塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パルセイロ、男女いずれも踏ん張りどころです

2019-07-05 19:20:06 | 日記
 今日、長野市のリサイクル店に出かけて買い物をしました。

 長野市方面から国道18号線を千曲市に向けて南下しますと、篠ノ井地区に差し掛かります。

 そして左手に手前から長野オリンピック・スタジアム、その奥には長野Uスタジアムが確認できます。

 夕焼けを見ながら篠ノ井地区の象徴であるふたつのスタジアムを見ると、直に奇麗だなあと思いますし、このかけがえのない財産を今後、いかに維持してゆくかを考えさせられます。

 長野オリンピックスタジアムでは、2004年にはプロ野球オールスターが開催されましたし、今月15日にはジャイアンツ対スワローズの一戦もあります。

 また、これからの季節は高校野球の長野県予選もありますし、信濃グランセローズも定期的に試合を行います。

 つまり、オリンピックスタジアムはその役目をしっかり果たしている形になります。

 グランセローズは今季、既に独立リーグの前期優勝を果たしていますし、本籍を置く中野市を軸に根強いファンが沢山いることが特徴です。

 Uスタジアムもパルセイロの試合だけでなく、全国高校ラグビーの長野県大会決勝をはじめとする、ラグビーの試合が何試合か行われました。

 また、なでしこの試合が過去、2試合行われたことは特筆すべきで、パルセイロが「わんパル広場」と並んで力を入れている

 「ガールズ・サッカー」

 の影響も、今後は増してゆくに違いありません。

 しかし、一番大切なことは当然トップとレディースの試合結果ですし、それは首脳陣も選手も痛感していますよね。

 実はスタジアムから最寄りのガソリン・スタンド「エネオス」の洗車機には、クラブマスコットのライオーが描かれていますし、篠ノ井駅前にはしっかりとパルセイロの息吹が聞こえます。

 パルセイロの踏ん張りどころは、やはり今ではないでしょうか。
 
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モナコ、今季よりカッパがサプライヤーに

2019-07-05 05:14:40 | 日記
 リーグ1のモナコがナイキとの現行契約を終了し、今季よりカッパと契約します。

 モナコはアルゼンチン代表マルセロ・ガジャルドを獲得した1998-99シーズン、リーグ1で優勝しています。

 このとき、ジャージを提供したのがカッパでした。

 当時のカッパは両方の脇腹に「ヒューマン・ロゴ」をデザインしており、今振り返るととても懐かしいですね。

 モナコ・ファンからすれば、カッパとの契約は縁起が良いと言えるかもしれませんし、郷愁を思い出される契約かもしれません。

 例えばアーセナルはプーマからアディダスへ契約を変更します。

 彼らがアディダスを選ぶのは実に25季ぶりのことで、この年に生まれたファンは25歳を迎えているわけですから、長い年月ですよ。

 ですから、古株のファンからすれば当時にハイバリーの様子、主力選手たちを脳裏に浮かべるでしょうし、若い世代は今季こそチャンピオンズ・リーグの出場権を得てほしい。

 と思うのでしょう。

 日本代表が2017年、ワールドカップ初出場を決めた1997年当時にデザインをモチーフにしたジャージを、親善試合の1試合だけ用いたことがありました。

 アディダス・ジャパンからすれば、自社と代表の歩みを再確認する目的もあったのでしょうが

 「予選のつらさ、厳しさをもう一度振り返りましょう」
 「その先に歓喜が訪れるのです」

 ということを、あのジャージで僕たちに伝達したかったのでしょうか。

 復刻スニーカーもそうですし、懐メロも自分の在りし日の姿、どこかで思い浮かべたいと僕たちは思う生き物かもしれませんね。
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人の心は移ろいやすいはずです

2019-07-05 04:54:29 | 日記
 人の心は移ろいやすい物と言えます。

 ワールド・サッカーダイジェスト2006年3月2日号の裏表紙は、

 「ジョガ・ボニート」
 「アーセナル・イクイップメント・マネージャー・ヴィック・エガース」

 というスローガンと共に、当時ナイキにおける最軽量スパイク、マーキュリアル・ヴェイパーになります。

 次のページには契約選手の一人としてティエリ・アンリの姿が確認できますが、彼はASモナコでプロデビューした際は、アディダスを履いていたはずです。

 そしてナイキからリーボックに移籍を果たし、バルセロナ在籍時は「ベクター・ライン」と共にゴールを狙っていたものです。

 しかし、リーボックがサッカー事業を縮小していたこともあったのでしょう、彼は最終的にプーマと契約し、公の場でもプーマの衣類、靴で登場するようになります。

 人間、満足する期間と言うのは実に短く

 「何かが違う」
 「向こうの方が魅力的だな」

 と思いがちなのでしょうね。

 朝令暮改と言う言葉がありますが、僕も良く自分の中で勝手に考え、嗜好が変化しますが、優柔不断か柔軟な対応のどちらかと尋ねられると困ってしまいますが。

 インテルが1990年代、クラブ運営が至らないと指摘された背景には、マッシモ・モラッティの愛情が大きすぎるという指摘がありました。

 彼はインテルへの愛情が大きすぎ、クラブを何とか良くしよう、ファンがサンシーロに来て良かったと思える選手を獲得しよう、という気持ちが大きすぎたのでしょう、指揮官も選手も大きく変化しすぎました。

 彼にとっては脳裏の中で、インテルが優勝するためになすべき事柄が、次から次へと浮かび、その都度前の考えを消し、新しい考えを公表していったのだと感じます。

 モラッティ、アンリに限らず人間は誰しもが、両者のような心を持っていると思うのですが。
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友人は多ければ多いほど有意義なのか

2019-07-05 04:38:36 | 日記
 シングルモルト・ウヰスキーの有名銘柄に「ラフロイグ」があります。

 ラフロイグはチャールズ王太子より「ロイヤル・ワラント」を授与されており、機会があると常に王太子に味わって頂いていると聞きました。

 ラフロイグの他に「アードベグ」という銘柄もあるのですが、両者に共通するのは、物凄い強い磯や泥炭の香りであり、よくウヰスキーを形容する際に用いる単語

 「スモーキー」

 では収まらないとの事です。

 ラフロイグとアードベグが蒸留所を持つ、スコットランドの「アイラ島」

 ここには含蓄のある言葉

 「簡単には友達にはならなないが、友情を結んだならば一生続く」

 がありまして、スコットランドの持つ気質が見られます。

 よくサッカー雑誌がインタビューの中で

 「クラブ内では誰と親しいの」
 「ドレッシングルームはどんな雰囲気かな」

 と選手に尋ねますが、選手からすれば答えにくいでしょうね。

 同胞だからといって話が合う、とも限らないでしょうし、キングがジェノアに在籍していた1990年代半ば、日本人に限らず東洋人が欧州移籍を目指すことは皆無でした。

 ポルトガル語とイタリア語にさほどの隔たりはありませんが、やはり何かの圧力は感じたに違いありません。

 それでもキングの真摯な態度がオランダ代表のファントシップ、チェコ代表のスクラビーという、レギュラーを争う選手からも称賛を得たことは、やはり凄いことです。

 今世間では大きく「闇営業」という単語が闊歩しています。

 多くの関係者が頭を抱えていますが、こんな時僕は

 「知り合いがいなくて良かったなあ」
 「独りぼっちも、案外悪いものではないのかもなあ」

 と、胸の中でそんな感想を抱いてしまうのですな。
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