塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーでも復刻の波がこないものか

2017-10-27 01:44:45 | 日記
 最近話題になっているスニーカーのブランド、「エトニック」は今回が日本初上陸、というわけではありません。

 僕は大学時代、エトニックのスニーカーを購入した実体験がありますし、ブーンのような雑誌にも広告は掲載されていましたよ。

 それは「カンガルース」も同様で、彼らは新しい戦略と共に、日本に再上陸、新しい展開を試みようとしています。

 ブルックスやサッカニーのように、数年前と今では販売代理店が違うブランドもあれば、アシックスがアシックス・タイガーとオニツカ・タイガーでファンを熱狂させていることからもわかるように

 「シェア拡大はどのブランドでも可能である」
 「一方で真摯な商品づくりも問われる」

 のが現代であるように思います。

 ちなみにエトニックは、過去NBAのスター選手、ハキーム・オラジュワンと契約した実績があり、その復刻版も登場している様子です。

 こういう復刻、再上陸の波、サッカーでも起きれば興味深いと思います。
 
 ロットが戸田和幸氏をモデルに、新しい形で日本市場を目指しはじめたように、海賊版の横行が少ない日本は、魅力的な市場だと思います。

 マニアックなブランドあれば

 クロノス (ストイチコフが愛用していたことで知られるスパイクブランド)
 クエイザー(英国のブランド)
 ランゼラ (94年ワールドカップ、イタリア代表の二コラ・ベルティが使用)

 など、今思うと本当に懐かしいですね。

 一方でハイテックやリーボック、フィラなど過去にサッカーに参入していたが、現在は独自路線を歩むブランドは、もう戻ってこないと思います。

 でもそちらの方が潔いと感じます。

 特にリーボックはフィットネスジムを開設し、ポンプの復刻やDMX20周年を祝福するなど、その商品展開は実に興味深いもので、かつての自分たちを吹っ切れた形で過去に追いやっている印象さえ受けますから。
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歪な形のリーグ構造を考えてみて

2017-10-27 01:23:48 | 日記
 ベイスターズが19年ぶりに日本シリーズの出場を果たし、さぞかし横浜の街は盛り上がっていることでしょう。

 一方、傍から眺めている僕は、この不均衡なプレイオフを「クライマックス・シリーズ」「下剋上」という言葉でいつまでも覆い隠すことができるのか、とも思います。

 かつての日本シリーズは、セとパの優勝チームが戦うという、単純明快で一番公平な代物でした。

 しかし、リーグ優勝したチームが2位、もしくは3位のチームに敗れることで虚脱感に襲われる、一方であれほどまでのホーム・アドバンテージがある戦いも珍しいと思いますし、野球好きはこれで本当に構わない。

 と感じているのでしょうか。

 Jリーグも2015、2016年はこの野球のような「歪」な戦いで日本一のクラブを決定していました。

 リーグは歪な構造であることを理解し、その構造が収益を生むと信じ、2シーズンを過ごしましたが、金の問題よりも

 「ファン、選手が虚脱感を感じないリーグ運営」
 「年間王者を選ぶ、プライドを守るには、やはり通年開催しかない」

 と、潔くスケジュールを戻しました。

 これが英国生まれの競技、米国生まれの競技という母国の考えが反映されているから、という見方があてはまるかどうかはわかりません。

 ただ、どんな競技であれ、王者を目指す戦いには何よりもフェアな運営が求められると思います。

 ベイスターズの歓喜を見ていると、プレイオフの在り方を問う声はかき消されてしまうのでしょうか。

 一方で彼らほどの支援を、F・マリノス、横浜FC、湘南ベルマーレ、YSCCといった神奈川県に本籍があるJクラブが得られていない印象を持ちました。

 仮にF・マリノスは2014年の元旦以来の天皇杯の優勝、来季のチャンピオンズ・リーグの出場を果たし、アジア各国から多くのファンが訪れても、横浜の方たちは感慨深くならないのか、どこか気になります。
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