塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

大リーグにみる優勝チームの新鮮さ

2017-10-20 17:17:04 | 日記
 大リーグはナショナルの王者にドジャースが輝きました。

 実に1988年以来のリーグ優勝であり、この年は名投手であるハーシュハイザーの活躍もあり、世界一にもなっています。

 大リーグは過去、薬物問題やナショナルが16、アメリカンが14と地区編成に隔たりがありましたが

 1・インターリーグの導入
 2・地区編成を15、15のイーブンにする

 など筆頭に人気回復に努めてきました。

 その結果が実ってきたと思うのが、ワールドシリーズ出場チームであり

 2015年 カンザスシティ・ロイヤルズ 1985年以来のワールドシリーズ制覇
 2016年 シカゴカブス 実に一世紀以上離れていたワールドシリーズ制覇

 という新鮮味のある優勝以外にも

 カブスは遂に「ビリー・ゴートの呪いを解いた」「カブスの2連覇なるか」「クリーブランドも久しぶりのワールド・シリーズだな」

 というように、副産物としての話題も多いわけです。

 サッカーはこうはいかなくなりましたね。

 スペインでもドイツでも優勝は決まりでしょう、という雰囲気ですし、スコットランドのように開幕前、セルティック以外のファンは何を目的に新シーズンを楽しむのか、という気持ちにさえなります。

 2014年のアトレティコ・マドリード
 2016年のレスター・シティ

 こうしたビッグリーグで新鮮味のある優勝クラブがもっと頻繁に出てくると、話題は自然と生まれるわけですよね。

 シティもパリ・サンジェルマンも実は優勝とは程遠い立ち位置でしたが、この数年で優勝して当たり前という存在に変貌してしまいました。

 日本もアントラーズが再びタフさを取り戻していますが、やはり名門には矜持があると考えるべきでしょうか。
  
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ホテルとサッカークラブの在り方を想像する

2017-10-20 17:02:45 | 日記
 アジアを代表する都市である東京には、リッツ、パーク・ハイアット、グランド・ハイアット、そしてペニンシュラなど数多くの外資系ホテルが出資しています。

 一方で日本を代表する老舗、東京帝国ホテル、ホテル・オークラも含め、国籍、年齢関係なく

 「いつかこんなホテルに宿泊できる資金、人間性を持ち合わせたいものだ」
 「こんなお客様に宿泊して頂き、嬉しい限りだと感じてもらいたい」

 と皆さんも思うでしょうね。

 僕がホテルの話をしたのは、移動につぐ移動でホテルという存在が誰よりも身近であるサッカー選手たちは、こうした高級ホテルでの振る舞いにも注意すべきという点です。

 一方でホテルの支配人、従業員も指揮官、選手のプライバシーを配慮し、応対しなくてはいけません。

 今はそんなことないでしょうが、過去ワールドカップ予選のため、敵地に遠征すると

 1・ホテルで深夜に工事が始まる
 2・なぜか知らないが、部屋の電話が度々なる

 というように、支配人たちが敵地のファンのグルとなり、選手たちの安眠を妨げているのではなかろうか、というエピソードがごまんとあったためです。

 逆に日本のホテルで宿泊客が選手たちに狼藉を働いた、と言う話は聞いたことがありませんが実際はどうでしょうか。

 クラブ・ワールドカップやアジア予選のために来日した海外クラブと各国代表は、ホテルで有意義に過ごしながらもマナーは心得ていると思います。

 ただはた迷惑な例もあり、チェルシーの選手たちが深夜、いきなり火災報知器がなり外に避難することになったのですが、その理由が同じホテルに宿泊していたマラドーナのたばこの煙。

