塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

エジプトも90年大会以来の出場を果たす

2017-10-11 20:12:39 | 日記
 アフリカ大陸からは、遂にエジプトが1990年大会以来の出場を果たします。

 隣国で最悪の間柄であるアルジェリアが今回出場しませんから、エジプト国民は2重の喜びでしょうね。

 彼らはあれだけアフリカ王者に輝きながら、不思議とワールドカップには縁がなく、国民も選手も歯がゆい思いをしてきました。

 クラブ・ワールドカップで

 「モハメド・アブトレイカ」

 を見て、ああ、こんな技量のある選手でもワールドカップでは戦えないのかと思いましたね。

 日本開催で中継時間がゴールデンタイムだったこともあり、アブトレイカとアル・アハリの試合を見た方は多いでしょうが、エジプト代表で最高のFWがいても、それだけではワールドカップには不十分なのだ。

 という点を痛感しました。

 アフリカはエジプトに代表される北の国々と

 1・カメルーンやナイジェリアに代表される、中部に位置するブラック・アフリカ
 2・ジンバブエや南アフリカに代表される、南アフリカ

 では気候も考え方も、サッカーの取り組みも異なります。

 南アフリカを語る際
 
 オランダ、イングランド人を祖先に持つ白人は、クリケットとラグビーを好む
 そして黒人はサッカーに夢中である

 との指摘があります。

 でもエジプトの場合は、とにかくサッカーのはずです。

 その熱意が実り、出場権を得たわけですがパナマやアイスランド同様、今後の強化策が求められるのも変わりはありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パナマ代表、ロシア大会へ出場決定

2017-10-11 19:59:53 | 日記
 通常パナマを連想する際はサッカーではなく野球が浮かびます。

 それはニューヨーク・ヤンキース最高のクローザー、マリアーノ・リベラの印象が強い側面があります。

 「カット・ファストボールで三振の山を築く」
 「勝利した後のニューヨーク・ニューヨーク」

 は日本の大リーグ好きにはお馴染みでしたね。

 そのパナマ、遂にワールドカップの初出場を決めました。

 僕がパナマ代表として連想するのは、大宮アルディージャや東芝でプレイしたデリー・バルデスで、この当時はパナマ本国でもサッカーはさほどの機運ではなかったようです。

 中米と言いますとメキシコの力が強く、近年はコスタリカとホンジュラスが出場権を得ていました。

 横浜フリューゲルスにに在籍したエルサルバドル代表のチェローナは、国民誰もが認める」
 
 「祖国の英雄」

 であり、オールドファンには懐かしい名前と言えます。

 今回はパナマが勝利したことで、中米は今後更に競争が激しくなるでしょうね。

 中米やカリブ海はほかにもジャマイカ(1998年)トリニダード・ドバコ(2006年)が出場していますが、継続的なワールドカップ出場権は得ていません。

 これは勝手な推測ですが

 1・協会の強化方針が一定せず、強化が断片的に終わっています
 2・選手たちが陽気である分、相手にリードされると形成不利となる

 のでしょうか。

 ただ来年のロシア大会はアイスランド、パナマなど初出場の国が彩りを与えてくれますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて感じる選手の獲得費用

2017-10-11 01:29:03 | 日記
 時代背景が異なると言えばそれまでです。

 しかし、今の移籍市場は本当の名手だけでない選手に獲得費用がかかりすぎていますよね。

 サッカー史の残るFWといいますと、多くの方が

 マルコ・ファンバステン オランダ代表 ミラン、アヤックスに在籍
 ゲルト・ミュラー ドイツ代表 バイエルンに在籍
 エウゼビオ ポルトガル代表 ベンフィカに在籍

 が連想し、その彼らを超える実力者と今でも讃えられるのが、ブラジル代表「元祖」ロナウドです。

 彼がバルセロナからインテルに移籍した際の費用が32億円、インテルからレアルに移籍したときでさえ50億円前後のはずです。

 経済状況やクラブの資産価値が違えど、歴史に燦然と輝く選手と現在のサッカー界に生きる、ちょっと良い選手に支払われる資金に、大きな隔たりがあることはやはり考えないといけません。

 レアルがユヴェントスからジダンを獲得した際に支払われた81億円は、狂気の沙汰と指摘されました。

 しかしこの費用、彼が引退した2006-07シーズンに誰もが

 「はした金だった」
 「わずか81億円の費用で、ペレやスティファノと並び称される選手にプレイが見られて幸せだった」

 と思いましたよね。

 一方でユヴェントス箱の移籍金で今もってクラブの大黒柱であるGKブフォンを獲得し、両クラブにとって良い取引となりました。

 ワールドカップが終われば、1か月の短期間に限定された活躍とはいえ、選手の勝ちが劇的に上昇します。

 その代表例が2010年のメスト・エジルだったわけですが、クラブ首脳陣は本当に選手が必要かどうかの

 「正しい判断」

 が今以上に求められる時代だと思いますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年の今、ワールドカップを思う

2017-10-11 01:15:04 | 日記
 日本代表がロシア・ワールドカップに向けて新しい強化を始めています。

 僕はレーブ率いるドイツ代表が、1958年、62年のセレソン以来となる連覇を果たしてもおかしくはないと思っていますが、その為にはマヌエル・ノイアーの活躍が不可欠です。

 ブラジル・ワールドカップの際、スペイン代表が

 ワールドカップの連覇に挑む
 欧州選手権の2大会連続優勝、そしてワールドカップを連覇して4回連続のメジャータイトル獲得か

 と囁かれましたが、さすがに無理でしたね。

 デル・ボスケは研究されつくしているスペイン代表に新しい血として、帰化したディエゴ・コスタを招集し、空中戦の強さとフィジカル・コンタクトを持ち込もうとしましたが、オランダ戦の前半を1-1で終えてしまった。

 ここで躓いてしまいました。

 ホストとなるロシアは、国民全体が出来る限り英語を用い、同時に

 「ロシアの人間は冷たい」
 「ウクライナやグルジア、南オセチアなど領土問題を全く解決していない」

 という暗い印象を覆そうとしていますが、その努力も代表が早期敗退私邸は意味がありません。

 ロシア代表は2002年大会、ホストとなる日本と同組となり、我々の大声援の前に苦しみ、0-1で敗退しました。

 逆に今度は日本が開催国のロシアと同組になる可能性もありますが、大歓声はむしろロシアに重圧を与えかねません。

 日本代表の多くがオランダ、ドイツ、スペイン、そしてイングランドと大陸で戦い、審判の異なる基準の笛や様々な個性を持つ選手たちを日々接していることで急成長を遂げています。

 しかし、ロシア代表の大半は国内でプレイしており、どこか脆さを感じさせます。

 まだ開幕前9か月の段階で本大会を占うのは無意味ですが、それでも考えたくなるのがワールドカップと言えそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする