塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

五郎丸さん人気の背景を考える

2015-11-22 01:26:09 | 日記
 ラグビーのほうのジュビロ、昨日も大歓声でしたね。

 五郎丸さんを見ていますと、ラグビーに限らずどんな協議でもファンは

 「母国のスター選手を渇望する
 「ついでに外見が良ければもし分無し」

 という点は共通しています。

 サッカーで言えばイングランドにとってのベッカムがそうでした。

 Jリーグでも、五郎丸さんのような素敵な選手がほしいものですが、これは選手の受けた教育や価値観に大きく左右されますしね。

 五郎丸さんがこれほど人気なのは、実力、外見が素晴らしいだけでなく

 1・子供たちに直接自分でサイン入りのトレカを渡す
 2・移動バスの中で、ファンに手を振り、おなじみのポーズで大きな喝采を受ける

 というように、親しみ、いたわりがあります。

 言い換えれば、五郎丸さんの外見からは、人間が持ち合わすべき

 礼儀、敬意、謙虚というものがにじみ出ている、つまり奢ることよりも配慮を最優先していることが、画面からでもよくわかります。

 でも、彼の行為は現状のJリーグでもできるものばかりですし、選手が移動の時、少しファンに付き合ってもよいように感じます。

 警備からすれば安全面
 広報からすればメディア対策

 当然、彼らからすれば選手の自由な行動は自分の仕事を増やしてしまいますし、面倒でしょうね。

 でも、五郎丸さんを見ていると、つくづく

 「Jリーグでもこんな光景がみれたらなあ」

 と感じてしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロナウドは本当にパリに上陸するのか

2015-11-22 01:17:38 | 日記
 あたかもロナウドが来季からPSGの一員になるという報道が多くなりました。

 確かにラウル、グティ、そしてカシジャスの退団風景を見ていると、レアルが選手に惜別の念を抱く仕草はないようです。

 外国籍ならばジダンやベッカムの退団を惜しむ声は聞かれましたが、フィーゴのように最後は追われる形でインテルに移籍した例もありますし、最近ですとディ・マリアがそうでしょうか。

 仮にロナウドが移籍すれば、このアルゼンチン代表と再び顔を合わせますが、報酬面はともかく彼はパリに行くと考えるでしょうか。

 それは先日のテロ事件が深く関与しています。

 PSGは既にカバビやダヴィジ・ルイスが、ワールドカップ予選を終えてもフランスには帰りたくないと漏らしています。

 パリは

 ヘミングウエイやフィッツジェラルドが文章の腕を磨いた都市
 エルメスやランヴァンのように、高品質の衣類が入手できる
 パン、エスカルゴ、カフェオレのように、食材も豊富である

 と同時に、街の響きだけで多くの人間を集めてきました。

 一方でフランス・サッカーといえば

 ローエムとして知られるマルセイユ
 ローエルとして知られるリヨン

 が近年は人気と知名度を誇ってきたのも確かです。

 マルセイユのファンは、パリがチャンピオンズ・リーグで優勝することを恐れていますが、あの92-93シーズンの優勝は今でも語り草です。

 またリヨンもラガゼットを軸に2000年代の強さを取り戻そうとしています。

 テロの脅威は既にフランス全土に拡大しているのでしょうが、宇佐美がマルセイユに本気で移籍するならば、フランス語の習得だけでなく、現状における治安、そして政情を考えるべきです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする