塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ガンバ、6失点でレイソルに完敗

2012-07-01 23:04:08 | 日記
 ホームでレイソルに6失点。

 ガンバはどうするつもりでしょうか?

 早々と監督を交代し、前線の柱をラフィーニャからレアンドロに変更し、ワールドカップ
の中断期間にはキャンプを実行し巻き返しを図る準備を行いました。

 それでも結果はついてこず、現在の順位は降格圏の18位。

 昨年のレッズも指揮官と現場のミスマッチが最後まで尾を引きましたが、今年のガンバは
その上をいくひどさです。

 ガンバは既に

 「松波監督」

 という伝家の宝刀を抜いています。

 ミスター・ガンバからファンから愛されてきた人物を、本人は不本意な立場で受け、
フロントの失態を覆そうとしています。

 もし今季2度目の監督交代を行えば、球団社長の責任問題にまで発展すると思います。

 ワールドカップ予選が再開すれば、要である遠藤と今野の離脱は決定的ですし、今の
うちに引き分けも含めて勝ち点を積み重なる必要があります。

 セレッソも17位に喘いでいますし、シーズン終了後西のクラブが下位を占める割合
が増すかもしれません。
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カッサ-ノとガスコイン、優れた素質を得たふたり

2012-07-01 22:51:40 | 日記
 僕は何となくですが、手負いのイタリアが2012年の欧州選手権を制覇するような
気がします。

 もしアズーリが優勝すれば、1968年以来の戴冠となります。

 この時の代表GKがディノ・ゾフだということを考えますと、44年という時間の長さ
が痛感できますね。

 カッサーノが光り輝いた欧州選手権2004、僕はひとつの懸念がありました。

 彼の実力はアズーリの誰よりも優れているが、その自由奔放すぎる性格がカッサーノ
のサッカー人生を狂わし、これが最後の国際舞台になってしまうのではないか?

 そう思えたんです。

 僕はこの気持ちを、あれだけの技術と才能に恵まれながら、アルコールを含む自身の
様々な問題で停滞してしまった

 「ポール・ガスコイン」

 と重ね合わせたんです。

 ガスコインが仮に節制し練習に懸命に励む性格だったなら、もっと沢山のビッグ・トー
ナメントに参加し、ベッカムやシアラーと競演できたと思えました。

 カッサーノも恩師であるカペロが

 「カッサナーテ」

 という造語、意訳すれば何の利益ももたらさい行為に終始していた時期もありましたか
ら、彼の活躍を見て喜ぶ人間は多いと思います。

 スペインからすればカッサーノとバロテッリの即興に注意せねばなりません。

 この「読めない」プレイが沈黙すれば、スペインの優勝が現実味を帯びます。
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ドイツが抱えるジレンマ

2012-07-01 22:41:35 | 日記
 ドイツ・ワールドカップを含む4つのメジャー大会で4強進出。

 もしこの結果が大国ドイツ以外の国ならば、批判ではなく賛辞で迎えられたことでしょう。

 しかし優勝に手が届きそうで届かないもどかしさ。

 このじれったい気持ちをドイツ・ファンはどうしようもできず、従って指揮官のレーブ
を批判することで、心の安定を求めていると思います。

 特に今回の欧州選手権はスペインとの距離が格段に狭まったという自信もあったでしょう
から、尚更イタリアに敗れたことが納得できないのでしょうね。

 特にイタリアは戦前から前評判も高くありませんでしたから。

 ドイツのようにサッカーの歴史に燦然と輝く結果を残してきた国が、1996年以降
国際舞台のタイトルから遠ざかっていることは、やはり由々しき問題です。

 ブラジルは1994年に優勝するまで24年間ワールドカップとは縁が無く、アルゼン
チンは1993年のコパ・アメリカ優勝から今日まで19年、タイトルから見放されてい
ます。

 ドイツの16年という期間は、この2強に比べると短いですが、もう我慢の限界にきて
いると見て良いでしょう。

 ドイツは昔から質実剛健なサッカーを体現してきた一方、

 「意外性」

 という面が少ない国でもあります。

 ギュンター・ネッツアーにマリオ・バスラー、そしてセバスチャン・ダイスラーなど、
卓越した技術と想像力に溢れた選手がいたことも確かですが。

 一方ベルント・シュスターのように、自ら代表の扉を閉ざした選手もいました。

 バロテッリやカッサ-ノのような意外性、即興ができる選手が今後ドイツでもより重要
となるか、ゲッツェ、そしてエジルの今後に注目です。
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背番号の系譜 パルセイロの7番

2012-07-01 00:24:39 | 日記
 偉大な選手の背番号を引き継ぐことは、どんな選手にとっても緊張するはずです。

 例えば今季からパルセイロの背番号「7」は、ジェフ・リザーブスから加入した佐藤
悠季が背負っていますが、この番号がアンバサダーを務める土橋がつけていたんですね。

 バルセロナでは「4番」が特別であるように、今後パルセイロがこの

 「7番の系譜」

 が時間と共に受け継がれてゆくはずです。

 実際2012年のイヤーブックでも、佐藤は

 「パルセイロのナンバー7を継ぐ男
  両足から放たれるパスで勝利に導く」

 と紹介されています。

 それだけ前任者が山雅から移籍してきた当初からクラブに溶け込み、ヴァンフォーレ
時代嫌っていたファン・プロモーションを率先して行なってきた証拠と言えます。

 バドゥも薩川監督も、彼を中軸に戦っていましたしね。

 でも背番号を引き継ぐ事は「前任者のコピーをしろ」という意味合いではありません。

 確かに見る側は面影を新参者に重ねますが、それはこちらの勝手、わがままであり、選手
本人は自分の持ち味を出す事に専念すれば良いと思います。

 セレッソのファンが「8番」について語ってゆくように、パルセイロは「7番」に関して
は他のポジションよりも厳しい批評を与えるはずです。
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清武から柿谷へ、セレッソのリレー

2012-07-01 00:16:18 | 日記
 敗戦が頭を過ぎった試合終了直前、同点ゴールを奪ったのは柿谷でした。

 これはゴールを奪った柿谷だけでなく、後半36分に退いていた清武も嬉しかったと
思います。

 このホーム最終戦、雨のなか3万人集まったセレッソファンの為にも、彼らは負けられな
い状態にありましたしね。

 森島から香川へ
 香川から清武へ

 セレッソの顔が纏う背番号「8」は、きっと柿谷が背負う形になるのでしょう。

 徳島ヴォルティスで選手として、人間としての道徳を覚えた柿谷。

 彼はレンタル移籍の前は随分と練習に遅刻していたと聞きましたから、徳島での日々で
考えることが幾つもあったのだと思います。

 実は今セレッソは17位と降格圏に近い順位なんです。

 清武の売却は金銭面で旨味がありますが、戦力としては厳しい側面がありますが、首脳
たちはこの柿谷の覚醒を待っているはずです。

 もし日本の移籍市場がここまで活発でなければ、乾も香川も残留していたかもしれま
せん。

 でも逆に彼らが抜けたからこそ、清武と柿谷、キム・ボギョン、ケンペスなどの存在
が大きかったのです。

 セレッソのファンが拍手で見送った清武。

 まずは召集されるであろう五輪での戦いを期待します。
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