塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ベンゼマの逮捕でフランスが揺れる

2015-11-05 01:36:32 | 日記
 2010年の南アフリカにおけるフランス代表は、団結力という言葉が霞むくらいに調和がとれていませんでした。

 実を言えば2006年ワールドカップも、ジダンやマケレレの復帰がなければ欧州予選で敗退していたかもしれません。

 もし、僕がカナル・プリュス。アディダスというスポンサーならば

 「アンリのハンドで敗れたアイルランドに出場を譲るべきだった」
 「再試合で敗れるというシナリオのほうが良かったのか」

 と感じたことでしょう。

 後任のブランが奮闘し、デシャンが再度植え付けたであろう

 「オートマティズムと団結力」

 が、今ジブリル・シセやカリム・ベンゼマの逮捕で再び崩れ去ろうとしています。

 今はどうなるかはわかりません。

 しかし、デシャンとすれば

 欧州選手権2016のホスト国としての責務
 ベンゼマという、周囲を活かすFWの離脱

 という難しい問題を、いきなり突きつけられる形になりました。

 もちろんラガゼットにジルーと、4-3-3-、4-2-3-1のいずれにも対処できる選手はいますし、グリエーズマンにポグバという主力も健在です。

 ただ、こうした払拭できるようでできない、フランス代表の

 「素行の悪さ」

 を打ち消すには、デシャンという稀代の存在でも難しいことが改めて露見しました。

 デシャンとすれば、今はことの成り行きを見守るしかないのでしょうが。
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武藤、すでにマインツの中心選手へ

2015-11-05 01:12:23 | 日記
 今頃、マインツ首脳陣は冗談で

 「岡崎という選手はいたかな?」

 などと話しているのでしょうか。

 それは序盤戦で6ゴールを挙げ、エースとして君臨する武藤の活躍があるためですが、それは望外だったと思います。

 日本に限らず、マインツでも

 「武藤は性格が素晴らしいね」
 「夫婦そろって溶け込む姿が見られるよ」

 という評判はすごく高いと思います。

 一方で両翼でも1トップでも使える汎用性の高さ、そして岡崎同様、自分が潰れても仲間が得点に絡めば素晴らしいと思える気持ち。

 マインツのファンは

 「彼はまだ売り時ではない」
 「初年度から10ゴールは狙える」

 と感じていると思います。

 ドイツと日本では当然、審判の笛の吹き方、相手選手の体格などすべてが違います。

 また、選手にとっては馴染みのない新聞の採点も気になるところです。

 ただ、武藤自身が語っているように、

 「彼のゴールで勝ち点3」

 にまでは至っていません。

 先日のハットトリックは素晴らしいものです。

 でも彼は胸を張るのではなく

 「試合に勝たねばならない」
 「それは僕のゴールで」

 と指揮官とファンぬ向けて、自身の至らなさを素直に吐露しました。

 ドイツの方からすれば、3点も決めたのだから少しくらい浮かれてもよいと思うのでしょうが、この謙虚さがマインツ・ファンを虜にしていると感じますね。

 ちなみにロットはぜひ、彼と個人契約を結びたいと日増しに考えているのでしょうか。
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