3月のワイン会は「さつま」でした。
テーマは「造り手とテロワールの関係」。
ワインは葡萄の加工品(三次産業・農産物)なので、それが造られる産地と密接な関係になります。
乾燥気味で気温が高ければ、アルコールが高く芳醇なワインになるし、
日本みたいに、秋の収穫時に秋雨が多く冷涼であれば、ワインは軽く仕上がります。
更に、産地に住む人々の食生活とも密接に絡み合います。
肉や乳製品が多いと、ワインもそれに応じて、フルボディのものが好まれますが、
魚介や野菜、穀類が多いとすっきりした味わいのワインが好まれるという具合です。
今回のワイン会では、そうしたワインの生産地と味わいの傾向の違いを見極めようと努力しましたが、酔いが回ると訳が分からなくなります(笑)。
それに最近のワインは「ライト化」していて、極めてフルボディのワインが少なくなりました。
「食」自体が健康志向です。
昔みたいにバターや砂糖、香辛料をいっぱい使って仕上げる料理は鳴りを潜めています。
先日は、日本の飲料メーカーがストロング系(高アルコールのチューハイやハイボール)の販売中止を決めました。
何を言わんかです。
アメリカのクラフトウイスキーのこれは絶品でした。
>酔いが回ると訳が分からなくなります・・・
確かによくあることです(笑)
久しくワイン会をご無沙汰なジジイです💦
農産物らしい、一期一会の味わい、ヴィンテージによる違いがあるから、
楽しみはエンドレス!