(2014.11.22訪問)
穴太寺から十分足らずのところ、紅葉の名刹神蔵寺を訪ねます。こちらに着いた時、参道入り口のみかえり
ばし付近は人で一杯、とりどりの彩錦、今がピークと思うほど。ところが山門内は人気なしに色気なし、な
んでやねん! そうほとんど散り紅葉でした。
▼今日ピカイチの光景と思ってるんですが!
[ 神蔵寺 ]
●山号 朝日山 (あさひざん)
●寺号 神蔵寺 (じんぞうじ)
●開基 伝教大師最澄 (でんぎょうだいしさいちょう)
●開創 延暦九年 (790年)
●宗派 臨済宗妙心寺派
●本尊 薬師如来坐像 (重文)
▲拝観料 300円(志納) 朱印 300円 駐車場無料
▲拝観時間 9:00~17:00
▲京都府亀岡市稗田野町佐伯岩谷ノ内院ノ芝60 Tel.0771-23-5537
▲JR嵯峨野線「亀岡」駅下車 京阪京都交通バス「国道佐伯」バス停で乗り換え
亀岡市ふるさとバス「グリーンハイツ口」バス停から徒歩約20分
クルマかタクシーが無難です。
▼参道入口から見る限りとてもオシマイとは思えません。
▼小川に架かるみかえりばしを渡ると境内です。
▼銀杏黄葉の流れ。
▼神蔵寺の縁起が丁寧に書かれた案内板です。
▼密度の濃ゆ~い紅と黄。
▼ちょっと控えめの楓。
▼寺標です。
どしたらもっと上手く写真が撮れるんでしょう。
▼鮮やかに燃えてます。
▼ちょっと淋しい山門附近。
▼もっと淋しい庫裏附近。楓はすっかり裸です。
▼神蔵寺最大の景観はすでに見る影なしですネ。
▼石段を上がると本堂です。いまこちらにはご本尊はおられません。
桁行五間、梁間四間、入母屋造、本瓦葺、一間向拝付。承応二年 (1653年) 再建。
▼扁額は瑠璃殿と書かれています。
▼須弥壇奥のモノクロ写真見えます? この方がご本尊、今本堂後ろのお堂におられます。
▼左脇は客間設えになっています。
▼お庭も心なしか淋しそうじゃありませんか。
▼後ろの山が朝日山だそうです。
▼本堂裏に東方閣薬師堂。お寺の本尊薬師如来坐像 (重文) が薬師三尊として奉安されているそうですが今日
はまみえる事は出来ませんでした。
境内横を流れる小川に沿って少し歩きましょう。と云っても水は流れていません。
▼散り紅葉の流れもまた一興。
▼少し下流の紅葉もまだいけそうです。
▼踏みしめるのが気の毒なような石段の散り紅葉。
▼燃えてますネ~。
朝日山への登山道を少し登ると…。
▼きれいな友禅綾錦に出会えました。
▼最後に今日のピカイチをもいちど。
▼御朱印です。
本堂階段横の紅葉見たかったんですがと、お寺のお母さんにお聞きしたところ、ピークはやはり十日くらい
前が一番との事。紅葉の時季の微妙さは地域の差は勿論のこと、狭いお寺境内の中でも場所により相当差が
あるようなんですが、亀岡はやはり京都一紅葉の早い所だそうです。
よくよく考えると紅葉に気を取られ、お寺巡りをしていることを忘れていました。ハンセイ!
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