだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

韓国自然農業

2009-06-29 21:00:41 | 暮らし
6月29日(月)  ときどき 

昨日の予報と違い、梅雨の晴れ間となる。畑の土は、しっかり水分を含み、耕したりは難しい。草刈。トマトの畝間にもみ殻を撒き、ついでに米ぬかも撒く。カボチャの畝間は、防虫ネットを掛けてあるので、機械で、中耕できなかった。草がびっしりと、かなり伸びているので、草取り。そんなことで、一日終わる。

もう、15年以上も前になったと思うが、韓国の自然農業が紹介され、かなり衝撃を受けた。そして、その農業を実践している指導者が、日本で、講習会を開催した。その時、私もその講習会に参加した。参加者は、30名弱くらいだったと思う。4~5泊の講習会だった。
農業の講習会なので、当然、何らかの実践もあるだろうと思って参加したのだが、朝から、夜まで、びっしりと部屋での講義だけ。今までの農業をやってきた常識を、経験を、一切捨てることから始めるということで、延々と講義、討論。でも、その時間はそれほど長くは感じなかった。目からうろこというか、とてもよかったし、面白かった。
だけど、なぜ、唐突に、こんな事を?というのは、この講習会、なんと、朝食抜きだったのです。そんなことは、案内に何も書いていません。全員のそろった、講習のスケジュールの発表の時、突然に、さも当たり前のように、発表されたのです。参加者は、バリバリの農家のおやじさんたち。私をのぞいて、朝飯を食わせないなど、詐欺だ、と言わんばかり。講師の趙先生、曰く。「朝は、排泄の時」
作物や、家畜などの命、その自然の摂理、命のあるがままの最善の生育を、人間はただ手助けするだけという、農業の在り方を、実践し、大きなうねりを作りだしてきた、趙氏の、朝飯は食べない、という生活。びっくりはしたが、私自身のこの10年近くの生活。納得の印を再度、押したしだい。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蜂蜜湯

2009-06-28 18:29:38 | 暮らし
6月28日(日)  のち 

天気は、急速に悪くなる予報。午後には降るという。
昨日に続き、大土手の田んぼに。半日もかからず、草刈は終わるはず。昨日のような暑さはなく、作業開始も、快適。ところが、9時を少し回ったころから、ぽつぽつと。降り出した雨は、大降りにはならないが、続く。昼前には、刈り終わるが、今日は、雨でびっしょり。その後は、のんびり、日曜日。

朝食抜きを始めて、何年もたち、その生活パターンが当たり前になっていった。朝起きて、朝食の支度をする。ついでに、その日の昼、夜の食事の段取りもしておく。昼食は、準備などしている暇はない。朝の作り置きに、味噌汁を温めればよいくらいにする。夕飯も、これは文字通りの中心食だから、つまみのようなものが、たくさん必要だ。農作業で、疲れているし、上がる時間も遅くなる。時間のある、朝のうちに、あらかたの段取りをしておかなければ、おいしく一杯というわけにいかない。だから、朝の時間は、貴重だし、張り切って作る。酒の肴にもなるような、惣菜を2~3品用意しておく。
ついでに、娘の弁当なども作ったが、いわゆるカラフルでない、茶色の弁当。娘には不評で、食べずに、捨てられるようなこともあった。ようだ。
そして、家族、5人の朝食時間。わたしは、新聞を読みながら、蜂蜜湯。地元の養蜂家から、入手できた、純粋のミカンの蜂蜜。好きなコーヒーにして、一杯飲む。最初のころは、豆から入れてはいたが、インスタントに変わっていった。
朝食抜きと、一杯の蜂蜜湯。これが健康法といったほうがよいだろう。
残念ながら、ミカンの蜂蜜は、高齢で養蜂を止められ、入手できなくなったが、隣町の養蜂業者から、購入する蜂蜜で、今も続けている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝食抜

