土曜日は古寺を歩こう。

寺勢華やかな大寺も、健気に法灯を守り続ける山寺もいにしえ人の執念と心の響きが時空を越え伝わる。その鼓動を見つけに…。

白毫寺、花のお寺へ桔梗チェック。

2014年07月22日 | 奈良の古寺巡り


(2014.07.19訪問)


丁度一年前の7月19日にここ白毫寺を訪ねています。 http://blog.goo.ne.jp/mrslim2/d/20130724

花のお寺は、今桔梗盛りのはずと相当意気込んでやってまいりました。
昨年グーでも、今年もグー! とはいかないようで。
まだ早いのか、もう遅いのか、よく判りません。

まァ時機を逸したのは間違いありません。


▼桔梗。





[ 白毫寺 ]
●山号 高円山 (こうえんざん)
●寺号 白毫寺 (びゃくごうじ)
●開基 不明
●開創 不明
●中興 叡尊 (えいそん)
●再興 空慶 (くうけい) 慶長年間
●宗派 真言律宗
●本尊 阿弥陀如来坐像 (重文) 
▲奈良県奈良市白毫寺町392 TEL.0742-26-3392
▲拝観料 400円 朱印300円
▲拝観時間 9:00~17:00
▲関西花の寺第十八番札所
▲JR奈良駅、近鉄奈良駅から市内循環バス「高畑町」下車徒歩20分


▼みちしるべ。左真っ直ぐ5分。





▼参道石段右の萩がなくなっています。なんで。





▼この山門を見るとアア白毫寺、どこか懐かしい感じ。





▼山門越え参道は萩の石段。両側にびっしり萩緑で埋め尽くされ、もうすぐですね、赤と白の競演。





▼本堂。桁行五間、梁間五間、寄棟造、向拝一間 本瓦葺、背面桟瓦葺。  
 本来のご本尊は、いま宝蔵に保管されています。



手前右のピンクの花、見えます?


▼この蓮です。唯一最後の蓮花ではないでしょうか。





▼宝蔵前に小径を挟んで、寄植えの桔梗が植わっています。





▼御影堂。





▼白桔梗が半々。





         ▼御影堂本尊として再興に尽力した興福寺の学僧空慶上人をお祀りしています。





▼現状、花数が疎らでやや小粒。花芽、蕾は付いてますが、時期的に?





▼桔梗。





▼宝蔵。白毫寺のお像の大半はこちらで見ることができます。





         ▼白桔梗の方が目立っています。





▼宝蔵本尊。阿弥陀如来坐像 (重文)。像高138cm、檜材寄木造。白毫寺のご本尊。
 造像時は漆箔を施されていたらしいですが、ほとんど判りません。螺髪はやや小さめで、伏し目のお顔は
 非常に穏やか、品のいい阿弥陀さんです。

  



▼灯籠と疎らな桔梗。





▼右、太山府君 (重文)。像高129cm、鎌倉時代。仏師康円。
 左、興正菩薩叡尊 (重文)。像高73.9cm、寄木造。鎌倉時代。





▼桔梗。













▼境内。





         ▼境内東の石仏の道。





▼見晴らしのいい境内からの見晴らし。





         ▼ちょっと淋しかった白毫寺の桔梗でした。





▼御朱印です。






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