塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パルセイロがスタイルを極める前に

2015-11-15 23:43:07 | 日記
 パルセイロが躓いた理由を、フロントも僕たちも選手も認識しないといけません。

 それが

 1・美濃部前監督が要望した、1か月の長期キャンプによる疲労の蓄積が問題なのか
 2・キャンプでフィジカル優先のメニューが問題だったのか
 3・補強策が有効だったのか
 4・井上、平岡、キョンテに吉田と、若い選手の離脱が痛かったのだろうか

 このような細部はやはり把握しないといけません。

 マイナス材料だけでなく、どんなに悪いシーズンでもプラス材料もあると思います。

 今季で言えば、鮫島が出場機会を得たこと、有永のトップ下で起用し、都並に起用のメドがたったことはそうでしょう。

 京都サンガが下位に低迷しても

 「アントラーズのような、これという確固たるスタイルを極めたい」

 という目的意識を持つクラブがあることも確かです。

 でも、僕は

 「これがパルセイロだよ」
 「この戦術が今後も軸だよ」

 と思えるのは、J2に昇格してからでよいと思っています。

 つまり

 J2からがプロ

 という世間に認識からすれば、J3で維持できるほどゆとりはありませんし、どうしてもスタジアムの規模と建設費用が、周囲からの批判につながりかねません。

 僕は来期は昇格を第一目標に、2017年にJ2を戦うならば、そのときに

 「パルセイロのサッカー」

 を追及しても良いと思います。

 でも、すでに原型はできているように思います。

 西口や山田がサイドを疾走するときに沸くスタジアムの雰囲気と大声援を思えば、3-5-2や4-3-3のような両翼を活かした形になるのでは?とか勝手に推測しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パルセイロ、相模原戦で今季の終戦となる

2015-11-15 23:34:51 | 日記
 17時の休憩時間に携帯電話でパルセイロの敗戦を知る。
 休憩時間中に流れた信越放送のニュースで、相模原戦の映像を見る
 帰宅すると、父が昇格できないことを伝える。

 来季もJ3で戦う長野パルセイロ。

 難しいのが

 監督を変えるのか、選手を入れ替えるのか

 という問題です。

 コストだけを考えるならば、監督交代になるでしょうね。

 パルセイロ・ファンが今季を紋々とした気持ちで見守っていたのは

 「パルセイロの戦力が、山口と町田に比べて劣っているとは思えない」
 「でも、新戦力がかみ合わないし、故障者は多いし、まず得点が奪えない」

 という点でした。

 ですからシェフ(監督)が、素材(選手)をアレンジ(戦術、フィットネス)できれば、現有戦力でも自動昇格は可能のようにも思えます。

 僕は先日、新潮文庫の「オシムの言葉 完結編」を再読しましたが、監督によっては

 「人気があるのは承知しているが、ベテランを切る」
 「若手に切り替えることで、より走れるクラブを目指す」

 ことになることも承知しています。

 オシムは

 1・阿部に主将を任せる
 2・羽生や村井など、代表には程遠い選手を代表に押し上げ、巻や坂本などファンから愛される選手を育てた

 という功績もあります。

 監督の意向によって、選手の移籍が左右されることはありますが、本田さんが3年という月日を費やしたような形ではなく、もし来年1年で昇格を目指すならば、僕は監督交代と現有戦力の維持が良い。

 そんな気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1シーズン制とJ3のありかた

2015-11-15 01:25:13 | 日記
 パルセイロ・ファンの多くが
 
 「J3のカレンダー最後に、パルセイロ対ゼルビアが組まれたのは、何かが起こる予感がする」

 と勝手に息巻いているのかもしれません。

 あれだけ勝ち点が伸びず、逆転負けや故障者の離脱が相次ぐ中、最終節まで望みをつなぐ、まあそれも本日の相模原線とゼルビア戦に委ねられているわけですが、これも長いシーズンならではですね。

 Jの2ステージではこうした文脈、つまり

 カレンダーの重要性
 シーズンを通じての山あり谷あり

 が希薄になってしまいましたね。

 テレビ中継があることは確かに見栄えがします。

 でも1シーズンに見られる「アヤ」のほうが、テレビ中継よりも大切なようにも思えます。

 苦笑したのは、新しいJの女子マネさんが、J1とJ2すべてのクラブを訪問し、最後に訪れたギラヴァンツ北九州戦で花束をもらい、剣劇したと語ったことでしょうか。

 「ああ、J3はやはり蚊帳の外か」
 「J2マガジンも、J3とのプレイオフについては言及していないしね」

 と考えた次第です。

 J3の立ち位置がどうもあやふやな点が確かなことだけは間違いないのですが、もしパルセイロがJ2に昇格しても現状では断トツの降格候補です。

 そのときはやはり

 「長野市とクラブも結び付き」

 が改めて問われます。

 でも、女子とのダブル昇格は相当なバリューがあると思いますし、本日から発売のレディース・カレンダーはすごく需要があると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トップリーグの開幕から、20年前のJを思う

2015-11-15 01:11:08 | 日記
 五郎丸さんを見ていますと、多分1992年のナビスコカップ当時は、キングもあれだけの記者に囲まれていたのだろうなと想像します。

 よくサッカーブームとかラグビーブームと騒がれますね。

 ブームというのはファッション、言い換えれば流行とか移り変わりと同じです。

 当時のファッション誌、メンズノンノ、ファインボーイズ、休刊になったホットドッグやチェックメイトはこぞって

 「Jリーグ開幕特集」
 「人気選手と実力外国籍選手」
 「クラブ紹介」

 とこぞって誌面への華やかさに、サッカーを求めていたものです。

 確かに、僕も当時は随分お世話になりましたよ。

 でも、そこにはフェイス・ペインティングにチア・ホーンという時代のあだ花、そして熱狂的なベルディ・ファンと言いながらも、今は消えてしまった若き乙女たちの姿もありました。

 ですからラグビーがサッカーから学ぶならば

 「一過性で終わらせない工夫」
 「ファンを固定客に結び付ける」

 ことがあると感じます。

 カンタベリーが代表だけでなく、多くのトップリーグにジャージを提供し、サントリー、パナソニック、クボタにNTTと所属する企業の名前など、露出で知ることも多いですよ。

 例えば経営陣の刷新でも業績が伸び悩む東芝からすれば、リーチ・マイケルさんのようなリーダーシップはすごく参考になるかもしれません。

 ちなみに五郎丸さんはヤマハ発動機ジュビロに所属していますが、ジュビロがJ1に昇格すれば、磐田市はすごく盛り上がるでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする