塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

海外で自国の名手が知られるならば

2019-07-08 22:25:41 | 日記
 野球好きでなくとも、ファースト王、サード長嶋は誰しもが連想できます。

 ジャイアンツの宿敵はいつの時代でもタイガースですが、別当薫、村山実、江夏豊に鎌田実などは往年のタイガース・ファンからすれば、かけがえのない存在でしょうね。

 僕の父は今もって伝説と囁かれる、昭和35年の大洋ホエールズの日本一を見て今でも横浜を贔屓にしています。

 ですから父の中には「三原脩」という指揮官が、常に宿っていると思います。

 一方でパ・リーグは波乱万丈の歴史を持つことが多いですよね。

 南海ホークスがダイエー・ホークスを経由し、現在のソフトバンク・ホークスに
 西鉄ライオンズが太平洋クラブライオンズ、西武ライオンズから現在の埼玉西武ライオンズ

 になったはずです。

 また東北楽天の誕生経緯は皆さんもよくご存知ですよね。

 Jリーグに限らずサッカーは、降格制度をもってその土地を離れないようにしていますし、昇格すれば当然地域は喜びます。

 ここにホームとフランチャイズの差があるのでしょう。

 これだけ大リーグに選手が移籍すれば、冒頭でお話した名手たちのことを、キューバや米国のファンが知る機会になっているように思います。

 キューバは1990年代当時、現在のように米国との国交がありませんでした。

 ですからアマチュアで最高と囁かれたキューバ代表の投手、リバン・ヘルナンデスは、ボートで命を懸けて渡米し、大リーグで投げる機会を得ようとしました。

 そんな彼らも、日本野球の歴史を知る事は、意義あることと思うかもしれません。

 サッカーも同様で、宇佐美のように日本に戻る選手もいれば、シュミット・ダニエルのように旅立つ選手もいます。

 現地でファンから

 「日本、ワールドカップでこんな戦いをしたよね」
 「俺、釜本と杉山をしっているよ」

 と語りかけられたら、嬉しいに決まっていますよ。
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日本人が主役であることの興奮度

2019-07-08 17:46:38 | 日記
 日本のバスケットボール関係者は、今本当に嬉しくてたまらないでしょうね。

 1990年から2000年代初頭、総合誌「ナンバー」はマイケル・ジョーダン、デニス・ロドマンを表紙に起用し、専門誌に劣らない誌面を構成するなど、バスケットボールは僕たちを興奮させ続けました。

 昨今のバスケットボールは、もちろんBリーグの発足もあるのですが、復刻バッシュの盛り上がり、つまり外的要因の方が多かった印象を僕は持ちます。

 しかし、今回の盛り上がりが本場米国とはいえ

 「八村塁という日本代表選手」

 が話題の中軸なのですから、興奮しない方が不思議ですよね。

 彼はナイキを愛用しているのですが、本場でプレイすればするほそ、所属先の情報や彼の個人的活躍が大きく報道されます。

 1998年サッカーでは

 「中田英寿とペルージャ、指揮官のカスタニエル」
 「彼が履くフィラのファッシノ、オーナーのガウチ家が手掛けるブランド、ガレックス」

 がファンの間で認知されましたよね。

 そのころは今よりも遥かにトレーディング・カードの需要もあり、パニーニのセリエAカードは本当に人気で、僕も購入していましたよ。

 他にもフユテラにマーリン、以後はトップスなど、カードで選手を知るファンも多かったこの時代、選手は人気があればあるほど、

 ジャージ・カードやサインカードの担い手
 別の形でのレア・カード

 の対象になったものです。

 世界最古の選手名入りバッシュは当然コンバースの「チャック・テイラー」であり、その発展形がナイキのエアー・ジョーダンになりますが、案外八村選手の名前入りバッシュ、期待できると思います。

 ちなみにナイキから野茂英雄さんの「ノモ・マックス」が登場した際、野球好きは感慨深かったと思います。
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コパ・アメリカ、セレソンが12年ぶりに優勝する

2019-07-08 17:29:16 | 日記
 ブラジル開催のコパ・アメリカはそのセレソンが優勝し、面子を保つことが出来ました。

 チッチ監督はコリンチャンスでコパ・リベルタドーレスで優勝経験を持ちます。(2012年)

 ですから代表とクラブ、両方で大陸王者を達成することになりましたね。

 2007年の優勝時、指揮官カルロス・アルベルト・パレイラは、カカとロナウジーニョ、両エースの出場辞退に関して随分と立腹したそうですが、不在を逆手にとり新戦力を起用します。

 その起用に応え、2010年ワールドカップ出場を果たしのが、レフト・フルバックのマイコンであり、FWのロビーニョでした。

 また、第一次ドウンガ政権で主力となるエラーノも、この優勝を経験していますが、当時のコパ・アメリカはブラジルのような有力国であれば

 「バロンドール受賞者が不在でも優勝」
 「若手を育成する大切な場」

 でもあったのですね。

 日本代表のように、苦肉の策が若手起用と言う場合もありますが、当時のセレソンはあくまで選手が休暇を必要としたためでした。

 ちなみにこの優勝時にはアンデルソン、ジエゴにドニなど通好みの選手が数多く揃っていましたが、もはやコパ・アメリカはセレソンのような有力国でも、育成を目的にはできない。

