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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

老舗のアドラー、新作スパイクを公表する

2019-04-14 01:20:33 | 日記
 ミズノ、アシックスの陰に隠れがちですが、完全日本製サッカー・スパイクにアドラーがありましたね。

 「フットボールパーク」がアドラーの新作を紹介していますが、ここに商売の難しさがあります。

 僕はニッカ・ウヰスキーが好きで、ニッカの歴史を記した文庫本も2冊所有しています。

 ニッカの創業者である竹鶴政孝は、偽物まがいのウヰスキーを製造することで利益を得ることに我慢できず

 「良い物は必ず売れる」

 という信念を貫いた方でした。

 言い換えれば矜持、やせ我慢を時にしなければ商売は軌道に乗ることも、顧客の信頼を得ることもできないというわけです。

 しかし、ニッカが自社の商品を売り込む為に販促を行ってきたことも事実で、昔ながらに

 「良い商品は必ず評価するお客がいる」
 「丁寧に製品づくりを行うことが、信頼の第一歩」

 では、現在物足りなくなっていることも確かですよね。

 つまり、自社製品を手に取ってもらうためには過去、口コミという無料の販促があったわけですが、現在のSNSはその発展形と言えるわけです。

 ですからアドラーのように

 「良い商品ではあるのだろうが、店頭で試着する機会が限られている」
 「アドラーを履いた選手の声が聴きたい」

 というファンの要望に、これまでは限定的だった企業も、今後はやはりSNSは無視できない存在ではないでしょうか。

 フィラがファッシノを限定復刻し、ヤスダも手倉森さんと契約するなど、サッカー好きはスパイクの新先案内が大好きです。

 僕もアドラーの新作情報、今後も注目したいと考えています。
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ピンポイントで得られるであろうプロモーション効果

2019-04-14 01:06:35 | 日記
 車や文房具の世界ではドイツ製、背広ではイタリア製と英国製、ジーパンやスエットシャツは米国製。

 というように生産国の響きは、消費者にとって信頼できる品物か同課の目安になります。

 一方で興味深いのは南イタリアで製造される衣類には、イタリア製ではなくて「ナポリ製」と記すブランドが存在することです。

 ナポリやパレルモ、バーリなどカルチョのファンならば馴染みある都市では、それぞれが仕立てという分野でも競争をしているのですね。

 イタリアといえばユヴェントス
 ユヴェントスといえばイタリア

 という連想ゲームが成立するほど、スポンサーであるフィアットはイタリア経済の主軸であり続けてきましたが、南イタリアは少なくとも農業や仕立てでイタリアを支えてきました。

 ですので、日本でも本格的な背広や靴に目利きがある方は、イタリアという枠組みよりも、地域や職人というピンポイントで選択、購入をしています。

 例えば日本食も漠然と寿司、天ぷら、納豆や豆腐など海外の方は考えがちです。

 しかし寿司には押し寿司と握り寿司がありますし、豆腐も高野豆腐や絹に木綿など種類は豊富ですよね。

 ですから食事を軸に

 「うどんの本場香川県には、カマタマーレ讃岐というクラブがあります」
 「蕎麦どころの信州には、数多くのプロサッカークラブがありますよ」

 というように、範囲を絞り込むことで海外に紹介できる方法があるように思えます。

 名古屋のきしめん、甲府のほうとう、そしてラーメンと蕎麦、そしてうどん。

 イタリアや中国の方も驚くほど麺類の種類が豊富な日本ですが、今は海外でも口にできる機会が増えましたが、是非Jリーグの観戦も含めて味わってほしい物です。
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