塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ピルロが活躍できた時代背景を思う

2015-11-12 01:03:39 | 日記
 サッカーでは去る者がいれば、その玉座を狙う野心溢れる選手もいます。

 例えばミランとアズーリ。

 一時代を築いたアンドレア・ピルロとその横で守備のタスクを担った、リンギオ・ガットゥーゾ。

 この両名活躍した2006年ワールドカップ、2007年チャンピオンズ・リーグが大きな実りをもたらしました。

 でも思い出してください。

 ピルロがアンチェロッティに

 「僕をレジスタで使ってください」

 という布石は、それ以前に君臨していたデメトリオ・アルベルティーニを、ミランが放逐していたこと、そしてレアルから移籍したレドンドが、重傷のために試合に出られない。

 という二つの要素が折り重なったことも関係しています。
 
 若い方はご存知ないかもしれませんが、若き日のピルロは

 「彼こそ新しいバッジョだ」
 「インテルではピルロとバッジョが共存することは難しい」

 と指摘され、同年代で仲の良かったロベルト・バローニオとレッジアーナという地方クラブにレンタルで移籍し、そのバッジョとはブレシアでも遭遇する形になりました。

 つまり若き日のピルロは
 
 技術と洞察力は素晴らしい
 しかし、体力と持久力に欠ける

 という評判だったのです。

 しかし、時代はピルロを主役として認識します。

 レドンドはレアル時代に負った負傷が完治せず、ミランを対談します。

 また、生涯をミランで終えると誰もが信じていたアルベルティーニは代表でも定位置を失死、アトレティコにバルサ、そしてラツイオと様々なクラブのジャージをまといます。

 そしてリンギオに守られ、ピルロが自慢の技術と洞察力を活かす形が整えられると、ミランとアズーリが好成績を収め、その現象が今も続いています。

 時代を味方につける。

 選手にとって欠かせない要素の一つといえるでしょう。
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日本代表ジャージ、新作はボーダーを採用

2015-11-12 00:46:47 | 日記
 遂にお披露目となった日本代表ジャージ。

 今回はボーダーを用いる形が目を引きます。

 モデルに指名されたのは5名で。香川、宇佐美、内田、武藤、そして柴崎になり、共通していることはスパイクもアディダスを愛用しているということです。

 まあ当たり前ですが、これが本田、岡崎になれば

 「全身の撮影が難しい」

 形(ミズノとの個人契約があるため)になりますからね。

 例えばスペインではシルバ、イタリアではキエッリーニと、スパイクを含めた契約選手が広告に起用されています。

 ここで目に留まったことが内田です。

 ケガの療養で戦列を離れている彼ですが

 「モデルとしての見栄え」
 「監督が戦力としてとらえている」

 事が広告起用から伺えます。

 レフト・フルバックは長友がマンチーニから指名されるようになり、大田や藤春の存在も含めて、ライトよりは強固と感じます。

 しかし右はそうでもなく、内田の復帰はシャルケと日本代表の両陣営が願っていることですから。

 デザインでもう一つ気を引くのはスキッパーという点ですが、機能に関しては前回と同じようです。

 このジャージでワールドカップ予選を戦いますが、仮に来季五輪に出場すれば、アディダスがヤタガラスを取り除き、日の丸を入れた五輪専用ジャージを作らねばなりません。

 「出場権はどうなのか」
 「出場するならば、納期はいかほどか」

 と不安でしょうね

 でも、このやきもきした感情が実現することを、アディダス・ジャパンは願っているはずです。
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