10月2日(金)
秋晴れのさわやかな一日だった。日中は、少し動くと汗ばむほどの気温となるが、朝晩は、めっきり涼しく、肌寒いほどまで、気温は下がる。昨、一日から、夕焼け小焼けのチャイムが、5時と、一時間早くなった。それほどに、日のかげる時間が早まったということだ。これからは、一日一日、カウントできるほどに、夜が早くやってくる。体を休める時間が長くなる、冬時間の半年だ。若かりし頃と違い、それを待っているような気持に、苦笑いをしながら、長い夜の過ごし方をと、ブックオフから、何冊もの文庫本を購入した。
今週は、畑の準備をと張り切ったが、そうそう思い通りにはゆかない。一つは、自然現象だ。秋晴れが続くと思ったら、昨日、10月の初日は、しとしと雨の一日となり、外仕事を休んだ。もう一つは、自分の体。気持ちのようには動いてくれない。いくらかは割り引いて、身体に合わすようにと、予定を想定するのだが、どうも、かっての自分の思いにまだ縛られているようで、ついついできる以上の作業量を割り振ってしまいがちだ。明日への申し送り量が、少しづつたまって、何日かすると、はい、一日分となってしまう。だから思ったことで、やらずに済ましてしまうことができてしまう。自然の時の流れの中での作業だから、季節的にやれないこととなり、積み残しのまま時は流れてしまう。
まあ、しょうがない、と、あきらめてしまうことができるようになっただけ、歳をとってしまったのだろうが、それもよし。できることをやって、夜は、のんびりと、明日を待っている。
それにしても、夜の晩酌がほんのちょっとになったので、夜の長いこと。