塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

矛盾する代表選手の年齢

2015-11-25 01:25:36 | 日記
 日本代表は数年前まで、左右問わずフルバックの人材が豊富という評価でした。

 しかし、昨年まで絶対的存在だった内田と長友が、故障やコンディション不良で召集と見送られると、一気に層が薄いという指摘に変化しました。

 例えば僕はその頑丈さだけでなくA代表としての経験を持つ、FC東京の徳永が召集されても不思議ではないと思います。

 仮に左で大田を使えば、FC東京のメカニズムが活用できるかもしれませんし、徳永は2度の五輪出場という稀有な経歴を持ちます。

 ワールドカップでも五輪でも「日の丸」は大切ですからね。

 確かにメディアが

 「平均年齢が高すぎる」
 「若い選手をどんどん召集してほしい」

 と唱えるのはわかります。

 南野だけでなくレッズの関根のように、20歳でクラブのレギュラーを張る選手は、A代表でも試してみる価値があります。

 一方で矛盾していると思うのは、これだけ若い選手を渇望しているにもかかわらず

 「場数が少なく、代表に値しない」
 「もっと経験を積んでから」

 という逆の意見が多いことです。

 誰だってクラブだろうが代表だろうが、初出場を経て育ってゆくものですし、代表に最適な経験値を求めるならば、結局は20台半ばからの年齢になるでしょうね。

 ザンクトパウリに移籍直後の大けがで戦線離脱した宮市のように、代表での使い方が中途半端な選手は、監督として反面教師だと思います。

 南野の出場も本当にごくわずかでが、若さが持つ溌剌さは

 「時間を与えてもらってこそ輝く存在」

 ではないでしょうか。
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改めてライセンス商法を考える

2015-11-25 01:11:47 | 日記
 日本には日本で生まれたブランドだけでなく、海外で誕生したブランドの品を正式な手続きで権利を得て手掛ける、ライセンス商品もあります。

 僕は最近、ロットのナイロン手袋とコンプレッション肌着を見つけましたが、これはいずれもライセンス商品でした。

 僕は昨年の今頃でしょうか、もう傷んでしまったために処分しましたが、アディダスノネック・ウオーマーを買いましたが、アディダス・ジャパンがあるのも関わらず、これもライセンス品でした。

 ライセンス商品のマイナス点は

 1・三陽商会と英国バーバリーのように、ライセンス契約が物別れに終わった際、その商品が国内で流通しなくなる
 2・幅広く商品を手掛けすぎる傾向にあある
 3・ライセンスだと、商品に不具合があった際、責任の所在があいまいになる

 という3点では無いでしょうか。

 今のサッカー好きが、砂漠のマラドーナと讃えられたサウジアラビア代表

 「サイード・オワイラン」

 がロットを履き、94年ワールドカップで大活躍したことを知っているでしょうか?

 ロザンがと呼ばれるロットのロゴの威光は、2010年代の現在よりも当時のほうがまぶしい印象を受けたものです。

 ロットに限らず、サッカーブランドは総合ブランドですから、サッカーだけにお金をかけることはできません。

 しかし、本業であるスポーツ以外の分野に進出する場合は、ライセンスも大切です。

 ナイキやプーマがランドセルを手掛けるご時世ですし、ユナイテッドなど多くの欧州クラブは

 自社のロゴ入りクレジットカード
 自社のロゴ入りボールペン
 自社のロゴ入りランドリーバック

 と、その企画力はすごいですからね。
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