塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

伊東純也、ベルギーでの高い評価

2022-05-21 22:06:14 | 日記
 日本代表選手が海外リーグで年間最優秀選手に輝いた事例は、過去に2度あります。

 本田圭佑 VVVフェンロ在籍時の2009年、エールディヴィジ2部年間最優秀選手に輝く
 中村俊輔 セルティック・グラスゴー在籍時の2007年、年間最終選手に輝く

 そして2022シーズン、伊東純也がジュピラー・リーグの最優秀選手のノミネートされました。

 専門サイト「超ワールドサッカー」によれば

 伊東が柏レイソルから移籍して今季で4年目
 2022シーズンは8得点18アシスト
 クラブはレギュラーシーズン8位で終わるも、周囲は伊東に高い評価を与えている

 とあります。

 どんな小規模なリーグでも、外国籍選手が最優秀選手に輝くことは素晴らしいことであり、環境に溶け込もうとした苦労が報われる瞬間ですよね。

 日本でも同様で2020年はケニア代表のオルンガ(彼も柏レイソルですね)が受賞しましたし、過去には

 1994年 ペレイラ ヴェルディ川崎 ブラジル
 1995年 ドラガン・ストイコビッチ 名古屋グランパスエイト セルビア
 
 という自衛がありますし、2007年受賞のロブソン・ポンテは、レッドダイヤモンズのファンからは今でも大きな敬意を集めています。

 伊東が今夏、移籍するのかワールドカップに向けて、リスクを冒さずに残留するのか定かではありません。

 ただ、彼の日本代表の活躍次第では、冬の移籍市場で解除金が高騰する可能性もあり、有力クラブが続々と打診する可能性は相当高いのではないでしょうか。

 2021年はLAエンゼルスの大谷翔平のアメリカン・リーグ最優秀選手受賞が大きく報道されましたが、今年はサッカーがにぎやかになると良いのですが。
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服装もクラブもミックスの時代です

2022-05-21 21:42:55 | 日記
 1990年代前半、祥伝社から刊行されていた雑誌「ブーン」が、ヴィンテージジーンズ、ヴィンテージナイキなど、古き良き品を時系列でチャート解析をする手法を取りました。

 ここから一気に日本ではヴィンテージの市場がブームになったわけですが、ブームは既にムーブメントとなり、ベルベルジンやマーヴィンズにフェイクαなど、名店はいつでもお客さんでにぎわっています。

 Jリーグもかつては単なる「流行り物」の類でしたが、今年は30周年の節目ということもあり、地域に根差したリーグに成長したという記事を多く見かけます。

 90年代のヴィンテージクロージングでは、時代考証が大切であったために、ジーパンもスニーカーもスエットシャツも同じ年代のものが良しとされていました。

 そのころはナイキやプーマのハイテクシューズも人気がある一方で年代物のジーンズとは当然相性が悪く

 レッドウイングのアイリッシュセッター 
 ナイキのオレゴンワッフルに代表されるレトロシューズの復刻
 コンバースやプロケッズの現行品

 が一気に支持を集めます。

 当時にトップスもチャンピオンやラッセルのスエットシャツやビッグマックに代表される、シャンブレーのワークシャツが人気でした。

 つまり「単発」で全身を装っていたわけですが、今は違いますよね。

 簡単に言えば「ミックス・コーディネイト」と呼ばれる代物で、ヴィンテージのリーバイスに、グッチやセリーヌなどのメゾンのシャツを合わせる、ガゼット付のスエットシャツに、テーラードのスラックスを着用する

 という塩梅です。

 かつてはてっぺんからつま先まで、ジョルジオ・アルマーニ全てで統一という事も出来ましたが、今はどこか滑稽ですよね。

 つまりクラブと同様で、様々なか国籍の選手たちが勝利のために団結するようなもので、アスレチック・ビルバオの哲学が素晴らしい反面、今後はより多国籍化していゆくことはJリーグでも拡大するでしょう。

