塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うブラックアウトの意義

2017-10-02 01:25:24 | 日記
 最近スパイクの世界では「ブラックアウト」という、新しい流れがあります。

 過去、選手がスパイクを契約を終え、新しい契約を模索する際は、周囲への配慮としてそれまでのブランド・ラインを黒く塗りつぶし、

 「俺は今無所属だから、契約の話を待っている」

 と訴える形になりました。

 逆に契約が切れてもそのスパイクを手放したくない選手も、同様の措置をとっていました。

 例えばパブロ・アイマール、そしてカカが黒塗りのモレリアを履いていると過去に語られた事がありましたが、ミズノにとってはある意味勲章と言えるエピソード、のように思います。

 しかし、現在のブラックアウトはむしろファン・プロモーションですよね。

 契約選手が突然、黒一色のスパイクを履き始める
 周囲は当然、契約が切れたのかと騒ぎだす
 しかし、それはブランドが新しいスパイクを公開する兆候である

 というわけです。

 車の新車のテストの際、ボディをカバーで多いデザインを隠して走行しますが、このブラックアウトも隠密であることが、ブランド・アピールにつながるという特性があります。

 最近はディバラのブラックアウトが注目され、オリビエ・ジルーも真っ黒のプーマを履いています。

 来季はワールドカップ開催ということもあり、各国代表の新作ジャージ、アンセム・スーツなど、ブランドが今後続々と新作を公表する形になります。

 アディダスは前回「バトル・コレクション」を提案し、ナイキはエアー・ジョーダンとのコラボレーションを実現しました。

 ブラックアウトだけでなく、販促というもの自体が新しい形となりつつあるのでしょうね。
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ベベレンの森岡、現在も好調を維持

2017-10-02 01:10:34 | 日記
 ベルギーリーグ、べべレンの森岡の様子が日本でも伝わるようになりました。

 べべレンのスポンサーであるカッパ、森岡個人と契約しているアンブロからすればよい兆候と言えるでしょう。

 柴崎が怪我で代表招集に応じられない中、セレソン、ベルギーとの試合が確定した日本代表に森岡が招集されれば、アンブロとしても嬉しい限りでしょうか。

 一説にはスタンダール・リエージュが森岡の実力を認め、移籍を打診していると聞きました。

 ベルギーと言えばリエージュとブルージュ、そしてなんといってもアンデルレヒトが知られています。

 アンデルレヒトは同国の英雄であるエンツォ・シーフォの他、多くの名選手を代表の送り出し、チャンピオンズ・リーグの常連でもあります。

 ヘントの久保も同様ですが

 1・アンデルレヒトのように、現在所属しているリーグの強豪に移籍して、チャンピオンズ・リーグでの好成績を目指す
 2・久保がポルトから注目を集めたように、より強豪クラブが多いリーグに移籍する

 という2択が目前に迫っていると思います。

 それが隣国であるドイツやフランスなのか、はたまたポルトガルやスペインなのかはわかりませんが、より頭と肉体を酷使するリーグでプレイしたいという気持ちは当然抱いているでしょう。

 大きなリーグに行けば行くほど、マスメディアの評論はきつくなり、ファンから暴力的な発言もなされる可能性が高まります。

 一方でワールドカップやチャンピオンズ・リーグで畏怖する、言い換えれば

 「未知との遭遇に怯える」
 「審判の笛、判定に惑わされない」

 メンタルの強さが生まれるでしょう。

 恐らくハリルホジッチ監督はベルギーとブラジル戦で、森岡の他に堂安の招集も考えているような気がします。
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