2009-06-27 21:17:53 | 暮らし
6月27日(土)  いちじ 

草刈。午前中から、真夏のような暑さ。休み休み、水を飲み飲み、続けたが、昼上りの時には、頭もボーッとする位。まだまだ、体が慣れていない。昼は、少しゆっくり休み、3時前に出かける。

最高の健康法としての、「朝飯抜き」は、しかし、いろいろと批判された。世のほとんど全てといってよい、健康のためにという話は、「朝食はしっかりとりましょう」、学校でも、朝食を取らない子供の健康問題などが、ニュースになっていた。とにかく、現代栄養学は、朝食を取らないことが、あらゆる不健康の源の様に、主張する。私の周りでも、そんな知識をかじった人たちが、やり方を批判する。が、ガンとして聞かなかった。でも、現代栄養学に対し、何らかの、へ理屈で対抗してやろうと思うようにもなった。
そして、思いついたのが、動物の行動だ。
人間も含め、生き物は、生命を維持するために行動するはずだ。食べる為に生きるのではなく、生きる為に食べるのだ。だとすると。
空腹感を感じると、獲物を探す。食べ物を探しまわる。そう、空腹感が、生き物を、食べるという行為に駆りたてる。空腹感こそが、行動の原動力のはずだ。腹が減ったから、まず食べてから、行動する、というのは、ちょっと変じゃないか、と思った。食い物を求めて行動して、(人の場合、労働して)食い物を見つけ、あるいは、捕獲して、しかる後に、食べる。空腹を満たし、満足する。
人間も、その昔、このように、野生の動物として、行動していた。しかし、その過程で、食べ物をストックするようになった。そして、ストックする量の違いが現れ、その社会的関係から、大量にストックする層と、ストックできない層が生まれる。ストックのある層は、食べ物を調達することなく、食べるという行為が行えるようになった。
その普遍化が、食べてから、行動するという、現代の朝食の常識になったのではないだろうか。

ところで、朝食を食べると云う習慣は、いつ頃からなのだろう。
だれか調べてみませんか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腹八分

2009-06-26 20:02:24 | 暮らし
6月26日(金)  ときどき 

畔の草刈り。午前中はモア。午後は刈払機。思い切り汗をかく。水も、2Lのペットボトル一本では足りない位飲む。

自分の健康について、取り立てて、注意していることはない。サプリメントなども使ったことはないし、健康食品の類も取ったことはない。ひとつだけ、それらしく、やっていることは、「腹八分」ということだ。これは、もう、20数年続けている。どういう腹八分なのかは、驚くほど変わったやり方だ。
性格的に、毎食毎食、腹八分に食べるなどということはできない。どこをもって八分なのかもわからない。とりわけ、夕食は、楽しみなビールやお酒。つまみもパクパクだ。
よく、健康のため、食べすぎないためには、夜、何時以降は口にしないとか、夕食は軽く、とか言われている。この常識を破ってしまえ、というのが、私の「腹八分」の実践方法だ。
夕飯は、飲みながら、思い切り食べろ。その代わり、朝飯を抜いちまえ。として始めたのが、朝飯抜きの、腹八分作戦。40歳になるかならないかの時だ。しかも、午前中から、体を動かす、農作業は、待ってはくれない。朝から、たっぷり2杯のご飯を食べていた時だ。始めたばかりの頃、一月位は、しんどかった。しかも、食事当番は、私がやるようになっていた。いい加減な人間なのだが、こればかりは、不思議と、つづけられた。料理を作りながら、味見、味見で、満腹させているのでないの、などと、のたまうご仁もいた。しかし、作りながらの、味見は、指をなめる位で、ほとんどしない。
とにかく、徹底して、昼飯までは、水分以外は、一切口にしなかった。当時は、水道工事をしていたが、10時の一服の時にも、歯を使うことはなかった。
そして、この「腹八分」は、私に、非常に合っていた。昼飯を食べる時間、12時ころまで、口にしないのだから、胃は空になり、一休みするに、十分の時間を与えられた。
私の、夜は飲みたいから、ほどほどにはできない、という、さもしい根性が、実は、最高の健康法を、実践させてくれたのだった。
                           続く