 レアル・ソシエダードはビルバオと同様にバスクのクラブですが、既に外国籍にも門戸を開いていますしね。
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地方から同国の名門に移籍する事

2022-05-21 21:18:10 | 日記
 2004年欧州選手権に出場したフランス代表のブノワ・ペドレッティ。

 ソショーという地方クラブに在籍していた彼は、欧州選手権終了後数あるオファーの中から、海外移籍ではなく老舗クラブのオランピック・マルセイユに移籍する決断を下します。

 ボルシア・ドルトムント在籍時から、桁違いの先天的才能があると見いだされ、2014年ドイツ代表の一員としてワールドカップ・ブラジル大会で優勝したマリオ・ゲッツエ。

 彼が新天地に選んだ先は、ドルトムントの行く手を遮るバイエルン・ミュンヘンでした。

 北海道コンサドーレ札幌で確かな足跡を残し、タイ代表としてもその責務を果たし続けているチャナティップ。

 チャナティップは2022シーズンより、J1優勝クラブである川崎フロンターレに移籍する決断を下し、フロンターレもコンサドーレが要求する3億円ともいわれる解除金を満額支払い、彼を移籍させました。

 これら3例の移籍劇について共通しているのは、同国の名門クラブに地方クラブから移籍する事が、どれだけ選手の心理面に負担をかけるか、という恰好の事例と言える点です。

 この事例を振り返ったのは、サンタクララに在籍する日本代表の守田英正が、今夏スポルティング・リスボンに移籍することが、ほぼ内定していると囁かれるためです。

 古くはルイス・フィーゴ
 近年はウイリアム・カルバーリョ
 そしてロナウドの古巣である

 という若手発掘に定評のスポルティングは、当然首都リスボンでの人気を宿敵ベンフィカと割る形ですし、FCポルトを含めた国内3強であり続けています。

 ですからサンタクララでの日々とはまた異なる喧噪が続くでしょうし、ワールドカップ本大会の前に移籍が決まるという事は、調子次第では代表選考に大きく関与しかねないという面もあるためです。

 案外、国外に出る方が移籍はたやすいのかもしれませんし、選手にとっては幾分気が楽なのでしょうか。
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日本代表28選手の顔ぶれを考えて

2022-05-21 20:59:59 | 日記
 6月開催の4試合に向けて、日本代表28名が公表されました。

 マスメディアは「熟成路線」と考えているようですが、果たしてそうでしょうか。

 僕は本番直前の体調、好調さも大きいとは思いますが、大迫勇也が招集される可能性は6割程度ではないかと推測します。

 それは指揮官がこれまで「大迫勇也ありき」の戦術を浸透させ続け、そのために彼が無理をしてしまったという矛盾さもありますが、ワールドカップ本番で起用されない可能性は否定できないのではないでしょうか。

 確かに28名の顔ぶれはある意味で妥当ですが、一方で戦術の浸透度よりも

 大迫勇也を欠いた際の戦術と戦い方
 4-2-3-1,4-3-3だけでなく3-4-2-1の導入

 なども考えているのかもしれません。

 つまり新しい戦い方をある意味この4試合の中で、2試合程度は試すのでなかろうか、というのが僕の推測です。

 ちなみに大迫勇也を勤続疲労で招集を見送る一方で、やはり怪我勝ちでシーズンの後半戦を欠場することが多い富安建洋の招集に踏み切ったのは、ある意味で富安に代わる存在がいないという事。

 を暗に示したような気もします。

 つまり、最終らいんの顔ぶれはこのまま維持したいが、大迫の欠場は布陣の変更や戦術で補えるという形でとらえていると、森保一日本代表監督は考えているのでしょうか。

 ちなみにGKは4選手が選出されていますが、基本は予選でレギュラーを勝ちとった権田修一になると思いますが、せめて第2GKになるであろう選手には、出場機会が与えられるべきでしょうね。

 既に代表選手の骨格は決まっており、マスメディアが期待するサプライズはないでしょう。
  
 でも、サプライズがない方が健全であると僕は思うんですがね。
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