塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ブイトーニのパスタが店頭で見かけない事から

2019-04-07 01:40:14 | 日記
 マラドーナにカレカ、アレマンなど1980年代後半のナポリは、まさにクラブの絶頂期にありました。

 ブルーノ・ジョルダーノやチロ・フェラーラなどイタリア代表の選手も存在しましたし、うまい具合に外国籍選手との調和がとれていたのですね。

 ナポリは現在カッパと契約していますが、過去はマクロン、ディアドラ、ロットとテクニカル・スポンサーが目まぐるしく変化します。

 それだけより良い条件で契約を得なければ、財政状況が持たなかったこともあるのでしょう。

 そしてマラドーナの時代はエネーレがスポンサーであり、胸スポンサーはパスタの代名詞である「ブイトーニ」が付いていました。

 でも、今このブイトーニがご近所で見つかりません。

 前回お話ししたバリラにディ・チェコ。そしてアルチェネロは入手できるのですが、ブイトーニだけなぜか見つかりません。

 数年前まではブイトーニ、店頭で何の問題もなく入荷できたのですが。

 ブイトーニの輸入卸元は「SSKセールス」というそうで、日本に輸出する際はナポリ港から出荷されるとホームページに記載があります。

 だからナポリの胸スポンサーになったのだな、と勝手に納得しているわけですが、やはり販路を維持することは大切であり、難しいのでしょうか。

 逆に言いますと、イタリアから遠く離れた日本で、上記に記したパスタ・ブランドの品が購入できることは、本当にすごい事と言えます。

 海外に住む日本の方が、キッコーマンの醤油やキリンビール(海外名はイチバン)を購入できる店舗があると、それはもう嬉しいに決まっています。

 イタリアの方が日本でブイトーニを食べる際は、マラドーナと彼が着用した地中海ブルーのエネーレを思い出すのでしょうか。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本場に追い付く、そして新しい価値を見出すこと

2019-04-07 01:13:09 | 日記
 例えば夕食をスパゲッティにしようと思い。ソースとスパゲッティを買いに出かけたとします。

 さて、ここからが幾分難しいと思います。

 つまり、選択肢として

 1・ママーやオーマイのような、日本ブランドの品を買う
 2・ディチェコ、ブイトーニに代表される、本場イタリアからの輸入品を買う
 3・糖質オフやグルテンフリーなど、栄養価が高い品を買う

 というように、様々な品が存在するためです。

 最近ではトルコからの輸入品も見かけますし、大抵の品がデュラム小麦を用いていますから、茹でる時間さえ間違えなければ、そう味わいに変化はないのかもしれません。

 僕はソースに関して言いますと、イタリアのバリラが手掛ける瓶詰ソースを贔屓にしています。

 今、イタリアから日本に留学、駐在している方が多いと思いますが、彼らからしてもパスタやピッツアに代表される、イタリアの家庭料理は日本でも違和感なく味わえるようです。

 ナポリはカルチョに仕立て、そしてピッツアで有名ですが、ナポリで研鑽を積んだ日本人の職人が大勢いますしね。

 ナポリの選手たち、特に海外からやってきた選手たちはイタリア料理の奥深さに様々な考えを巡らしていると思います。

 逆に言えば、日本のパスタ、ソースがイタリア本国とそん色ない出来栄えであることは、本当にすごい事です。

 それはJリーグも同様で、プロ化以降様々な課題を克服しながら現在に至っているわけです。

 本場に追い付くことは模倣することが大切ですが、Jリーグが幸運にも本場が直面している諸問題

 1・給料の遅配や経営難
 2・人種差別問題や無観客試合の実施
 3・ファンの暴動や選手の横暴

 など、無関係ではありませんが疎遠であり続けています。

 日本のスパゲッティがイタリア人も納得しているように、今Jリーグのシステムは欧州各国が学ぶ事、多いように思うのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする