塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

クラブにおけるスターの存在を思って

2022-05-29 19:12:49 | 日記
 最後の最後でFC岐阜に追いつかれ、勝ち点1にとどまったAC長野パルセイロ。

 アディショナル・タイム5分は、FC岐阜の選手たちを勇気づけ、パルセイロの選手たちをげんなりさせたことは確かでしょうが、FC岐阜の同点弾は、そのアディショナルタイム4分ごろに起きたのです。

 さて、この試合を長野朝日放送が中継したのですが視聴しながら考えました。

 その題目は「スター」とは何か、というものです。
 
 FC岐阜には数多くの日本代表経験者(その一例が田中順也であり、柏木陽介)を抱え、新入団選手を発表する度にどよめきが起きます。

 そう、日本代表経験者はやはりネーム・バリューがありますが、戦力として換算できるかどうかは未知数な面もあります。

 AC長野パルセイロのファンは、クラブが外国籍選手をもっと獲得すべきと考える場面があります。

 彼らの多くは2016年に在籍したブラジル人選手、コンハードの大活躍と彼の契約延長が更新されなかったことを今でも残念に思っており、クラブが常に問題視している、得点力不足の解消を外国籍に任せる。

 という意見が出ることが勿論だと思います。

 ただ、ブラジル出身選手だろうが韓国出身選手だろうが、指揮官が希望しないのであれば獲得していも仕方がないですしね。

 では俗にいう「ホーム・グロウン」はある意味最大のスターではないでしょうか。

 アカデミーからトップ登録する選手
 アカデミーから大学に進学し、再度クラブ都契約する

 今日の試合では千曲市出身の山中麗央と小西陽向が途中出場し、前者は得点まで記録しました。

 拓殖大学を経て再度、長野パルセイロの一員になった山中はこの得点がプロでの初得点でもあります。

 このように、徐々にではありますが育成の選手がトップ登録される機会を増加させることで、長野パルセイロの資産価値は上昇してゆくと思いますし、3部から2部に昇格した際の喜びも大きいに違いありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後にかならずレアルが勝つ

2022-05-29 18:58:24 | 日記
 かつてギャリー・リネカーは
 
 「最後に必ずドイツ代表が勝つ」

 と発言しましたが、大げさに思えないほどドイツ代表はタフな集団でした。

 そのドイツ代表も2000年の欧州選手権と2018年ワールドカップは散々でしたし、リネカーもボビー・チャールトンの得点記録49得点に迫る48得点を挙げるも、覆したのはウエイン・ルーニーでした。

 というように成績と評判はいつか覆る形ではないでしょうか。

 ただUEFAチャンピオンズ・リーグだけをみれば、

 「最後に勝つのはレアル・マドリード」

 と言えそうです。

 ユヴェントスのようにこれだけ決勝に進出しても勝てないクラブがある一方で、レアル・マドリードは

 2014年 アンチェロッティ政権で10度目の優勝
 2016年から18年 ジダン政権で例を見ない3連覇を達成
 2022年 アンチェロッティが再度、優勝をもたらす

 という固め打ちで8年で5度も優勝しています。

 2010年、インテル・ミラノが44季ぶりの欧州王者に輝いた際、その「空白期間」が大きく報道されましたが、レアル・マドリードも確かに1998年に優勝するまで、32季の空白がありました。

 その空白期間が嘘だったように、ここ数年は常に優勝と縁があります。

 かつてレアル・マドリードの公式スポンサーを、アンダーアーマーが狙っているという話が浮上しました。

 しかしアディダスは欧州王者14度、文字通り「白い巨人」を手放すことは到底考えていないはずですし、アンダーアーマーが提供する契約金を、簡単に覆すに違いありません。

 FCバルセロナの内情を考慮しても、ラ・リーガでのレアル有利に変化はないでしょうし、2022-23シーズンもレアルの主導権は胸元に潜んでいると言えそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日、長野県は3局でサッカー中継があります

2022-05-29 13:53:20 | 日記
 長野放送では松本山雅FC対FC今治
 長野朝日放送ではAC長野パルセイロ対FC岐阜
 NHKではヴィッセル神戸対北海道コンサドーレ札幌

 今日5月29日日曜日、長野県のサッカー好きは衛星放送やダ・ゾーン契約がなくとも、これだけの試合がテレビ鑑賞可能です。

 起床してテレビ欄を見て、正直仰天したほどです。

 僕が小学生時代、大相撲と競馬を除くとテレビ中継があるのは夕食時の読売巨人軍の試合のみで、一家に一台のテレビという割合が圧倒的に多かった当時は、必然的に野球中継を見ていました。

