塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スニーカーが熱狂を呼ぶ時代

2019-07-27 00:42:11 | 日記
 かつてスニーカーと言えば

 1・コンバースやケッズに代表される、普遍的な形
 2・ナイキならばコルテッツ、プーマならばスエードなど、スポーツブランドの定番品
 3・リーボックやフィラのハイテクバッシュ

 などのが誌面で特集されたものでした。

 ただ、スニーカーと一口に言いましても、現在はアトモスやチャプターなど、店舗からブランドに働きかけることもありますし、カニエ・ウエストがナイキからアディダスへ移籍したように

 アーティストの感性を落とし込む

 ことも不可欠になっています。

 今後はサッカー・スパイクやジャージも、スニーカー同様の試みが行われてゆくでしょう。

 またニューバランスがリバプールとの契約をどこかで「躊躇」しているように、スポンサー契約の金額もどこかで歯止めがかからなければ、ビジネスが崩壊する危険性もあります。

 そのスニーカーがある種「混沌」としている背景に

 ノースフェイスやモントレイルなど、トレイル・ランニングの分野における認知度
 トッズ、ランバン、バレンシアガなど、メゾンが手掛けるスニーカーが大注目

 というように、バスケットやサッカー、陸上など競技に特化しない形で普及しているためです。

 僕が雑誌を買い始めた1990年代前半、ジョン・ロブやエドワード・グリーンは当たり前ですが、上質な皮革と丁寧なつくりに革靴を世に送り続けており、今のように

 「休日用の柔らかな靴」

 と作るとは、到底思えませんでした。

 これもまた、商売の方法を変化させなければ、ただ衰退してゆくという危機感の現れなのかもしれません。
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爆発的な売れゆき、という現象

2019-07-27 00:28:29 | 日記
 「飛ぶ鳥を落とす勢い」
 「大人買い、瞬殺」

 など、店頭に並べた商品が一瞬にして完売する例えが、上記の他にもいくつかあります。

 先日、転売で利益を得ようとした、と指摘された中国国内でのユニクロのTシャツ販売のように、従業員がどうしようもない事態に追い込まれることさえあります。

 僕が書店員だった2000年代前半は、J・Kローリング原作の

 「ハリーポッター」

 が爆発的な売れ行きを見せました。

 予約の受付、店頭販売でもすぐに完売してしまい、大変な賑わいでしたし受け付けたお客様へ、入荷連絡を日々行ったこともよく覚えています。

 ちなみに韓日ワールドカップ終了後は

 1・トルコ代表イルハンの写真集
 2・ベッカムに関するほぼすべての書籍

 もオーダーも随分とありました。

 ある意味、サッカーバブル、ワールドカップ特需というわけですね。

 アディダスが手掛けた2002年日本代表ジャージは、60万枚という今後まず破られることがないであろう、驚異の数字を記録しました。

 ここまでくると、アディダス側としても

 いつになったら要望の数を揃えることが可能だろうか
 次期代表ジャージの売れ行きが、鈍るのではないか

 と不安も大きかったに違いありません。

 ユヴェントスがロナウドをレアルから獲得したことを表明した瞬間、一気に彼のレプリカをファンが買い求めたように、スターという存在がどれだけ利益をもたらすのか、この点が再確認できました。

 僕は自分の関心がある分野において、プレミア価格、大人買いなど、定価販売以外は基本、関心がありません。

 普通の品を普通に買う、これが一番難しいのはいつの時代も変わりはしないようです。
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