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草刈

2009-06-25 22:13:27 | 農作業
6月25日(木)  いちじ 

気だるさがないと云うことはないが、とにかく、思い切り体を動かす。田んぼの畔の草刈り。周囲が、耕作地でなく、草も刈らない放棄地の田んぼ。だから、田んぼを作っている私が、影響を受けない位の面積、草を刈る。しかも今年初めてなので、草の高さは、背丈くらい。蒸し暑さの中、汗びっしょりになる。
昨日の、血液検査の結果についてのコメント、ありがとう。でも、このような結果は、もう何年も続いているし、これからも続くと思う。そして、この何日かの、体の疲れや、いまいち気力が出ないこととは、関係ないと思う。というか、結果ということを、バネに、今の気だるさから、脱出したいというような気持ちだ。
今日は、それほど無理をしないで、ほどほどに、切り上げる。明日も、草刈の予定。土手の面積が広く、しかも、背丈の高い草の所だ。思い切り汗をかいて、すっきりしたい。
そして、健康について、少し、振り返ってみることにする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

爽快に

2009-06-24 19:54:50 | 暮らし
6月24日(水)  のち 

昨日、気力がわかないと書いたが、その翌日は、たまたまかどうか、先日の、定期点検の、結果のため、病院に行く日だった。朝からひどい雨だ。結果はだいたい分かっている。全く異常なし。のはずだと、駐車場へ。9時半の予約と、この雨のせいか、立体駐車場は、屋上まで満車。そのまま降りて来て、少し離れた、屋外駐車場。誰でも同じだ。こちらは、いくらかの空きがあり、少し並んで、駐車できた。
今回の検査は、血液検査だけ。ついでに、前立腺癌の検査も依頼していたのだが、やはり、異常はなし。想定内だが、現実となると、やはり安心。
この検査が、どこまで、健康のバロメーターかは分からない。しかし、私の場合、いわゆる成人病、メタボリック云々には、程遠い数値しかない。食事なども、取り立てて注意しているわけではない。油ものは好きだし、アルコールは、過ぎる位飲んではいる。たばこも、カードが導入されてからは、ほとんど買っていないが、それまでは、ヘビースモーカーの部類ではあった。
それなのに、総蛋白、中性脂肪、コレステロールなどは、基準値よりも低い。そのうえ、LDLはかなり低く、HDLは基準より高い。その範囲では、異常な健康体なのだ。
今回も、その傾向は、全く変わりない。
次回は、11月。大腸の内視鏡も依頼する。
そんな訳で、今日は、出荷の手伝いを少しやって、あとはなにもしない。出かけたついでに、書店によって、ちょっと気になっていた、PCの雑誌を購入。練習してみる。
さあ、今日の結果に、気をよくして!。明日は晴れそうだ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無気力

2009-06-23 19:01:37 | 暮らし
6月23日(火)  いちじ 

朝方は、いまにも降りそうな曇り空。少しパラパらもする。その後は回復し、晴れ間も出て暑くなる。ところが、どうも心身ともに、すっきりしない。脱力感があり、だるい。頭の中には、あれもやらなければ、これも今のうちに、といくらでもやることはあるのだが、気持ちが乗らない。体を動かせとの指令も、伝達できない。梅雨の晴れ間の、貴重な日なのに、刈払機が、ワイヤが切れて動かないのと同じように、自身、何かが切れた様だ。
それなら、いっそのこと、何もしないで、大いに遊んでしまえばよいのだが、それもできない、貧乏性。だらだらと、なにやかやと、少しづつ手を付ける。
梅雨空を吹き飛ばすように、しゃきっとしなくては!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の一こま