 本当はテレビアニメが見たい僕からすれば、雨天中止は大歓迎でおかげでアニメを見る事ができたときはうれしかったものです。

 また当時はビデオデッキが発達していたものの、予約録画で人気ドラマを確認していた女性たちは

 「ああ、野球が延長になっているよ」
 「タイマーのセットをし直さないと」

 と、別の意味合いで紛糾していましたね。

 それだけサッカーだろうが野球だろうが、関心のない方からすれば中継に意味合いはないわけです。

 ただ、これまで地元のチーム、クラブがテレビ中継されるのは、夏の甲子園予選に代表される、学生競技でありサッカーは蚊帳の外でした。

 確かに冬の選手権は過去も現在も人気がありますし、箱根駅伝も同様ですが「通年」での放送ではありません。

 AC長野パルセイロ・レディースを含めた女子サッカーの中継も長野県では可能ですし、時代の流れが確実に変化していることは、今日の番組表からも見て取れます。

 ただ、今後は僕のように配信未契約の人間は、契約申し込みについて頭を悩ませるのでしょうが。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リバプール、獲得できたのは2冠だけですが

2022-05-29 13:39:17 | 日記
 達成できていれば4冠、実際手に出来たのは2冠。

 それでも2021-22シーズンのリバプールの歩みは、本当に素晴らしかったと思います、(エバートンの関係者だけはそう思いたくないでしょうね)
 
 選手とユルゲン・クロップが、2016-17シーズンの雪辱、つまりUEFAチャンピオンズ・リーグ決勝で敗れたレアル・マドリードに再敗れたことを気にしてしまうことは当然でしょう。

 また、FAカップとガラバオ杯の優勝トロフィーは、不躾な言い方で恐縮ですがチャンピオンズ・リーグとマンチェスター・シティからリーグ優勝を奪還することを思えば、優先順位は幾分低いとも言えます。

 日本代表でいえば南野拓美は

 1・既報通りリーズ・ユナイテッドに移籍するのか
 2・獲得が打診されたと言われるインテル・ミラノへ行くのか

 という点も興味深いわけですが一方で、クロップ政権を支え続けてきた3トップをどうするか、という点もあります。

 ホッヘンハイムから移籍してきたブラジル代表のロベルト・フィルミーノは、契約解除金が50億円近く発生し、当初は払い過ぎとも聞かれたものの、決してそんな事はありませんでした。

 またサティオ・マネとモハメド・サラーを含めて、最前線を変えることで攻撃の展開を刷新するという方法を、クロップは今夏導入するのではないでしょうか。

 一方でGKのアリソンとセンターバックのファン・ダイクを軸にした最終ラインの顔ぶれは維持すると思われます。

 僕は何となくヴィニシウス・ジュニオールが得点を決め、レアル・マドリードが14度目の欧州王者に輝くと思うと、先日このブログでお話ししましたが、やはり彼らが踏んできた「場数」は無視できません。

 それでもなお、レアルのファンは喜びではなく新たな優勝を求めるのでしょうが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

創設のカンファレンス・リーグ、優勝はASローマ

2022-05-29 00:04:43 | 日記
 今季より創設されたUEFAカンファレンス・リーグ。

 アルバニアで行われた決勝戦はASローマ対フェイエノールト・ロッテルダムの対戦となり、1-0で前者が勝利し初代優勝クラブとなりました。

 と書き出したのはよいものの、既に決勝戦は26日に終了しており、優勝速報などが見当たらなかったので、今専門サイトを閲覧して初めて結果を知った次第です。

 イタリアの首都ローマは、ミラノやトリノよりも遥かに喧噪が多いことで知られ、マスメディアがある事無いことを書き、選手を悩ませることで知られています。

 ラツイオとローマ、いずれのファンも熱狂的であることは確かですが、選手、クラブの不調が続くとその声援方法は暴力的、残酷さを増しとても選手の心情を理解しているようには思えません。

 彼らからすれば、例えば引き分け試合は9試合もあり、一向に勝ち点を伸ばせない浦和レッドダイヤモンズのファンが、リカルド・ロドリゲス監督や選手を見守っている方が奇妙なのでしょうが。

 よくマスメディアが

 「あの選手は近寄りがたい」
 「あの選手からコメントを引き出すことは難しい」

 とこぼします。

 それはマスメディア自身が誇張した記事をかく、選手に背後から張り付いてゴシップを狙うなど、選手からすれば厄介な取材、パパラッチに代表されるあら捜しに明け暮れる存在。

 言い換えれば「誠実さとは程遠い取材内容」だからこそ避けているのでしょう。

 でもマスメディアは自分たちを自己批判し見つめなおすのではなく、あくまで選手の対応がいけないと思うわけです。

 中田英寿が代表合宿の最中でも「ナカタ・ネット」を心のよりどころにしたのは、マスメディアの「仲介」が無意味であると思ったためでしょう。

 その状況は20年前とさほど変化していないように思いますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする