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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

価格で勝負する窮屈さ

2019-04-04 00:37:31 | 日記
 昨日、両親と共にスーパーとドラッグストアに出かけました。

 近年は薬の入手だけでなく、酒、化粧品、食品が1フロアで入手できる利便性が評判となり、ドラッグストアの需要が増しています。

 「あの価格でこの品は買えないから」
 「広告の品、もう完売だった」

 と母が漏らすことがあるくらいですから、多くの利用者がいることになります。

 でも、価格競争と仕入れ競争は、従業員や業者の神経をすり減らし、多くのストレスを生みます。

 僕はもう、価格の安さで商売をすることは限界なのではないかと思いますし、確かに販売価格が安い事はありがたいのですが、別の方法も模索すべきでしょう。

 例えばフェラーリは価格で勝負していません。

 それはブガッティも同様ですが、年に数台、数百代販売できればそれでよい、言い換えれば

 販売数の増加、価格での競争がブランドにとってマイナスでしかない
 自分たちの価値を本当に理解しているドライバーだけに供給をしたい
 アフターメインテナンスなど、価格ではない付加価値の提供

 で商売をしています。

 ミズノのモレリア2、モレリアネオ2のように、価格で商売していないスパイクありますよね。

 モレリアのユーザーに取って大事なのは

 モレリアが常に販売されていること
 モレリアが常に最高の品質であること
 モレリアが職人芸を堪能できる存在であること

 ではないでしょうか。

 ミズノも商売上、限定カラーや限定素材でモレリアを制作しますが、基本の形状と色彩は何も変わりません。

 このような商売が僕は「真っ当」と思えるのです。

 昔、故落合正勝先生が、衣類は割引よりも、購入した店舗でいつでもアイロンがけをしてもらえる方が良いではないか、とおっしゃたと思いますが、ああ、なるほどと考えたものでした。
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モンテネグロのファン、イングランド戦で狼藉を働く

2019-04-04 00:19:35 | 日記
 僕は幼いころからひ弱、そして小心者なのでいじめられる、悪口を言われることが多々ありました。

 僕は言い返す、やり返すことが無いので、いい標的だったのでしょう。
 
 また僕は学生時代、一度もクラス替えと言う物を経験していないのですが、クラス替えの度に新しい雰囲気に慣れることは、相当な苦痛だろうなと想像します。

 イングランド代表対モンテネグロ代表との一戦において、モンテネグロ側のファンが

 ラヒーム・スターリングなどに罵声を浴びせる
 スタンドからライターが投げ込まれる

 という狼藉を働いたと聞きました。

 これだけ暴力と人種差別行為が問題視される中で、ファンはどのような思いで選手を罵っているのでしょうか。

 ユルゲン・クロップとグアルディオラもプレミアで指揮を執っているためでしょう、すぐにこの行為に反応し、主審にも節度ある態度を求めています。

 少なくともモンテネグロ側には無観客試合の罰則が適用されるようで、代表戦の入場収入はこれで全く得られない形となります。

 僕は海外に出かけたことはありませんが、恐らく侮蔑する側が

 別の国からやってきた人間がいることの緊張感
 その国に人間が新しい慣習をもたらす可能性があることへの嫌悪

 があるのではないでしょうか。

 つまり、異質な出来事に対しての免疫が無いのですね。

 欧州大陸の多くは陸続きであり、だからこそ国際結婚が珍しい部類ではないと考えていましたが、どうやら僕の認識は異なるようです。

 随分前、ティエリ・アンリや中田英寿が音頭を取り、白と黒のリストバンドが販売されたと思いますが、どんな試みでも特効薬はないのが差別的考えにおける現状の様子です。
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