塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

人が抱く矜持を眺めてみる

2017-10-16 01:32:34 | 日記
 アストロズとカブスのファンには申し訳ないのですが、米国メディアはワールドシリーズのカードを1977年以来となるヤンキース対ドジャースになってほしいと考えていると感じます

 丁度40年前の決戦では、ヤンキースのレジー・ジャクソンが大活躍をして、世界一にチームを導きました。

 ちなみに彼が履いていたベースボール・スパイクはプーマの物で、プーマがサッカーブランドよりも、総合スポーツブランドとしての歩みを感じる生き証人とも言える気がしますね。

 大リーグは過去、大物選手の薬物問題で評判を落とすと、人気回復の切り札としてこれまで「御法度」とされていたインターリーグを設けることで、信頼回復を目指します。

 その中でも最も興味ある戦いと示されたのがドジャース対ヤンキースで、過去ブルックリン・ドジャースとニューヨーク・ジャイアンツがあった都市に、新しい息吹が感じられるかもしれないと感じる方は多かったものです。
 
 しかし、これが矜持というものでしょう。

 ブルックリンのファンは

 「ドジャースはあくまでLAドジャースであってブルックリン・ドジャースが戻ってきたわけではない」

 と喜ばす、マイナーリーグのブルックリン・サイクロンズに注目したのです。

 ですから、頂上決戦ともいえるワールド・シリーズであれば、鼻っ柱の強いブルックリンの野球好きもさすがに注目するように感じたわけです。

 今のJリーグには、全国規模で注目を浴びる対戦が無く、今後目玉カードが生まれることを期待します。

 過去のヴェルディ対マリノスは昔の話になりましたが、名波監督の下で着実に成長しているジュビロが、アントラーズと真正面からぶつかり合う日は近いかもしれません。

 ちなみにカタルーニャが独立すれば、クラシコは無くなるのでしょうか。

 リーガの責任者も今、住民投票の結果がどう転ぶか不安で一杯でしょうね。
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改めて思うJリーグのスケジュール

2017-10-16 01:18:46 | 日記
 今まで幾度となく検討され、現行制度で落ち着いているJリーグのスケジュール問題。

 僕も現行のままで構わないと思います。

 しかし、仕事を終えて帰宅すると土曜日は箱根駅伝の出場校決定、日曜日やクライマックス・シリーズと大リーグのプレイオフと、そこにJリーグの試合結果が入る余地はありません。

 確かに野球やバスケットなどJリーグと競合するリーグの運営を考えれば、スケジュールの移行は

 メディアへの露出を容易にする
 神戸がポドルスキの出場を7月まで待ったように、欧州と同じカレンダーであれば、移籍選手をすぐに使える

 という利点が生まれます。

 一方でリーグの運営だけを考えてはいけないのは、日本に限らず各国も同様と言えます。

 野球もバスケットも基本シーズンが始まれば海外遠征もなければ、代表戦もありません。

 しかしサッカーは

 1・代表戦の為にリーグが中断する
 2・天皇杯はコパ・デル・レイなどのカップ戦との兼ね合い
 3・チャンピオンズ・リーグに代表される、大陸を股にかけての戦い

 というように、自国の都合だけではどうしようもない点もありますよね。

 また、屋外競技であるサッカーは、当日の天候が観戦に大きな影響を与えますし、夏はナイト・ゲームを軸に消化してゆくしかないでしょう。

 日本の雪質は水分を含む重いもので、欧州とは性質そのものが異なります。

 暖房装置の常備も含めて冬場の観戦が厳しい事を思うと、現行のままいかにメディアに露出を訴えるかを考えるべきと考えます。
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