(2014.07.12訪問)
小学校、中学校の遠足や修学旅行でこの金閣寺に来た記憶がないんです。半世紀以前から今日まで、この世
界遺産のキンピカを見た記憶がありません。要するに初めてこの金閣寺にやって来たわけであります。さす
が世界遺産、この蒸し暑い日でも人で溢れかえっていました。
そうそうここは確か日本国京都市内ですよね、一瞬、異国へ来た錯覚、聞こえる言葉は異国語ばかり、団体
で喚いている紅い国の言葉、新羅後裔国の言葉、遠慮勝ちに英語が僅かに。
我が同朋はどこへ行ったんでしょう。
▼鹿苑禅寺舎利殿。これが金閣なんですネ。
[ 金閣寺 ]
●寺号 金閣寺 (きんかくじ)正式名 鹿苑寺 (ろくおんじ)
●開創 応永四年(1397年)
●開基 足利義満 (あしかがよしみつ)
●開山 夢窓国師 (むそうこくし)
●宗派 臨済宗相国寺派 相国寺山外塔頭寺院
●本尊 聖観世音菩薩坐像
▲京都市北区金閣寺町1 TEL.075-461-0013
▲拝観料 400円 御朱印300円
▲拝観時間 9:00~17:00
▲HP http://www.shokoku-ji.jp/k_about.html
▲市バス 12、59系統「金閣寺前」下車すぐ。101、102,204,205系統「金閣寺道」下車5分。
▲平成六年 (1994年) ユネスコ世界遺産に登録
金閣寺縁起 (金閣寺HPから抄出)
正式名称を鹿苑寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つ。舎利殿「金閣」が特に有名なため一般的に金閣寺と呼
ばれています。元は鎌倉時代の公卿、西園寺公経の別荘を室町幕府三代将軍の足利義満が譲り受け、山荘北
山殿を造ったのが始まりとされています。金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世にあらわしたと
言われ、有名な一休禅師の父である後小松天皇を招いたり、中国との貿易を盛んにして文化の発展に貢献し
た舞台で、この時代の文化を特に北山文化といいます。義満の死後、遺言によりお寺となり、夢窓国師を開
山とし、義満の法号鹿苑院殿から二字をとって鹿苑寺と名づけられました。
▼金閣寺世界遺産碑。
▼総門を潜ると左手に、
▼鐘楼。一撞き200円也。おじさんが待機してます。
▼立派な庫裡。左手に人見えます? 拝観受付に並んでる人たち。
▼拝観料400円を払い、鏡湖池に。
室町時代の代表的な池泉回遊式庭園。衣笠山を借景とした風景は美しく、国の特別史跡及び特別名勝に指
定されてます。残念ながら池の周遊は出来ません。
▼キンピカ大好き! メインビュー舎利殿が目前に! とっても遠慮がちなゴールドです。が映り込みがキレ
イと自分では思ってるんですけど。
舎利殿 (金閣)。 (金閣寺HPから抄出)
二層と三層は、漆の上から純金の箔が張ってあり、屋根は椹の薄い板を何枚も重ねた柿葺で、上には中国で
めでたい鳥といわれる鳳凰が輝いています。一層は寝殿造法水院、二層は武家造で潮音洞とよばれています。
三層は、中国風の禅宗仏殿造で究竟頂とよばれ、三つの様式を見事に調和させた室町時代の代表的な建物と
言えます。 昭和六十二年(1987年)漆の塗替えや金箔の張替え、更に天井画と義満像の復元を行いました。
▼特等席! 前に出るのが大変。
▼名残の花。
▼キンピカ大好き! ドーンと舎利殿! と云ってもこの写真も輝きは鈍かった。
▼鏡湖池と葦原島と舎利殿。
▼舎利殿テッペンの金の鳳凰。
▼方丈 (本堂)。本尊 聖観世音菩薩坐像. 単層、入母屋造、桟瓦葺。
通常は非公開。ときに公開されるそうですが、HPを含め告知がないらしく皆さん怒ってました。
▼陸舟の松。見るからに迫力満点、樹齢約600年、京都三松の一つ、義満の盆栽から移され、帆掛け船の形
に仕立てられたといわれている五葉松。
▼銀河泉。義満がお茶の水に使ったと伝えられる泉。
▼2.3mの龍門滝に打たれる鯉魚石。鯉が滝を登りきると龍になるという中国故事にちなんでいるそうです。
▼金閣寺垣。縦も横も丸竹を使い、冠竹を使って簡素で趣のある竹垣。あちこちで見ることができます。
▼中央の島に、西園寺家の守り神といわれる「白蛇の塚」が建っています。
▼夕佳亭 (せっかてい)。後水尾天皇献茶の舊跡。金森宗和好み、内部は見えませんが、中央床柱に南天の古
木、違い棚は萩の木を組み合わせています。
▼オープン茶席が設えてあります。紅葉時の一服は良さそうですネ。
▼不動堂。本尊秘仏石不動明王 (重文)。節分と八月十六日に特別開扉法要が行われるそうです。
▼朱印。
せっかくの舎利殿、ボク達は遠く池越しに拝観するしか手はありません。
舎利殿内部は写真でしか見ることは出来ない。見てみたいなァ!! 入ってみたいなァ!!
池泉回遊式庭園をうたいながら周遊出来ない。周遊したいなァ!! 歩いてみたいなァ!!
拝観者の欲かなァ!!
▼午後三時の出町出会い。夏ですなァ!!
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