2009-06-22 19:27:07 | 暮らし
6月22日(月)  のち 

パラパラしていた空も、曇りに変わり、午前中は降らなかった。予報も、曇りだったが、午後から、再び降り始め、強く降る時間もあった。
田んぼの草刈りに行くが、一時間少したち、まだ中途の所で、刈払機の故障。回転を伝えるワイヤが切れる。こうなると、作業はできない。機械屋に、部品を取るように電話。引き揚げてくる。機械のほかの場所の点検と掃除。部品が来たら、すぐに交換できるようにしておく。
午後は、雨のため、ハウス内で、タマネギ整理。腐ったタマネギの匂いが、手に沁み込む。

高齢の母の食事について、早速にコメントを頂いた。確かに、人それぞれだろう。が、これから、確実に、高齢者は増えてゆく。しかも、今、世話をしている私たちが、高齢者の、予備軍である。日々の経験を、学び、ストックしておくことは必要だろう。老老介護のため、する方、される方の準備のため。
私の母は、この夏に、91歳になる。私たちが、その歳になるのには、まだ30年ほど、生きなければならない。ということを前提に、数日前の、朝の一こま。
認知症でもある母は、終日、リハビリパンツだ。昼はそれほどではないが、夜はかなりひどい。大量用のパンツでも、足りないことがよくある。パジャマも濡らすし、シーツまでのこともある。
朝、母がトイレに起きると、パンツをはきかえさせることが、挨拶だ。その時、シーツの状態を確認する。連れ合いか、私か、どちらかが確認する。パジャマがどうかは、連れ合いが、母に聞くが、母の答えはほとんど、「濡れていません」。しかし、実際は、濡れていることが多い。
その日も、パンツをはきかえ、部屋にいる母に、聞きに行く。
「おはようございます。パジャマはどうでしたか?」
「濡れていないと思います。」
「そうですか? パジャマはどこですか?」
「はきかえたんですが、どこにおいたかしら?」
トイレ、洗面所、風呂場、部屋の縁側、どこを探しても、ない。思いもかけない所に、おく可能性もあるが、とにかく見つからなかった。デイケアーに出かけたのちに、ゆっくり探すことにして、朝食にする。
そして、昼食時。連れ合いが一言。
「そう云えば、昨日は、パジャマが濡れていたので、洗濯したけど、夜、リハビリパンツだけ渡して、パジャマを出してやるのを、忘れてた。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高齢の食

2009-06-21 19:39:04 | 暮らし
6月21日(日) 

眼が覚めると、窓の外は薄暗く、雨音がしている。予報通りの雨の朝だ。昨日、遅くまで、と云っても、11時過ぎには、布団に入ったのだが、テレビなんぞを見ていたからと、云う訳でもないが、なんとなく、ずるずる引き延ばしてしまった。起床は、6時少し前。急いで、食事の支度にかかる。
今日も、母のデイケアーの迎が、9時前だ。今や、何をやっても時間がかかる、母の動作。7時には、朝食を食べさせないと、間に合わない。起きるのにも、着替えるのにも、時間がかかる。食事だと、声を掛けても、すぐ来るとは限らない。テーブルについても、食べるのは、ゆっくりだ。ゆっくり時間を掛けて、食事を楽しむわけではない。よくかんで食べるわけでもない。
父も晩年そうだったが、ご飯、味噌汁、何種類かのおかず。それらを、順番に片づける、そんな食べ方だ。母の場合、みそ汁だけで、ほとんどご飯を食べてしまい、その後で、お皿のおかずを、一種類づつ、片づけていくように、食べてゆく。食欲はある。連れ合いなどは、おかずが多すぎるのではないかと、云うほどだ。そして、食べ終わると、満足そうに、美味しかったというのだから、肉体の食欲だけで、本能の義務だけで、食べているわけではないようだ。
よく分からないが、高齢になると皆、このような食べ方になるのだろうか。

雨で、のんびりする。タマネギの整理を三時間ほどするだけ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする