塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パリ・サンジェルマン、今夏は大刷新か

2022-05-01 21:31:55 | 日記
 キリアン・エムバッペは既にレアル・マドリード移籍に関して個人合意をしているという話が浮上しています。

 実際はどうなのでしょうか。

 既にパリ・サンジェルマン首脳陣は、指揮官交代も含めてクラブの刷新を目指し、アルゼンチン代表選手たちもレオ・メッシ以外は移籍させる方向で動いているとも言います。

 それだけ2020年のUEFAチャンピオンズ・リーグ「準」優勝を頂点に、優勝できない歯がゆさが耐えられないところまで押し寄せている、という事かもしれません。

 スペインでもサッカー以外の競技が人気を博しています。

 闘牛を競技とみるか、大相撲のように競技ではなく伝統芸能のような形に付随するのか、正直定かではありませんが一方で

 フォーミューラー1 フェルナンド・アロンソは2006年王者に輝く
 バスケットボール パウ・ガッソルがLAレイカーズでNBA王者に、スペイン代表も強豪として認知
 テニス ラファエル・ナダルの知名度は世界規模

 というように、花形選手はこれまでも数多く存在してきました。

 それでもスペインでは基本「何を差し置いてもサッカー」という空気なのでしょう。

 フランスでは港湾都市のマルセイユは同じ感触でしょうし、リヨンやリールなど過去20年に優勝経験を持つクラブも同様のように思えます。

 しかしパリ・サンジェルマンのファンと首都パリはこの、「何が何でもサッカー」というある種のがむしゃらさが無いのではないでしょうか。

 つまりそこまで「しゃかりき」に汗をかく必要はないし、サッカー、パリ・サンジェルマンを応援する以前に、注目すべきことは他にもあるし、サッカーだけが人生の楽しみではないさ、と考えている節があるように見えるのです。

 単純に都市の持つ気概とは言い切れませんが、このメンタリティの改善がパリ・サンジェルマンにとって不可欠のように思えませんか。

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僕が思う監督の流動性

2022-05-01 21:10:44 | 日記
 長野県には信濃グランセローズという、独立リーグのチームがあります。

 2007年の誕生以降、着実に実績を積み重ね本拠地の一つ「長尾オリンピック球場」は、AC長野パルセイロのホーム「長野Uスタジアム」と隣接していますから、両者が互いに試合開催を告げることもありました。

 ただ、独立リーグでどんなに多くの実績、優勝回数や選手を育てる手腕を指揮官が認知されても、NPB12チームのいずれかに指揮官として招かれることはないのではないでしょうか。

 逆にNPBと契約切れの選手が、全国独立リーグを次の職場に選ぶことは増えているように、選手としての受け皿はJリーグ程ではないにせよ、確実に国内でも広まっていまs。

 日本プロ野球を12チームもあるのか、12チームしかないと考えるかで意見が分かれますが、基本指揮官は

 1・チームン出身選手が招聘される
 2・北海道日本ハム・ファイターズのトレイ・ヒルマンのように、外国籍の指揮官が就任することも稀

 という状況です。

 1999年阪神タイガースが、ヤクルト・スワローズ(当時のチーム名)で日本一に輝いた野村克也を指揮官に就任させたことは大きな驚きでしたが、それは読売巨人軍と阪神タイガースのような伝統チームは、他チーム出身選手を指揮官に招聘する考えを、そもそも抱いていないためですね。

 逆に監督経験のない出身選手を添える事例は多々ありますが、それも無謀なのではないでしょうか。

 昨年日本シリーズを勝ちとった東京ヤクルト・スワローズですが

 1.指揮官の高津信五は、日本と米国の両方で多くの登板機会を得た
 2・その中には野村克也からの助言が活きていた
 3・彼はいきなり1軍の指揮官ではなく、まずは2軍で研鑽を積むことから始めた

 というように、きちんとしたプロセスを経ています。

 Jリーグで当然ライセンスが必要ですし、出身クラブでないクラブから打診があっても、裏切り行為という観点よりも自分のキャリア形成を最優先に考えます。

 サッカーから見ると野球も監督はもっと、独立リーグから指揮官を招くなど流動性があっても良いと思うのですがね。
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熱狂を生むトルコリーグについて

2022-05-01 20:57:11 | 日記
 トルコ・リーグの3強と言えば、ガラタサライ・イスタンブールとベシクタシュ、そしてフェネルバフチェを指します。

 フェネルバフチェはアジア側、ガラタサライとベシクタシュが欧州側に位置し、フェネルバフチェはジーコが監督を務め、ガラタサライではふたりの日本代表選手、長友佑都と稲本潤一が在籍したことでも知られています。

 ベシクタシュではボルシア・ドルトムントから香川真司が移籍した2019年、度を越えた歓迎が日本でも大きく報道されたように、トルコは(バスケットボールもプロはありますが)サッカー、サッカー、またサッカーという狂信的なファンが多々存在します。

 そのトルコでは38季ぶりに「トラブゾンスポル」が優勝し、現地ではもう大変な騒ぎで優勝が決定する直前にが、ファンが観客席を飛び越えピッチに降り立った、つまりそれだけの喜びと38年の歳月が一気に粉砕されたという意味なのでしょう。

 2001年、中田英寿がASローマでスクデットを得た際も、一気にファンが観客席からなだれこみ、選手が着用するジャージをはぎ取り、そこには秩序という言葉なく、ある意味審判もローマ首脳陣も制御できないまさに「カオス」の状態でした。

 ただ不思議な事に、これだけ熱心なファンを抱えながら、トルコ代表は欧州選手権に縁はありますが、ワールドカップは2002年から遠ざかっており、アフリカでいうエジプトのような形です。

 あの韓日ワールドカップで日本代表がヴェルダー・ブレーメンに在籍するウミド・ダバラのヘディングに敗れたわけですが

 1・ハサン・サス ガラタサライ・イスタンブール
 2・イエズレイ・バシュトルク バイエル・レヴァークーゼン
 3・レスツウ・エチェベル フェネルバフチェ

 と名手が揃い、後に日本に移籍するイルハン・マンズズとアルパイ・オザラン、そしてハカン・シュクルが前線に君臨してきました。

 トルコ代表の戦力、例えばインテル・ミラノのハカン・チャルハノールなど、他の欧州列強とそう見劣りはしないと思いますが、トルコ代表のワールドカップ出場はやはり国民最大の関心ごとではあるでしょうね・
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