塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手支給品と一般使用

2022-05-05 22:04:01 | 日記
 ナイキがエアージョーダンをマイケル・ジョーダンのために支給した際、ジョーダンが履くものと店頭販売品は、全く同じ代物でした。

 つまり選手使用品ではない、このことが彼のプレイやハイライト・フィルムで技術を学ぶ子供たちに、よりマイケル・ジョーダンという選手を身近に感じられる要因になったのではないでしょうか。

 確かにエアー・ジョーダンにも

 1・エアー・ジョーダン9を改良したベースボール・スパイク
 2・エアー・ジョーダン10のシカゴ限定カラーでは、ジョーダン支給品には背番号45の刺繍が確認できる

 など、全て一般販売品と同じわけではありませんし、それはコンバースやリーボックも同じ扱いでした。

 しかし、一般支給品と全く同じ靴を履くスーパースターという存在が、NBAという世界をより間口を広い物にした要因ではないでしょうか。

 サッカースパイクでも選手使用品は基本、店頭販売品とほぼ同じですが、選手によってはカスタムモデルを履く場合もあります。

 よくアンブロは選手のためにカスタマイズした品を提供していると聞きますし、遠藤保仁が履くアクセレレイターと店頭品のアクセレレイターは異なると考えた方が良さそうです。
 
 興味深いのは選手自身がインターネットを利用して、自分で考えた配色のスパイクを注文、愛用する点でしょうか。

 エアー・ジョーダンの人気が爆発したことで、デザインを手掛けるティンカー・ハットフィールドの名前も一般化しましたが、服装の世界ではスナップが定番化したように、スパイクの世界でも選手が考えたデザインが主流になるのかもしれませんね。
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アジアでも欧州と同様の光景が見られるでしょうか

2022-05-05 21:31:59 | 日記
 日本代表がワールドカップ本戦で対戦するドイツ代表。

 指揮官のハンジ・フリックは布陣を4-2-3-1で構成すると思われますが、先発選手たちは

 1.ヨシュア・キミッヒ、マヌエル・ノイアーに代表される2020年欧州王者、バイエルン・ミュンヘン
 2.ティモ・ヴェルナー、カイ・ハベルツに代表される2021年欧州王者、チェルシー

 の顔ぶれになるわけです。

 勿論他のクラブからも選手は招集されるわけですが、それだけUEFAチャンピオンズ・リーグで戦う事が、どれだけ日常的に重要なのかという点が改めて浮き彫りになります。

 ではこの事例はアジアでも当てはまるでしょうか。

 2026年からワールドカップ参加国は現行の32から48に増加しますから、当然初出場の国も増加する事でしょう。

 東南アジアでは一定の地位を得ているタイ代表やヴェトナム代表も、初出場になるかもしれません。

 その際タイ代表ならば

 Jリーグに移籍したことで多くの場数を踏めた
 ムアントン・ユナイテッドに代表される強豪クラブは、AFCチャンピオンズ・リーグでJリーグとkリーグの強豪クラブを対戦することで、更に技術を磨きあおかける

 という点は可能だと思うのです。

 つまり欧州各国がそうであるように、アジアでも

 国内リーグ、国内カップ戦を大切にする
 AFCチャンピオンズ・リーグの舞台も大事にする

 この3点が代表強化に結び付く、スズキカップだけでなくAFCアジアカップでもイラン代表やサウジアラビア代表、日本代表とも臆せずに戦えることになるのかもしれません。

 まだアジアではUEFAヨーロッパ・リーグ、コパ・スダメリカーナに代表される第2集団の戦いを採用することが時期が早いと思いますが、導入する時期こそが成長の証ではないでしょうか。
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4と14、それが単なる数字の比較でも

2022-05-05 21:12:47 | 日記
 4と14。

 数字表記だけでは何の変哲もないわけですが、置き換えてみると実に凄まじいものです。

 まず「14」ですが、仮にレアル・マドリードが今季のUEFAチャンピオンズ・リーグで優勝すれば、自身が持つ史上最多優勝回数13回を塗り替えるわけです。

 レアル・マドリードは

 1・1960年のチャンピオンズ・カップ5連覇
 2.2016年からのチャンピオンズ・リーグ3連覇

 と、優勝回数をある意味「固め打ち」しているわけですし、同じく60年代のベンフィカ・リスボンの2連覇もすごい記録なのですが、レアルの前では色褪せてしまいます。

 仮に優勝すれば過去6年で4度の優勝と、嫉妬でパリ・サンジェルマンの選手と首脳陣は気が狂いそうな結果ですが、これが伝統の成すべき姿なのでしょうか。

 リバプールの「4」は当然「4冠」を挿します。

 以前もお伝えしましたが、イングランドのように欧州でリーグカップを採用するリーグは少なく、したがってプレミア・リーグでは強烈な過密日程と、ウインターブレイクがないことで選手は疲弊していると指摘され続けています。

 しかし、過去どんな強豪クラブ、それはイアン・ラッシュやグレアム。スーネスにケニー・ダルグリッシュなどの名手を誇ってきた80年代のリバプールも含めて、ここまで国内と欧州を席捲した存在はありません。

 従ってユルゲン・クロップはあのビル・シャンクりーを超えるだけの成績と名声を得る瞬間が近づいているとも言えますし、何かで躓いてしまえばリーグカップのみで今季を終える可能性もあります。

 僕はこれまでリバプールの4冠を見てみたいと思っていましたが、レアル・マドリードの強さが異常とも考えるようになりました。

 レアルもチャンピオンズ・リーグで優勝すれば2冠ですし、優勝7度のACミランにダブルスコアですからね、どちらにしても偉いことになったものです。
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