塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

リベンジという言葉がもたらすもの

2015-11-11 22:29:58 | 日記
 皆さんは「リベンジ」という外国語をどう解釈しますか?

 おそらく多くの方が汚名返上や名誉挽回と考え、この言葉を頻繁に使っているのでしょう。

 でも、僕はどうしても復讐という、物騒な単語を思い浮かべてしまいます。

 ハリルホジッチ代表監督が盛んに

 「シンガポール線はリベンジ」

 と語りかけます。

 これは

 「前回のような0-0のような形にはならない」
 「本当の日本をお見せする」

 と、メディアへの訴えと選手への意気込みと両方あると思います。

 簡単に言えば雪辱という形になるのですが、これは先日のイランのような自分と同程度の対戦相手に生まれる感情ではないか、そう考えてしまいます。

 僕個人は仕事のために明日ののテレビ中継は見られません。

 今までサッカーが代表の有料コンテンツであったからこそ、ファンの拡大が見込めたわけです。

 ただ、トルシエが

 「スポンサーのための試合が多すぎる」
 「テレビの開始時間をもっと考えてほしい」

 と訴えたように、逆に代表人気が低下し、まるで新全試合のための新全試合が少なくなれば。

 それはある意味

 「本当にカレンダーを大切にする」
 「国内外問わず、対戦相手を吟味して戦う」

 というプラスの側面が生まれるようにも思いますが、どうでしょうか。

 ベッケンバウアーですらその懐に多額の資金が流れ込んだと囁かれていますが、それだけテレビを含むサッカーの資金というのは、抗うことができない大きなものへ変化しています。
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支援するクラブの成績が低迷中ならば

2015-11-11 16:24:06 | 日記
 横浜タイヤと横浜ゴムは関連会社なのでしょうか。

 もし同じ系列企業ならば、その台所事情は苦しいように見受けられます。

 後者は当然、免震ゴムの品質問題が指摘されて以降、経営陣の責任問題が追及されています。

 もし僕がサッカー監督で負けが込み、記者から

 「辞任したほうがよろしいよ」
 「後任に席を譲ってはどうかな」

 と指摘されてもしないでしょうね。

 低迷するテレビ業界、このような世間を騒がせている企業の重役が辞任すらしないのに、国益や多くの雇用に全くかかわらない、ひとつサッカークラブの監督の進退問題が、そこまで重要なのか。

 粗油は思いませんよ

 「あなたが問題すべきなのは、私の進退ではなく、あちらの重役たちの進退では?」
 「メディアもねつ造、ウソを書いておわび広告をだすけれども、その記者がクビになり、編集長が左遷されたという話を聞いたことがないよ」

 と確実に反論するでしょうよ。

 横浜タイヤからすれば

 「昨年の王者がここまで低迷するとは」
 「モウリーニョ政権とは何か」

 と勘繰りたくなるかもしれません。

 でもプレミアのスポンサーだろうが、J1のスポンサーだろうが、やはり成績というのは水物であり、広島のような地方クラブのように主力を引き抜かれてても好成績というのは、明らかにまれですから。

 一年で70億円ともいわれるチェルシーへのスポンサー料が、これらの企業の懐を直撃するのかどうかはわかりません。

 ただ、顧客心理とすれば

 「そんなゆとりは無いでしょう」

 という心境かもしれません。
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アディダス、その右肩上がりの強さ

2015-11-11 16:13:05 | 日記
 今日のすぽると、一足先に日本代表ジャージをお披露目するのでしょうか。

 ここ数年、サッカーではアディダスとナイキの競争が激しさを増す一方でした。

 しかし、ここにきてアディダスのほうが明らかに優位にある印象を持ちます。

 ユーロ出場国でも、ドイツ、スペインという有力国以外でも、ロシア、ボスニアにスゥエーデンとダークホースにもジャージを提供するアディダス。

 ちなみに2014年ワールドカップにはブラダ・スポーツで挑んだ赤い悪魔ことベルギー代表も、アディダスとの契約になりました。

 「シーフォは個人でディアドラと契約したけれども、ベルギー代表もディアドラだったなあ」
 「ベルギーもアディダスか」

 と思う方は多いと思います。

 それだけ今、アディダスの勢いはすさまじいものです。

 例えばスパイク。

 ナイキがマジスタでミッドカットとニット素材を提案し、「○○パック」と呼ばれる同じデザインの色違いを発表することで、一種のコレクションを生み出しています。

 ミズノはモレリア・パックと呼ばれる、

 初代モレリアの復刻
 モレリアⅡ
 モレリア・ネオの赤

 を3足ひとまとめで売り出したのは、あくあでモレリアが30周年という節目の年であることが影響しています。

 ナイキが種類を増やすことに主管を置く一方で、アディダスはラスト、選手の特性と「エックス」と「エース」に集約することで、顧客がよりスパイクをラビやすい環境を生みました。

