気ままな思いを

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綴る雑日記です 

熱中症を防ぐには・・・・・

2009-07-26 | 医療関係


7月9日に、「屋内の熱中症」をとりあげましたが、
日野原 重明医師の「熱中症を防ぐには」、の記事が
ありましたので、ご参考になさってください。

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熱中症は高温環境で、激しく汗をかきながら、筋肉を使う作業や、
スポーツをしたときに起こる、症状です。

ふつう、体内の水分が汗となって、蒸発する際には、気加熱と共に、
体温が外気に放散されます。
体温調節機構が働いて、体温の急上昇が抑制されるのです。

ですが、高温化ではこの機構がうまく働きません。

体がまだ高温に慣れきらない今ごろの時期が、最も危険なのです。
運動中は、まめに汗をふいて、皮膚からの放熱を、助けるべきです。

高温化で激しい活動が続くと、血液や組織液中にある塩分が、汗と
一緒に失われ、筋肉の興奮が高まって、筋肉痛を伴うけいれが起きます。

さらに、腹痛が起こり、胃液を吐くこともあります。
また、口の渇きがひどくなり、めまいや腹痛も起こります。


手当が遅れると、体温は40度を超え、手足の末梢血管が拡張して、
血管内膜に障害がおき、体の各所に出血が起こります。意識を失い、
瞳孔が開いてショック状態となり、命にかかわることもあります。


少しでも症状を感じたら、風の当たる涼しい所で休養し、適量の塩が
入ったスポーツドリンクをたっぷり飲んで、水と塩分の補給をすべきです。

またぬれたタオルを体に当てて、意識的に体温を下げるのも、良い方法です。
意識がない人は、病院に急送して、処置をうけさせなければなりません。

糖尿病や心臓病、高血圧、腎臓病を持つ人は、熱中症にかかりやすく、
高温の室内で生活する老人は、特に用心すべきです。
我慢せずに、冷房を使うべきです。


   *** 朝日新聞・97歳・私の証 あるがまま行くより、抜粋にて ***


これから、暑さ厳しくなりますので、水分補給なさって
熱中症には、くれぐれもお気をつけください!!。

  
  

7月22日、20:45分頃に開花した、ピンクのサボテンです