塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スポーツブランドはやがて選手の食生活も支援するのか

2017-10-26 01:26:51 | 日記
 通常連想するプロテインの銘柄と言えば

 1・味の素 アミノバイタル
 2・明治 ザヴァス
 3・森永 ウイダー

 の3ブランドが考えられると思います。

 今はスーパーのプライベートブランドでもプロテイン、サプリメントが発売されていますし、スーパーで購入すること、インターネットで購入すること、ソシテドラッグストアで購入するのでは、幾分価格も異なります。

 一番気軽に購入できるのは、恐らくウイダーだと感じます。

 ザヴァスはウイダーにあるゼリー状とチョコレートバーのような

 「コンビニでも入手しやすい形態がない」

 ためであり、アミノバイタルはゼリー状がありますが、販路だけでいいますとウイダーほどではない印象です。

 一方で「ドーム」、日本のアンダーアーマー総代理店もプロテインの販売しています。

 先日までキングギアで5回にわたり、プロテイン摂取の重要性のコラムが連載されていましたが、改めて感じたことは、大手のスポーツブランドでサプリメントやプロテインを販売する会社が思い浮かばない。

 という点があります。

 過去、アディダスがコーセー化粧品、広告塔に中村俊輔を起用して洗顔フォームを発売したことがありました。

 汗をかいたあとのシャワー、入浴は格別ですが、なるほどそこに3本線やスウッシュ、タイガー・ストライプと言った贔屓ブランドの石鹸やシャンプーがあれば、更に疲れが吹き飛びますよね。

 一方でトータルで選手を支援するのであれば、飲料水やプロテインも制作すべきと思わないところが逆に興味深いと言えます。

 大塚製薬は徳島ヴォルテスのスポンサーであり、石鹸の「ウルオス」、食品の「ソイ・ジョイ」、飲料水の「ポカリスエット」など、スポーツ支援の幅が広いわけですが、今後はギアだけでなく

 「健康面でも選手を支えるスポーツブランド」

 が必要となるのではないでしょうか。

 リーボックが潔くサッカー、バスケットの世界から撤退し、フィットネスに活路を見出したことは、凄く画期的なことかもしれません。
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育成と情、人間に訴える事柄

2017-10-26 01:10:29 | 日記
 今夏、ガンバから移籍した堂安律が在籍するフローニンヘンは、過去ルイス・スアレスが在籍していたことでも知られています。

 彼が以後、アヤックス、リバプール、そしてバルセロナとリーグの規模、チャンピオンズ・リーグの優勝を目指して移籍を決断していったことは周知のとおりです。

 イタリアならウディネーゼとエンポリがフローニンヘンに相当しますが、若手を成長させる何かがあるクラブというのは、ファンの声援だけでなくコーチと監督の見解も異なるのでしょうね。

 ガンバの育成が秀でていることは日本中が知っていますし、クラブの主力だけでなく、多くの代表選手を生み出してきました。

 2000年代では稲本、宮本、遠藤が注目を浴びるなか、二川と橋本も日の丸を身に着けました。

 2010年代でも宇佐美、藤春、倉田などが代表招集を受けていますが、育成というのは子育て、農業と同様で明確な指針があってないようなものですから、現場は常に考えることが不可欠です。

 コーチはきっと、選手に声をかけるという動作ひとつでも

 「こんな言葉では聞き入れてもらえないだろうな」
 「今声がけをせずに、考える時間を与えよう」

 など、選手の心情と感情を模索しているに違いありません。

 よくモウリーニョが試合展開を読むことに優れていると言いますが、彼もまた観察力、洞察力に優れた指揮官なのでしょう。

 過去、ワールド・サッカーダイジェストで連載コラムを持っていたイタリア代表FW、アルド・セレナが
 
 「僕が不調だったとき、監督のトラップがリフレッシュ休暇を2日くれたんだ」
 「通常、不調の選手は練習を強要されるが、僕はこの休暇で自分を見つめなおせたよ」

 と語っていたと記憶しています。

 今はどんどん機械が発達していますが、やはり人間の「情」というものは大切にしないといけません。
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