畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

2014-05-18 18:54:23 | 農作業

5月17日(土) 

出荷の手伝い。モアはどうしてもエンジンがかからず、夕方引き上げてくる。午後は、宮畑のロータリー耕。夏野菜の畝立のため、丁寧に耕してくる。

今、旬の豆が豊作だ。ソラマメは不作で、例年の半分も取れないと思われるが、エンドウ豆が、豊作。エンドウはなかなかうまくゆかず、予定の半分くらいしか取れないことが、当たり前のようで、苦手な作物の一つだった。しかし、今年は、順調に育ち、しかも、成り疲れの症状も出ず、まだ木もしっかりしている。種類も、サヤエンドウ、スナップエンドウ、実エンドウ(グリーンピース)、それと、さやが倍以上に大きくなる仏国サヤエンドウと、4種類育てたが、いずれも順調。だから、ソラマメも含め、5種類の豆が箱に入る。豆だらけと、少々困るかもしれないが、短い旬を味わってと思う。

ところで、今とれる豆、ソラマメやエンドウ類と、大豆(枝豆)やインゲン、小豆類とは、同じ豆でもちょっとした違いがあります。発芽の状態が全く違います。

大豆などは、根が地中に伸びると、豆が芽として、地上に出てきて、それが双葉になります。そして、茎を伸ばし、本葉をつけてゆきます。エンドウ類は、豆自体は、地中に残ったままで、胚のところから、根と芽を延ばします。生物分類からは、当たり前のことなんでしょうが、野菜として育てていると、面白いなと、思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 外泊 | トップ | 畝立 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

農作業」カテゴリの最新記事