 だったという例もあります。

 従業員、選手と監督が支えあい、ホテルという場所でくつろぐ、試合の準備ができるようになれば良いですよね。

 
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会社帰り、プロテインバーをほお張りながら浮かんだこと

2017-10-20 01:29:54 | 日記
 「キングギア」の記事に触発され、プロテイン入りのチョコレートバーを食べてみました。

 購入したチョコレート・バーにはタンパク質が10グラム含まれていますが、価格でいいますとゼリー状の物より安く購入できました。

 森永 ウイダー
 明治 ザバス
 大塚製薬 カロリーメイト ソイ・ジョイ

 サッカー選手でなくともお世話になりたい栄養補助食品は幾つもありますが、チョコレート・バーをほお張りながら考えたのは、日本が豊かだからこそこれらを消費できるということです。

 僕が購入したバーをおよそ170円ですが、世界ではこの金額が日収という方もいますし、3食の合計金額がこの程度という国もあります。

 新興国でペットの人気が高まるのも

 自分以外に金を使うゆとりが生じた結果
 ペットがいることが、ある種のステイタス

 に繋がるためです。

 中国がサッカー選手を買いあさることも、かつてのオランダ、スペイン、英国が芸術家を庇護したのと同様の措置だと、僕はいつも思うのです。

 つまり、僕たちは「基本」3度の食事を欠かすような生活ではなく、プロテインやビタミン、カルシウムなど栄養が行き届いているか、確認できるだけの食材が周囲にあることを意味します。

 腹が膨れることが最優先
 そのためには価格も大切だし、防腐剤で保管が長期可能であることが大切

 という論点からはかい離しています。

 日本サッカー協会や多くの企業が、東南アジアでクリニックを行いますが、もちろん現地での見返りは期待していますよ。

 一方でこの協力がサッカーだけでなく、医療体制、学力や食事に至るまで、かの国のインフラを支えるようになるような気もします。

 肉を食べすぎない方が良い
 日本人には米、大豆、魚が似合う

 などエキスパートでも意見はわかれがちですが、自分で意識して摂取しれば自分なりの基準が生まれ、塩梅はわかってゆくものだと感じる次第です。
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僕が思うある種の文化摩擦

2017-10-20 01:12:25 | 日記
 僕の勤務先では、毎年必ず人権の啓蒙DVDを視聴します。

 年齢、国籍、性別によって差別されない社会づくり
 病気やケガで苦しんでいる方がいたら、まずは声をかけて必要とされる動きを知る

 確かにこれらは大切な事柄です。

 今回の映像の中には、英語圏でない外国の女性が、レストランに案内されると、いつも英語表記のメニューが用意され、うんざいしているという場面がありました。

 「外国の人間といえば英語が必要」

 という我々の思い込み、日本には多種多様な存在がおり、その点を考慮しなくてはいけないというエピソードでした。

 確かに一理あると思います。

 でも反論できる点もあります。

 野沢尚さんが描いたサッカー小説「龍時」の中で、主人公の時任龍時はスペインのアトランティコ(架空のクラブですよ)に移籍した後、至ると事で

 「チーノ、チーノ」
 「俺は中国から来たんじゃねえ、日本人だ!!」

 というやり取りに焦燥感を抱きます。

 アルバロ・レコバがインテルに移籍した際、ウルグアイ代表でありながらも表情がどこか東洋風ということもあり、彼の眼もとを「アーモンド」と指摘する事がありましたが、これはイタリアでは

 「東洋人を侮蔑する言動」

 として認知されています。

 僕は海外旅行に出かけたことはありませんが、多くの方が外国語表記のメニューで料理を想像しながら、価格も配慮しつつ注文していると言います。

 外国籍の人間が来日して冷たいと感じることはあるでしょう。

 でも彼らも母国で僕たちに同じような事をしていると思いますよ。

 日本で英語以外の外国語メニューが用意されていないことに憤るのであれば、イングランドでもドイツでもフランスでも日本人客が困らないように、日本語のメニューも用意すべきと映像を見ながら感じたのです。

 こうした文化摩擦がサッカーを通じて語り合えるようになれば、申し分ないのかもしれません。
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