塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

映画「プラダを着た悪魔」を視聴して

2022-05-06 20:17:40 | 日記
 先日、ブルーレイで「プラダを着た悪魔」を視聴しました。

 視聴しながら感じたのは、メリル・ストリープが演じるファッション誌「ランウエイ」編集長ミランダは、プレミアリーグでいうマネージャー、言い換えればアレックス・ファーガソンであると。

 ミランダは出社すると必ずデスクに、鞄とコートを放り投げます。

 チャールズ英国王太子はジョン・ロブを筆頭に、自身が着用する服飾品を修繕し、丁寧に扱う事でしられていますが、彼女にはそのような気配はないうえ、配下にも同じような形で接します。

 服飾も人員もすべてが自分の配下であり、彼女は異論も反論も許さない、言い換えれば自分こそが全てであり、去るか追随するしか方法は無いのです。

 勿論映画ですから、出版前のハリー・ポッターの原稿を入手しなさいという荒唐無稽(作品では劇的な形で入手します)な話もでてきますし、コピーを2部取って渡すことは、著作権を侵害しているとも言えますが、ミランダにとっては自分こそが全てなんですね。

 アレックス・ファーガソンも独断で選手のコンバート、退団を推し進めた面があります。

 当然中には彼が希望しても思うような戦績を残せなかった選手もいますし(筆頭はアルゼンチン代表のファン・ヴェロン)、リーズ・ユナイテッドから獲得し、長きにわたり中軸となったリオ・ファーディナントもいます。

 言い換えれば

 ユナイテッドは当然降格もしないが、リーグ中位で終える事もない、優勝候補の筆頭であり続けていた
 選手の獲得が不調に終わっても、結果オーライの側面は間違いなくあった
 希望した選手が獲得できても、数年後にはお払い箱はざら(筆頭はブルガリア代表のディミター・ベルバトフ)

 ユナイテッドはそのリーグ優勝回数を、子のアレックス・ファーガソン時代に固め打ちしていますが、果たしてテン・ハーグは来季から、自分の意見だけを押しとおす、ある意味で周囲の見解を無視できるでしょうか。

 イビチャ・オシムは議論を好みましたが、好まない人間もいることを両者は伝えているように思います。
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先ほど、3度目のワクチンを接種しました

2022-05-06 14:47:11 | 日記
 先ほど、3回目となる新型コロナウイルスのワクチン接種を終えました。

 会場は近くの診療所ということもあり、徒歩で出かけたのですが薫風が心地良かったですね。

 中国では上海に代表される、住居から一歩たりとも外出できない規制(外部から見るともはや締め付け)が賛否わかれていますが、風薫るこの5月に外出できないことは、さぞかし身に堪えるに違いありません。

 中国スーパーリーグのクラブは、AFCチャンピオンズ・リーグの参戦も見合わせましたし、一般市民だろうがサッカー選手だろうが、規制は等しく受けなくてはならない、という意味でしょうね。

 新型コロナウイルスは「競技原則」としてのサッカーを変えてもいます。

 交代枠5人が恒久的に
 カタール・ワールドカップも登録選手は26名に

 という点がそうで、東京五輪の18選手が22選手に登録変更となったことはまだ記憶に新しいわけですが、Jリーグでも選手に感染者が出てしまい、試合が延期になる事例もあります。

 新型コロナウイルスの発見以降

 美術書では絵画とペストの関係性
 季節性インフルエンザとの関係性

 も指摘されるようになりました。

 特にペストは皮肉にも絵画の題材として多く見られ、宗教がペストという病気よりも「悪魔」として認識されていることがよく伝わりますし、今後も新型コロナウイルスとの関係性は続いてゆくのでしょう。

 このウイルスを撃破することができないならば、僕たちも付き合い方を模索する、そしてサッカー選手の移籍と移動に関して寛容になる、というスタンスが不可欠になる気がします。
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ヨーロッパリーグ、決勝の対戦相手が決まりました

