中村俊輔がプロライセンスを取得し、1部リーグと日本代表指揮官に就任可能になったと、ウエブ版のスポーツニッポンが伝えています。
この報道を横浜Fマリノスのファンは、どう感じるのでしょうか。
思うような戦績ではありませんでしたが、クラブの名手である木村和司が陣頭指揮を執った際、ファンの見解は割れたといいます。
日産自動車の時代からクラブをけん引し、ついに背番号10が指揮官として復帰したと喜ぶ年配のファン
木村和司とはどんな存在なんだと考える、若い世代のファン
そう、若い世代からすれば読売クラブと接戦を演じた日本サッカーリーグの時代は、両親の世代であり自分の世代ではないわけですから。
しかし、中村俊輔は異なりますよね。
ワールドカップでは彼自身、思うようにならなかったことは事実。
しかし2013年の天皇杯優勝や、海外で多くの賞賛を集めたかつての背番号10は、世代を超えて大きな信頼を敬愛を集めて「いた」と、過去形になることが難しいわけですね。
むしろ今の中村俊輔は、横浜FCがある意味で安住の地かもしれません。
それはジュビロ磐田との契約を終えての移籍ですから、直接隣接するクラブに移籍したわけではありませんし、何よりFマリノスが中村を不要と判断したのですから、彼に非はないと思うのです。
横浜FCで仮に指揮官となれば、横浜Fマリノスのファンはやはり苦い気持ちになるのでしょうが、それはおそらく時の流れが解決しそうにない、本当に難しい問題のように見えてなりません。
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