塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アズーリ、その着こなしの美しさ

2012-07-19 23:36:24 | 日記
 僕が自分でケチ臭いと思うのは、買った衣類のお直しを面倒に思う時です。

 中古や掘り出し物を店頭で見つけた際は

 「お直しをすれば随分お金が浮くな。」

 と思っても、実際は購入後放り投げて置く事がしばしばあり、自分でも苦笑いをしてし
まいます。

 お金が浮くことは頭ではわかっていても、直しにだすのがどこか面倒になってしまうん
ですね。

 今日発売のワールド・サッカーダイジェストで、欧州選手権2012に参加した各国の
移動用スーツのスナップが掲載されていました。

 一番評価が高かったのがイタリアで、優勝したスペインは

 「服装だけで判断するならグループ・リーグ敗退」

 という文句に笑ってしまいました。

 他には「政治家の集まり」と揶揄されながらも、イングランド代表の評価が高かった事
とオランダとドイツがカジュアルである点に注目が集まっていました。

 日本の男性誌がイタリアを訪ねる事が多いのは、皆さんもご存知だと思います。

 それは彼らが私たちには持ち得ない

 「色彩感覚」

 であることと、天然素材を巧く活用して取り入れている点が非常に大きいと僕は考えます。

 また、イタリアの男性は服の直しにお金を惜しまず、とにかくジャスト・フィットを追及
するので、より衣類が体に馴染むんです。

 日本はオーバーサイズ気味である点が批判の対象となっていますが、ジャスト・フィット
と窮屈は異なる感覚です。

 日本代表はダンヒルと提携しスーツを誂えていますが、ネクタイを緩めずしっかり締めて
欲しいと願うのは、僕だけでは無いはずです。

 「日本代表のスーツの着こなし、いいじゃないか!」

 そう海外のファンから言ってもらえたら、嬉しい気持ちで一杯です。
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イブラ、ミラノから花の都へ

2012-07-19 01:44:17 | 日記
 PSG、遂にイブラヒモビッチと合意に達しましたね。

 ジンクスが途切れたとは言えPSGからすれば、イブラヒモビッチは優勝請負人として
意義ある補強になりました。

 近年のPSGのFWと言えば、ポルトガル代表でもエースとして活躍した

 「ペドロ・パウレタ」

 の名が思い浮かびますが、イブラの存在感はパウレタを完全に凌駕するもので、ファン
も大いに期待しているはずです。

 アンチェロッティは今、どんなオフシーズンを過ごしているのでしょうか?

 カカが噂ではなく実際にレアルから加入すたとすれば、パストーレの置き場所が無く
なります。

 十八番のひとつである4-3-2-1でイブラとカカ、そしてパストーレで構成しま
すと、今度はネネとメネーズが控えになってしまいます。

 ここは従来どおりの4-2-3-1が適用されると予想します。

 またイブラヒモビッチよりも先にブラジル代表のチアゴ・シウバの加入が決定してい
ます。

 アンチェロッティは、シウバとアレックス、ふたりのブラジル代表でCSを構成する
意思がすようで、フランス代表のサコが移籍を志願して言われています。
 
 この若き俊英を欲しがるクラブは多いと思いますから、残留させられる形に持ってい
こいたい所でしょうね。

 PSGは間もなくアメリカ・ツアーに向けてフランスを離れるそうですが、僕はわざ
わざアメリカに出向く必要は無いと思います。

 アメリカ遠征は新規ファンの獲得という、クラブの知名度を向上させる代物でしょう
から、これだけ顔触れが変わったのですから、腰を据えて練習に励むべきでしょう。
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関塚監督の発言の真意

2012-07-19 01:36:24 | 日記
 先日の記者会見で、関塚監督は

 「前線の柱は大津」

 と宣言してしまいましたが、僕はこれ、監督自身が自分で首を締めてしまったと感じて
います。

 確かに監督はその公約どおり、大津を先発で起用していますが、実際ゴールを奪って
いるのは杉本です。

 「男子はだらしない」

 と冷たい視線が集中している五輪代表ですが、協会の強化方針がさほどでなかった事
は事実ですが、世論はそうは捉えてくれません。

 もし本戦でも大津が無得点で終わるようになれば、先発は杉本という形になるでしょう
し、監督が公約を守れないことで批判が集中しかねません。

 実際日本が得点を奪えなければ、点をとっているFWの起用が待望するのは当たり前で
すし、どれだけ大津が予選で奮闘し、ドイツの地で懸命に練習しているかが

 「二の次」

 になってしまいます。

 関塚監督のマネージメントで評価できるのは、交代枠を試合形式に当てはめるのではなく、
サポートメンバーを含めて多くの選手に出場機会を与えている点です。

 試合に使うことで

 「皆が大切な戦力だ!」

 と伝えている。

 この点は監督に敬意を払うべきでしょうね。
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岡田監督と関塚監督の決断について

2012-07-19 01:29:12 | 日記
 1998年エスクレバンの地で、岡田武史日本代表監督は

 「前線の柱は城」

 と宣言し、カズを帰国させる決断を行いました。

 大きな後ろ盾を失った城は、グループリーグで無得点に終わり、帰国後の成田空港で
怒り狂ったファンから水を浴びせられ、大きな社会現象に発展しました。

 試合中ガムを噛み、時折見せる笑顔に罵声が集中しましたが、それは彼が必死になって
考えた

 「自尊心を維持」

 するための方針でしたが、ワールドカップ開催中は城に対する批判が収まることはありま
せんでした。

 2010年ワールドカップ、岡田監督はカメルーン戦の直前に

 1・本田のFW起用
 2・4-2-3-1から4-1-4-1への布陣変更
 3・それに伴う中村の先発落ちと、阿部の先発復帰

 を決断しましたが、1998年当時ほど派手に行うことはありませんでした。

 23名の選手を予め発表した後でしたから、監督自身の胸の内は当時とは異なっていた
でしょうが、それでも大きな決断だったのは間違いありません。

 そして岡田監督の1998年の決断と、2012年の関塚監督の発言に重なる部分がある
ことに、皆さんもお気づきのはずです。
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