ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

フローベール作 生島遼一訳 感情教育(上・下) 岩波文庫

2018-03-28 00:07:52 | エッセイ
 19世紀フランス文学の傑作である。一定の年齢になったら、新刊を追うことはやめて、19世紀フランス小説を中心とした古典を読み漁ることで時を過ごしたいと夢想してきた。バルザックとか、ゾラとか、モーパッサンとか、フローベールとか。  なぜか、デュマとか、ユゴーとかは、範疇に入ってこないが、まあ、付随して読むこともあるだろう。  ああ、あとは、あのスペインの風車小屋に突撃する、ラマンチャの騎士、えー . . . 本文を読む