土曜日は古寺を歩こう。

寺勢華やかな大寺も、健気に法灯を守り続ける山寺もいにしえ人の執念と心の響きが時空を越え伝わる。その鼓動を見つけに…。

當麻寺中之坊、香藕園は奈良三名園の一つです。

2014年05月27日 | 奈良の古寺巡り


(2014.05.24訪問)

古刹名苑も最強お花のシーズンが終わると、こんなものかの印象。ほとんど参拝者はいません。イーゼル立
てたキャディ風ムカシおねえさんが境内各所で筆を走らせています。何処かのグループなんでしょうかね、
この暑いのにホンマにご苦労さんでございます。
今日は當麻寺塔頭の二寺院を訪ねます。古寺古刹巡りと云うよりも今日は名刹庭園拝観と云うことで、先ず
中之坊から。


▼當麻寺のヒロイン中将姫、一夜で當麻曼荼羅を織り上げたんですよ。





[ 當麻寺 中之坊 ]
●寺号 當麻寺 中之坊 (たいまでらなかのぼう)
●開基 伝 役行者小角 (えんのぎょうじゃおずぬ)
●開創 伝 七世紀末
●宗派 高野山真言宗
●本尊 十一面観音像立像 愛称 導き観音 
▲奈良県葛城市當麻1263 中之坊 TEL.0745-48-2001
▲拝観料 大人500円 お抹茶接待400円 御朱印300円
▲拝観時間 9:00~17:00
▲HP http://www.taimadera.org/guide/1/index.html
▲近鉄南大阪線「当麻寺」下車 徒歩15分

当麻寺 中之坊縁起
當麻寺最古の塔頭で、當麻寺が開創後、役行者が熊野権現を勧請、道場として開きました。奈良時代には、
中将姫の師である實雅が住房とし「中院」とよばれ、山内の筆頭寺院として代々當麻寺を護持してきました。
九世紀弘法大師が弟子實弁に真言密教を伝え以後、當麻寺は真言宗の霊場となり、中之坊は別格本山として
當麻寺信仰の中心になっている。導き観音を本尊として祀り、大和三名園として名高い庭園香藕園や、春の
牡丹は特に有名です。


▼初めて降りた当麻寺駅からお寺への参道が一直線。牡丹が終わると人影見えず。





▼十分ぐらいで仁王門に。





▼中之坊山門。





▼頭上におとなしく待っている兄弟がいました。





▼庫裡。拝観受付です。





▼本堂 (中将姫剃髪堂) です。
 中将姫が師の實雅上人により剃髪されたお堂。本尊 十一面観音像立像 (愛称 導き観音)。

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▼本堂扁額。





▼本尊 十一面観音菩薩立像。





▼さて、池泉回遊式庭園、名勝香藕園 (こうぐうえん)です。



中之坊庭園は、大和三名園(竹林院、慈光院)と賞される池泉回遊式兼観賞式庭園。東塔を借景とし心字池
を中心とした桃山期の名庭。江戸時代初期、第百十一代後西天皇の行幸に際し、第四代将軍家綱の茶道指南
役であった片桐石州公が現在の姿に改修しました。内庭と外庭を区切る土塀を低く作ることで、狭い土地に
奥行きをもたせる工夫がなされています。昭和九年、奈良県で最初に文化庁の保存指定を受けています。
(中之坊HPから抄出)


▼心字池には睡蓮増殖中。













▼心字池にかかる石橋。





▼低い土塀と飛び石散策路。





▼時々こんなのがいます。





▼お庭にはこんな花や





▼こんな樹や





▼こんな花や





▼こんな花がところどころにそれぞれ樹々の数は少ないですが色香を添えています。





▼客殿。ここでは写仏体験が出来るそうです。





▼香藕園から見た杮葺きの書院。ここでお抹茶がいただけます。





▼名勝香藕園は大和郡山慈光院でお馴染み、この片桐石州さんが改修したんですよ。





▼このお部屋でお抹茶がいただけます。









▼書院鶴の間。このお部屋の右に後西天皇御幸の間があり玉座が置かれてます。





▼書院の奥に護摩堂。





▼お庭から見る東塔。





▼御朱印です。





庭園のこの時期、鬱蒼の緑に埋もれたお庭には、花の彩りは多くはありませんが、緑の変化が楽しめ、樹々
の緑から溢れるフィトンを全身に受け、健康この上ない恩恵が受けれそう。そしてお部屋で一服のお茶と銘
菓をいただきながら、名園を心行くまで、この風情もまた精神衛生上非常に結構かと、皆さんもいかが!



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