(2012.04.15訪問)
久々、葛城古道を走りました。
南阪奈道路葛城ICから県道30号線へ、葛城古道です。山麓沿いにはまだまだ薄紅色が山肌を飾っています。
南へ五条を目指します。高天で県道30号線から261号線へ入ると間もなく左手に五条市5万人の森公園が開
けます。
このアタリに草谷寺に向かう道がある筈なんですが…、標識が見当たりません…。道を訪ねるにも人の姿も
ありません、261号線を行ったり来たり、ついに道しるべ発見!
しかしこれじゃ北方面からは発見不可能、南向いてますもん。しかも小さい。クルマのための道しるべでは
ないんでしょうキット。
ナビのないクルマの悲しさモロ、帰ったらオートバックスに行こうかな。
▼ヤット見つけた草谷寺への道しるべ。
[ 草谷寺 ]
●山号 岸野山(きしのさん)
●寺号 草谷寺(そうこくじ)
●宗派 高野山真言宗
●開創 伝役行者小角
●本尊 薬師如来坐像(重文) 脇侍日光、月光菩薩立像
草谷寺縁起
役行者の草創と伝わりますが、伝承のみで詳細は不詳だと云うことです。
▼参道石段。結構急な石段です。
▼桜花散りだす風情、踏むのがはばかれます。
▼説明板。
▼本堂。宝形造、桁行3間、梁行3間、桟瓦葺。本尊 薬師如来坐像(重文) 脇侍日光、月光菩薩立像。
▼本堂正面には真新しい扁額が。
▼見てください! 本堂屋根の宝珠と桟瓦の造形、これこそ宝形の美。だと思います。
▼境内の桜。
▼袴腰で基壇上に建つ鐘楼。
▼薄紅色に埋もれるお地蔵さん。
▼宝篋印塔。
▼像高50cmくらいの可愛い六地蔵さん。
▼経文塚。本堂裏山にヒッソリと建てられていました。由緒は全く分かりません。
▼収納庫。本堂から少し離れたハードな石段の上に建ってます。
遷都1300年祭の時には相当な人出だったと聞きました。今は厳重に施錠されています。
内には薬師如来立像、聖観音菩薩立像、不動明王坐像、十二神将像、役行者像などが収蔵されています。
▼境内からの山また山。桜は今盛りです。
遷都1300年祭の時に人気を博した草谷寺。通常は本堂も収納庫も非公開だそうで、今日は山寺の雰囲気をと
いうことで訪ねてみました。
今日の第二弾!もう一つの山寺大澤寺へ。このお寺も大変な山寺と聞いています。
神社・お寺巡り ブログランキングへ