 もちろん、ナイトロ・チャージやF50という従来品を履く選手もいますし、アディダスも選手の選択に拘泥はしていません。

 しかし90年代前半、アディダスがシェアを落とす一方だった時代を考慮すれば、近い将来ナイキ、アディダスではなく

 アンブロの復権
 ニューバランスが頂点に立つ

 というようなこともあり得ると感じます。
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サッカーのスポンサーから離れないこと

2015-11-11 01:26:30 | 日記
 J2降格の山雅ですが、反町監督はまだ去就を確定していません。

 それは天皇杯が残っていることとは無関係ではないでしょうが、古巣のアルビレックスが打診を行う可能性があるようです。

 日本経済新聞では降格を受け

 「スポンサーを降りる気はない」

 という企業の声を掲載していました。

 それは企業の規模、地域ではなく

 「山雅を応援することは自明である」
 「彼らを支えることは地域住民を支えること」

 という意義があると感じているのでしょうね。

 パルセイロは今季の成績しだいでは、ずいぶんとスポンサーが離れてしまうのではないか、一方女子は高収入が見込めそうだ、などと既に来季の話も出ています。

 もちろん、大口、小口関係なく支援はありがたいものです。

 そしてスポンサーの皆様には

 「パルセイロを通してみる長野とその周辺市町村の姿」
 「パルセイロをスポンサードして感じたファンの視線」

 をぜひとも見て頂きたいと思います。

 僕は将来、ファンも企業も

 「パルセイロを応援していて本当によかったなあ」
 「オレンジの波が来たね」

 と燃える火が必ず来ると考えています。

 ゼルビアがブラウブリッツに勝利すれば、今季の3位は確定します。

 一方でうれしいことに

 「週末、楽しみができました」

 という声が広まりつつあります。

 パルセイロがあることで、しなの鉄道やアルピコなどの良さを知ったファンもいるでしょうし、辛抱して支援を継続していただけたらと考えています。
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地元紙と全国紙はクラブと日本代表のようなもの

2015-11-11 01:12:48 | 日記
 昨日帰宅すると、父が買ったのでしょうか読売新聞がおいてありました。

 僕は会社で日本経済新聞と、時々ですが朝日新聞を食事をしながら目を通しますが、読売を読んで考えたことは

 「全国紙は日本代表のようなものだ」

 というものです。

 信濃毎日新聞、山梨県ならな山梨日日新聞というように、日本には土着の新聞があり、それは諸外国と異なり契約すれば家に配達される優れものです。

 信濃毎日新聞は、長野県に住む方なら馴染みがありますが、それは当然

 「長野県を意識した紙面構成」
 「県内経済とスポーツの話題」
 「読者投稿の当然ですが県在住の方たち」

 というように、サッカー言えば100年構想の手本のようなものです。

 例えば全国紙で考えれば

 大相撲九州場所の御嶽海の活躍
 パルセイロとレディースの露出
 山雅のJ2降格

 は扱いが微々たるものです。

 でも、信毎は毎日のようにこれらを大きく扱ってくれますし、特に御嶽山の噴火で大変な思いをした方は、御嶽海の記事に大喜びでしょうから。

 全国紙は日本代表、すなわち全国のいいとこどりで紙面を作り、書籍広告もすごく柔術しています。

 一方で地方紙はJ1でいう

 「おらが街が一番」

 がキーワードです。

 ですから、転勤が多い方がてっとりばやく馴染むには、地元紙とためらうこと無く契約すべきでしょうね。

 ちなみに僕は大学時代、山梨日日新聞ではなく毎日新聞でしたが、それは引っ越し先に最初に尋ねた新聞店が毎日だった、という理由です。

 長野に転勤した方は

 「信毎の影響力はすごいな」

 と仰天しているでしょうね。
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