 それくらい競争力が向上している印象を受けます

 GKのアリソンとFWのフィルミーノはチャンピオンズ・リーグで優勝し、ガブリエル・ジョスス、エデルソンの両選手が、シティの国内3冠を味わいました。

 つまり、レギュラークラスが連戦でどんなに疲労を感じていても、招集を拒むようなことがあれば、それだけ他国の代表との戦力差がうまれていまう、そのような形ではないでしょうか。

 ただ、アルゼンチン代表は本当に難しい時期を過ごしている、これもまた事実ですね。
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高校文化祭でサッカージャージを着ることは独特だろうか

2019-07-08 05:11:16 | 日記
 以前から度々お伝えしていますが、千曲市周辺の高校文化祭ではサッカー・ジャージを団結の意思としてクラスで誂える傾向にあります。

 ですから、彼らを見ていますと昨今の人気クラブがどことなく見えてくるわけです。

 ただ、注意しないといけないのは

 1・購入価格を考えれば、明らかな「海賊版」で済ましている場合が多い
 2・ファッションで選んでいる事を考慮すれば、必ずしも強豪が人気ではない
 3・日本代表、地元クラブではなく、基本的に欧州クラブ

 という点を考慮すべきという点でしょうか。

 ですから、松本山雅、長野パルセイロのジャージが文化祭で着る高校生が出てくるとすれば、本当にすごいことなのだと僕は勝手に思っていますが。

 ただ、この現象が他県でも確認できる事柄なのか、僕にはわかりません。

 鹿島市の高校生が文化祭でアントラーズのナイキ製、本物のレプリカシャツで団結する、という事があるのならば、それは素敵だと思いますね。

 昨日偶然見かけた生徒さんは、二本線の「バイエルン」、三本線の「レアル」でした。

 前者が明らかに安物であることはわかりましたが、後者もアディダスのロゴは確認できませんでした。

 また、パリ・サンジェルマンのジャージを見かけましたが、以前はチェルシーやバルサも数多く見かけたものです。

 僕も高校時代、クラスでサッカー・ジャージを誂えたことがあります。

 僕に発言権など無いため、提示された金額を両親に無理を言って用意してもらいましたが、そのデザインはユナイテッドの物でした。

 当時のユナイテッドと言えば
 
 1・胸スポンサーが「シャープ」
 2・リバプールから盟主の座を奪い返す

 という、右肩上がりで資産価値が上昇していたんですよね。

 でも、今ならばユナイテッドではなくシティを選んだかもしれません。

 発案者はたんに「「見た目」で選んでいるでしょうから、優勝とは関係ないのかもしれませんが、流行は確かにあると思います。
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作り手の矜持を購入者が感じている点

2019-07-08 04:54:53 | 日記
 イタリアならばフライ、フィナモレ、ルイジ・ボレリなど
 フランスならばシャルベ、ランバンなど
 米国ならばブルックス・ブラザース、ギットマン・ブラザーズなど

 服飾の世界ではその国を代表するシャツメイカーがあります。

 特にブルックス・ブラザースの「ポロ・ボタンダウンシャツ」は、アンディ・ウォーホール、ジャンニ・アニエッリなど、多くの著名人が好んだシャツとしても知られています。

 イタリアの仕立てでは、「アンナ・マトッツオ」も有名で、一着の注文価格が6桁になるにも関わらず、多くの顧客が存在することを思うと、シャツの奥深さを痛感します。

 これら多くのシャツメイカーの中でも、多くのマニアを持つのが、ジェームズ・ボンド御用達の

 「ターンブル・&・アサー」

 になります。

 現在の経営者であるアリ・ファイド氏、その息子のジェームズ・ファイド氏へのインタビュー記事が、レイクマガジン27号の94ページから確認できます。

 その中でアリ・ファイド氏は

 「パキスタンやモロッコなどの他国で生産することは決してありません」
 「ターンブル・&・アサーは英国製でなくてはならないのです」

 と語ります。

 ここにサッカー・スパイクの販売方法のヒントがあると思います。

 ミズノ・モレリア2が多大なる支持を得ているのは、モレリアの高品質もあるでしょう。

 しかし、学生だろうがプロだろうが、彼らは

 「日本製のモレリア2でなくてはならない」
 「アルチザンの息吹が感じられる品質でなくてはならない」

 という事を、敏感に感じ取っており、だからこそミズノはその期待に応えている、というわけです。

 価格、つまり入門編から本格使用を考慮した際、生産国に隔たりがあるのは致し方ありません。

 しかし、トップ・モデルをレビュラ、モレリア・ネオ2.モナルシーダのいずれでも日本製で手掛けること、これが購入者にとって一番最適で信頼できること、これはミズノにとって大きいと思います。

 だからこそ、モレリアは常にモレリアと言える気がします。
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