塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

酷暑の中で考えたこと

2012-07-16 21:08:25 | 日記
 今日のような真夏日に、甲子園の予選を戦う高校生たちはどんな思いで球場に出かけた
のでしょうか?

 スタンドで観戦しているだけの汗が滲むのですから、ストッキングやシャツを纏ってい
る彼らは、更に暑さと戦っているはずです。

 そう考えますと、サッカーが屋外スポーツでは随分軽装の部類に入ることがわかります。

 特にアディダスの技術

 「クライマクール」

 は360度ベンチレーションという形で、その高い通気性は近年トレーニングシューズ
にも採用される形になりました。

 それだけ軽量化もされているわけで、今後もアディダスの基本技術として受け継がれて
ゆくはずです

 ちなみにポカリスエットのCMに長友祐都が選ばれましたね。

 先日までダルビッシュ有が起用されていましたが、早い段階でのリニューアルになりま
した。

 日本代表はキリンと契約していますが、澤穂希がコカコーラのアクエリアスに出演して
いることを考えると、さほど細かい

 「出演規定」

 は無いのかもしれません。

 長友にしては普段ポカリを飲み、代表の試合でキリンを飲むのは最初の内は違和感を
感じるかもしれませんが。
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元マリ代表FW、新天地に北京を選択

2012-07-16 20:59:16 | 日記
 フレドリク・カヌ-テの後を追い、ジュリアン・エシュクデも北京国安と契約を
結ぶかもしれません。

 (情報源はゴール・コム)

 この元セヴィージャの選手がアンダルシアとはまったくかけ離れた土地へ出かけよう
としているのは、それだけリーガとチャンピオンズ・リーグが

 「苛烈」

 な戦いを選手達に強いている証拠だと思います。

 確かにチャンピオンズ・リーグが最高峰の舞台であることは誰もが知っていますが、
何年も同じ事をしていると、消耗が刺激を上回ってしまうのですね。

 つまり競争から「身を置きたい」と考えても不思議ではありません。

 僕自身がCリーグの映像を見た事は無いのですが、スペースとプレスに関して言えば
スペインよりは甘さが目立つと思います。

 一足先に上海と契約したドログバが

 「中国に来たのはお金のためでは無い」

 と宣言しましたが、ギャランティが日本と韓国と比べて良いことは明らかです。

 またロシアと中東は、選手の契約に関してきな臭い情報もありますから、彼らを今後
敬遠する選手が増えるかもしれません。

 そうなると、Cリーグの勢いは更に加速し、数年後アジア王者に輝くクラブが誕生する
確立が高くなります。
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選手に対する声の掛け方

2012-07-16 17:32:23 | 日記
 五輪代表となでしこ達が、いよいよ日本を発ちました。

 羽田空港には多くのファンと報道陣が詰めかけ、監督と選手の表情を追いかけていまし
たが、僕が気になったのは

 「頑張ってください」

 という声の掛け方です。

 選手たちが頑張っている事は確かですので、頑張っている人間、汗を流している人間に
「頑張って」という声のかけ方は、彼らを

 「辱めている」

 ように思えました。

 以前にも記しましたが、頑張れることはそれだけで凄いことであり、大変な才能だと
僕は思っているのです。

 誰もが頑張れるわけではありません。

 そうでなければ今夏の欧州選手権を開いたウクライナとポーランド、2014年のワール
ドカップを迎えるブラジルに対し

 「スタジアムの建設が全く進んでいない」
 「ホテルの部屋代を値上げするふてぶてしさを何とかしろ!」

 という批判は存在しないでしょう。

 アテネ五輪もそうでしたが、皆が「頑張っていれば」と思いますが、日本人はこの感情
を事の外大切にしすぎる印象があります。

 僕が記者なら「頑張って」という掛け声ではなく、

 「気をつけていってらっしゃい」

 と言うでしょうが、選手からすれば周囲の視線はもうどうでもよく、本番だけを目指して
いるのでしょうが。
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日本代表の布陣を再考する

2012-07-16 17:21:40 | 日記
 アズーリが対スペイン戦において、布陣を3-3-2-2に変更した事が周囲を
驚かせました。

 日本も定期的に3-4-3を取り入れていますが、アズーリの面々が監督の戦術
変更を見事にこなした事を比べると、日本の技量はまだそれほど高くないのかもし
れません。

 この3-3-2-2を日本代表が取り入れますと、遠藤をふたりのインサイド・
ハーフが護る形になります。

 またプレイ・メイカーをふたり置けますから、香川と本田の競演は簡単に実現し、
前田遼一で決まりつつあるFWも、2トップの形に変更できます。

 異なった性質のFWをふたり起用できれば、日本の柔軟性は更に高まります。

 しかし日本がこの布陣で戦うことは無いでしょう。

 皆さんもおわかりでしょうが、3-3-2-2では両翼からの攻撃が停滞し、岡崎に
宮市、そして宇佐美といった実力者をベンチに座らせてしまいます。

 むしろ中盤を菱形にした3-4-3、細かく言えば3ー3ー1-3の方が現実的でしょう。

 最終ラインは3人のセンターバックがビルドアップする形になり、ウインガーとセンター
フォワードで分厚い攻撃を敷きます。

 そうしますと、内田と長友、ふたりの酒井というサイドバックの居場所が逆に無くなり
ますが。

 改めて考えますと、日本が不可欠だといえる人材を最大限活用するには、現行の布陣が
最適になるという結論になりますが、逆に

 「研究されつくしている」

 事も確かです。
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欧州と日本のタイムラグ、代表監督の今後

2012-07-16 17:09:30 | 日記
 欧州選手権を見ていると、日本とのタイムラグを「ある面」で痛感します。

 それは欧州各国の監督人事です。

 欧州ではワールドカップ、そして欧州選手権という2年の任期を基本軸に置きますが、
日本はワールドカップ事の4年になります。

 日本式は代表監督が腰を落ち着けて強化の取り組める良さがあり、日韓大会の4強は
この4年という時間が集約された結果でした。

 逆にジーコの時のように、サイクルが完全に間延びしていまし、選手間の軋轢を修正
できないまま、本大会に出場した例もあります。

 アジアカップはその成績を問われる事自体が少なく、1996年のかも、2007年
のオシムは留任となりました。

 欧州も中堅国以下はかなりの頻度で監督人事が行われますが、日本も適度に監督の査定
を行う時期に差し掛かっているように思えます。

 日本がワールドカップで16強進出が当たり前となり、Jリーグの魅力が更に高まれば
日本代表で指揮を執ることの抵抗が少なくなると思います。

 今はCリーグにリッピやバチスタが集うくらいですから、アジアの市場は確実に拡大
しています。

 僕個人はクロアチア代表を率いたビリッチに、好印象を抱いています。

 ビリッチの長所は

 1・3バックと4バック、どちらの指揮も執れる事
 2・2010年のワールドカップ出場を逃した際、選手が彼を擁護するほど人間味が
   ある人物
 3・サイド攻撃を重視し、若手の育成に長けている

 という3点にあります。

 Jリーグから代表監督を選出できたならば、それはサッカーの伝統に従い、リーグが
成熟した証拠といえますが、僕はまだ海外から指揮官を招くべきだと思っています。
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