2022-05-06 11:37:24 | 日記
 UEFAチャンピオンズ・リーグ決勝も見どころは多々ありますが、同様にUEFAヨーロッパリーグ決勝も無関心ではいられなくなりました。

 決勝戦はレンジャーズ・グラスゴーとフランクフルトの対戦になりますが、前者は昨年スティーブン・ジェラード指揮下で、リーグ無敗優勝を達成し、財政破綻によるリーグ降格から10年の不満を一気に晴らすことができました。

 スコットランドのクラブでは2003シーズンにセルティック・グラスゴーが決勝に進むも、この際はホゼ・モウリーニョ率いるFCポルトに敗れ、欲年のチャンピオンズ・リーグでも優勝するポルトは、2階級制覇という形で多くの賛辞が送られます。

 セルティックはこの時期、マルティン・オニールが陣頭指揮をとっていましたが、残念ながらFCポルトの引き立て役になってしまいました。

 2017年にはアヤックス・アムステルダムがマンチェスター・ユナイテッドに敗れはしましたが、欧州5大リーグ以外のクラブでも、ヨーロッパリーグは決勝戦まで進める可能性が高いことを思うと、レンジャーズの選手たちとファンの息遣いは、相当荒いと思いますね。

 そしてフランクフルトは「QOLY」によれば、1980年以来のヨーロッパリーグ決勝進出ということです。

 鎌田大地と長谷部誠、ふたりの日本代表選手が中軸ということもあり、近年日本でも多くのファンを得ているフランクフルト。

 サッカー漫画(シュート、エリアの騎士)でも登場し、ボンクン・チャなど韓国代表も在籍してきた、ある意味日本でもポピュラーな存在ではありましたが、やはり香川真司のボルシア・ドルトミントと、FCバイエルン・ミュンヘンの好成績により、ファンの目は向けられませんでした。

 このヨーロッパ・リーグの決勝も実に興味深いと思いますし、両クラブのファンは今チケットの入手に血眼でしょうね。
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パリ・サンジェルマン、今夏に来日か

2022-05-06 11:26:45 | 日記
 パリ・サンジェルマンが今夏、日本ツアーを企画しているといいます。

 日本国内でも新型コロナウイルスの影響は収束していませんが、政府は昨年よりも幾分対応を緩めています。

 パリ・サンジェルマンは来日した際、川崎フロンターレ、浦和レッドダイヤモンズと対戦すると囁かれますが、仮にGKのケイラー・ナバス・最終ラインにマルキーニョス、センターにマルコ・ヴェラッティなど、通常の面子が揃うならば、入場券は好調な売れ行きになるでしょうね。

 ただ、キリアン・エムバッペ、ネイマー、そしてレオ・メッシの3選手が揃うかは定かではありませんが。

 例えばヴェラッティも移籍するかもしれませんよ。

 レアル・マドリードの指揮官であるアンチェロッティは、パリ・サンジェルマン在籍時からこのイタリア代表をよく知っていますし、トニー・クロースやルカ・モドリッチという、2010年代中期から代わり映えのしない中盤を刷新しても不思議ではありません。

 アンチェロッティは段階的にブラジル代表のふたり、ホドリゴとヴィニシウス・ジュニオールを継続的に起用していますから、今夏はエディン・アザルの移籍は避けられないのではないでしょうか。

 パリ・サンジェルマンが来日すれば、契約するジョーダン・ブランドの限定品が企画され、物品販売もおおいに振舞われると思いますが、Jクラブからすれな欧州の頂点に立とうとすうクラブと手合わせできることは有意義である一方、金儲けの面も確かにあるわけです。

 2000年代にはレアル・マドリード、フィオンレンティーナ、そしてインテル・ミラノが来日し、2010年代にはセビージャやボルシア・ドルトムントが試合を組みました。

 中国市場(サッカー限定)が停滞し、対戦相手として物足りないならば、やはり日本を目指す、そんな考えが彼らにあるのかもしれません。
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