畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

終業へ

2024-12-18 16:11:51 | 暮らし

12月18日(水)

出荷の日だが、やることはあまりない。我が家の野菜は、ほとんどない。今まで協力し合っていた仲間の人も、お互いに高齢化。畑仕事も縮小傾向にあるから、以前のように融通しあうこともあまりできない。箱の中身は、寂しいものだ。

今年は、農作業はほとんどできなかった。2月の手術の後は、体力の回復を待って、半年の抗がん剤療法が続く。重篤ではないが、だっらだらとした副作用と、異常な夏の暑さゆえに、畑に出ることはほとんどなかった。抗がん剤が終わり、さあ、少しは頑張ろうと思ったら、腰の手術と、肺の不調による息苦しさ。稲刈りだけは、どうにか終わらせ、品質は最悪だったが、どうにか玄米は保冷庫に積み、貯蔵できた。

しかし、ここまでが限界。これ以上よくなり、今までに近く、畑で野菜を作り続けることは無理だろうと、結論付けた。

宅配野菜便農業は、今年いっぱいで、就業することにした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野地温泉

2024-12-18 15:47:52 | 暮らし

12月18日(水)  のち 

月始め、5~6日、二人で温泉に行ってきた。歩くのも少々しんどいし、車以外での遠出は、酸素濃縮器の助けも必要だ。すでに、もう何年も、自分で運転しての遠出は控えている。前回の万座は娘の運転だった。その後は、一人旅の連泊温泉ばかりだった。が。

もう、そうそうできることでもないからと、二人で出かけることにした。二人でとなると、鶏の事もあるから、2泊以上は、?とならざるを得ない。娘は、大丈夫だからというが、私たちの生業であって、一緒に住むとはいっても、別だと思っている私は、おんぶされすぎるのは好まない。だから、今のところは、一泊がよいところ。

バスや、列車の中は動く必要はないから、酸素を吸う必要はない。が、機械は必要、乗り換え時には、結構の距離の移動が必要だし、東京駅では、人ごみの中を、水平垂直の移動を余儀なくされる。やはり、すぐに疲れて、休み休みとなる。買い物などは、連れ合いに任せ、待合室のベンチにということになる。

ホテルでの温泉も、結構歩くことが多い。なるべく階段を使ってと思っても、そうはできなくなる。今回は、二階の部屋から一階の温泉までだったが、最初に数回以外はエレベータの世話になった。階段を利用しての露天風呂には、気に入って入りたいなと思っても、脱衣場につくとハアハアと息切れがして、しばらく休んでからでないと温まることもできない。困ったことには、首まで深く浸かっていると、なんとなく肺が押し付けられるように苦しいようになる。胸を出して腰掛入浴ならそんなことはない。しかし、今回の野地。真白な雪風呂に、冷たい風に舞う吹雪並みの雪舞。とても、半身浴は我慢できず、内風呂に避難。

こんな、体力の衰えを実感しながらの、一泊だったが、温泉は、やはり、よかった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする