10月31日(月) いちじ
水上のほうが、よく晴れたようだ。
アルコールと温泉のほてりで、早く眠ってしまったからもあり、夜中に目が覚める。まだ、日付が変わってすぐの時間。枕もとの冷水を飲み、風呂に行こうかと思うが、まだ早すぎると、うつらうつら。露天は寒いだろうと、内湯を選び、部屋を出たのは、5時少し前。外はまだ暗い。ゆっくりと温まり、汗が収まらないままに部屋に帰るが、途中の販売機。今日は帰る日だが、誘惑には負ける。7時からの朝飯前に、もう一度風呂に入れるだろうからと、ボタンを押す。
朝ぶろに温まっての、ビールのうまさは格別。非日常の楽しみだ。
昼食はバイキングと、ほぼどこでもそうなったようだ。いつもは食べない朝の食事。これも非日常で、ほぼ全種類、たっぷりと腹に詰める。最後の温泉を楽しみ、9時40分に旅館を後に、上毛高原駅へ。新幹線のためだけに、新しくできた駅舎。周囲は何もなく、観光案内所の入るビルの、土産物店で、一時間ほど過ごす。私は、自分用の地酒を一本。
東京駅は13時。バスまで、一時間。駅ビル地下の弁当をベンチで食べながら、バスを待ち、4時過ぎ、帰ってくるが、晩秋の夕暮れは早く、もう薄暗い。
十分楽しんだ一泊だった。
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