塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

主役をあえて出場させない決断

2019-07-25 16:41:25 | 日記
 高校野球で通を唸らせている大船渡高校の佐々木朗希投手。

 既に100マイル(160キロ)の4シーム・ファストを投げられると評判ですが、監督さんは彼の健康と未来を考慮し、県大会決勝に「敢えて」登板させなかったと聞きました。

 ちなみに大船渡高校、小笠原満男氏の母校ですよね。

 案外、鹿島アントラーズのファンも、英雄の出身校ということで注目していたのではないでしょうか。

 僕はこのニュースを聞いて

 「決勝に登板させるように、8強、4強で投げさせなければよかったのだろうか」
 「それとも決勝戦に進むことが最優先だったのか」

 とも考えました。

 灼熱の太陽光線の下で野球をすることに、今は是非の声がありますが、佐々木投手をこの大舞台で見られないことを、残念に思うファンはおおいはずです。

 このニュースを聞いて、ハヴィエル・アギレ体制の日本代表を連想しました。

 シンガポールという中立地で代表戦を行った際、確か、ブラジル、ジャマイカと対戦したはずですが、アギレ監督は常連選手を「意図的に」セレソンにあてず、柴崎や森岡など

 「自分が代表監督在任中、中核になるであろう選手」

 をぶつけました。

 この方法論には当然、多くの意見がでましたが、体制そのものが瓦解する羽目になりましたが。

 佐々木投手が将来、大リーグで爆発的な活躍を見せると仮定し、

 「あの時の監督さん、良く決断したな」
 「勇気が必要だった」

 と賞賛されるのかもしれません。

 将来と言う言葉を用いても、監督さんの下には多くの意見が届くと思います。
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ソニーがユヴェントスのスポンサーだったあの頃

2019-07-25 16:26:32 | 日記
 音楽の再生機器は、レコードからカセットテープ、カセットテープからCDへと変化し、CDではなくミニ・ディスクを選ぶファンもいました。

 僕の弟はCDを購入し、そのCDをMDに録音していたようですが、僕はMDを所有していませんでした。

 でも、中学時代近所のレコード店で初めて自分の意思でお金を払った際は、カセットテープであり既に主流になりつつあったCDプレーヤーを、僕はまだ持っていなかったのです。

 2020年を迎えようとする中、これらを羅列するだけでも古臭さを感じますね。

 実はMDはミニ・ディスクという言葉を指し、CDよりも更にコンパクトな(およそ4分の1程度でしょうか)形が特徴でした。

 フットボール・ウエブマガジンが語っていますが、1998年のユヴェントスの胸スポンサーはソニーであり、その会社名の下に小さく「ミニ・でディスク」のロゴが確認できます。

 当時のⅯⅮは、それだけ彼らが力を注いでいた形なんですね。

 そのMDも、もう風前の灯火、と聞きました。

 つまりMDは小さいのではなく「小さすぎた」のかもしれません。

 ソニーはCDよりもより持ち運びしやすく、軽量であることを念頭に置いたのでしょうが、逆に整理・整頓が追い付かなかった気がします。

 サッカーでいうならば

 1・1980年代の3-5-2対3-5-2
 2・1990年代の4-4-2対4-4-2

 という、攻撃するための空間が無く、相手の背番号10をつぶす退屈な形、「窮屈で精いっぱい」と同じなのかもしれませんね。
 僕はもうCDを買うことも、音楽配信の提供も受けないでしょうが、カセットテープ、レコードの人気急上昇を思うと、リベロ、3-5-2は再度復活するかもしれませんね。
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ラフィーニャにみられるスパイク騒動の顛末

2019-07-25 01:26:43 | 日記
 専門サイト「コーヘイズ・ブログ」において、アディダスとラフィーニャ・アルカンタラの騒動について、後日談が掲載されています。

 ブラジル代表ラフィーニャは、アディダスと契約していたのですが、彼は自身で
 
 「アディダスとの契約は終了した。ブラックアウトでミズノのモレリア・ネオ2を履く」

 と決め、ほんの一瞬ではありますが、真っ黒のスパイクで試合に出場していました。

 実はアディダス、彼との契約書の中に異議申し立てが無ければ、契約は「自動更新」されるという付帯条件を設けていたようで、ラフィーニャはこの項目を見落としていたようなのです。

 結局アディダスは、彼に1億円を超える金額を裁判で請求したのですが、ラフィーニャがモレリア・ネオ2を履くことをやめ、再度アディダスを愛用し始めたことで、この問題は解決した。

 要約するとこのような形なのですが、もしミズノが

 「アディダスへの賠償金を私たちが用意します」
 「ですから、我々と契約しましょう」

 という話を持ち掛けたならば。

 ブラジル代表に再び、ミズノ契約選手が誕生したでしょうか。

 ただミズノからすれば、彼のように故障が多い選手よりも、頑健な選手を好むのかもしれませんが。
 
 ワールド・サッカーダイジェスト2005ねん6月1日号に、ウクライナ代表シェフチェンコのインタビューがあります。

 もうこの時点で彼は、ロットとの契約を終了しミズノと契約、与えられた「ウエーブ・シンケン」を愛用する姿が確認できます。

 しかし、ワールドカップ2006が終了し、チェルシーに移籍すると選手が個人契約を優先させ、広告起用されることを望まないクラブとの板挟みとなり、この契約を唐突に終わりを迎えます。

 シェバは以後、リーボック、ナイキを履きますが、この両選手との契約がうまく運んでいれば、ミズノの広告戦略は変化していたかもしれません。
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ヴィッセル、新たな補強策を展開

2019-07-25 01:06:48 | 日記
 ヴィセル神戸がトーマス・ベルメーレンを見て補強しようと模索しているそうですね。

 現在のヴィッセルには、サッカー好きでなくとも名前くらい聞いたことがあるであろう、アンドレス・イニエスタ、ダヴィド・ビジャ、そしてルーカス・ポドルスキの3選手が在籍しています。

 一方でダンクレーやセルジ・サンペール、ウエリトンなど、先の3選手と比較すると知名度では劣りますが、仕事人として評価を得られる存在もいますよね。

 神戸はヨルダン代表のジョアン・オマリを獲得(ウエブ版のデイリー・スポーツより)し、既に最終ラインのてこ入れを図っています。

 ただ、ここで更にベルメーレンの獲得を狙うということは

 1・山口、西という最終ラインと中盤センターを補強した開幕前の構想と現在では隔たりがある
 2・それは今季途中でトルステン・フィンク体制に移行した、指揮官の思惑もある

 という点でしょうか。

 現在、日本代表選手の多くは、日本企業が出資している関係もあり、シントトロイデンに移籍する機械が増えました。

 一方でベルギー代表経験者が来日する機会はそう多くなく、ベルメーレンはその珍しい例にあたります。

 神戸は彼が正式加入した際、外国籍選手が9選手となり、フィンク監督はいかに彼らと日本人選手を組みわせてゆくのか。

 この点を相当気にするはずです。

 楽天、アシックス、カワサキなど神戸のスポンサー企業は、有名選手が多く在籍すれば、より自社の存在が海外に認知され、嬉しく思うのかもしれません。

 一方で既に神戸は

 1・2019シーズンに向けての構想と人員をまとめる
 2・仮に今季、フィンク体制がとん挫した際、更に交代はあるのか

 という危険性も背負っているように見えます。
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