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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本革スパイクが持つ佇まいの格好良さ

2019-04-23 00:18:17 | 日記
 1980年代のブラジルを代表する名手、ソクラテス。

 彼はトッパーを愛用していたことを今知りました。(フットボール・ウエブマガジンの映像より)

 セレソンは1982年、86年のワールドカップはトッパーからジャージの提供を受けています。

 ソクラテスは黒に黄色ラインのトッパーを愛用しており、写真からでも上等の革を用いていることが伝わってきます。

 ソクラテスもそうですが、トッパーそのものの佇まいが素晴らしいですよ。

 今、クラシック・スパイクとして仮に復刻されたならば、凄く人気がですな気配が漂っています。

 また、ペレと言えばプーマの愛用者として知られていますが、第一線を退いてからはポニーを愛用します。

 イタリア代表としてスペイン・ワールドカップ優勝、個人としては6ゴールで得点王に輝いたパオロ・ロッシ、彼もアルゼンチン・ワールドカップではポニーを履いていたんですね。

 ポニーのスパイク映像は「キングギア」で確認できますが、トッパー同様に革の質感は素晴らしいと言えます。

 各社が合皮とニットに素材を切り替えているのは、軽量化や最先端技術の投影という現実もあるのでしょうが、単純に

 「以前よりも上等の革が入手しにくい」
 「鞣しを含む工程の簡略化」

 があるのかもしれません。

 日本ではオールデンに代表されるコードバンの人気が高いのですが、農耕馬そのものがトラクターの台頭により減少し続けており、オールデンそのものの価格も上昇傾向にあります。

 パトリックはミカエル・ラウドルップとプラティニが愛用し、1980年代はナイキ、ヒュンメル・ル・コックも本革で競い合っていました。

 僕は本革が好きなのですが、主流はニットという現実は変わりませんよね。
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スリランカで起きたテロの映像を見て

2019-04-23 00:02:46 | 日記
 スリランカでテロが発生しました。

 マブロック、ムレスナ、ディルマ、セイロン・ティー・ガーデンズ。

 僕はこれまでスリランカ産の紅茶を様々購入してきましたが、テロの余波は名産であるこれらにも影響を及ぼすかもしれません。

 ブランドはスリランカだけでなく、ケニア、インド、中国など様々な国の茶園と取引があるわけですが、セイロン・ティーガーデンスのように、スリランカに自社農園を持つブランドは、大変だろうなと思います。

 サッカーは既に多国籍の時代であり、Jリーグだけでも従来のブラジル、韓国だけでなくスペイン、ドイツ、スウエーデンなど多くの国から選手が来日しています。

 他にはルクセンブルク、キュラソー、カザフスタン、タイなど様々ですが、逆に言えばJリーグでは既に日本社会では顕著ではない

 宗教的価値観の多様化
 生活習慣、言語それぞれの違い

 が見て取れる形になります。

 欧州ではトルコのような基本イスラム教が主流の国でも、仏教徒の選手、キリスト教徒の選手も在籍していますし、逆にプレミアではキリスト教徒が主流になります。

 難しいのは、「日本における」仏教では浄土宗や真言宗、天台宗など宗派が異なっても、見解の違いで暴力行為には至りません。

 しかし、イスラム教徒ではスンニー派とシーア派では価値観が異なりますし、戒律の厳しさも国によってまちまちといいます。

 キリスト教もローマン・カソリック、ロシア正教、ギリシア正教では十字の切り方が異なるはずですし、聖書の解釈にも違いがあるようです。

 ですから、サッカーの各国リーグのように、宗教の背景が異なる国からやってきた選手たちが、団結して勝ち点3を目指す姿を見ると、人間は暴力に頼る必要はないのではなかろうか。

 と思えるのですがね。
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