映像は配信が基本の現在ですが

　どれくらい前でしょうか、日本経済新聞の日曜日の文化面に、ピアニスト「ジョルジュ・シフラ」全集が紹介されました。

　ＣＤが４１枚のボックスセット販売で価格は１３０００円と、クラシックＣＤは他のジャンルよりも価格がこなれているとしても実に購入しやすいですね。

　僕はもちろん所有していませんが、実際ＣＤを４１枚視聴して楽しむ、何かを感じることは僕たちが思う以上に大変ですから。

　僕はこのＣＤ同様にワーナーが発売している「ワーナー・クラシックス」の購入経験がありますが、セットですからどのＣＤをどの程度視聴したのか、自分でもさっぱりわかりませんし、曲名も当然日本語訳ではないため、ピンとはきません。

　それでもクラシックが現在の音楽の基本ということであれば、やはり買う価値はあると思います。

　サッカーも同じで、これまでビデオの時代から

　ワールドカップ全集
　欧州選手権全集
　ペレやマラドーナのドキュメント
　日本代表激登録

　などが発売されてきました。

　今は映像配信が基本でブルーレイとＤＶＤという映像販売は、過去ほど需要がないのかもしれませんが、それでも選手や大会の記録を保持したいと思う方々からすれば、意義ある販売方法だと思いますよ。

　メッシとロナウド、希代の名手もいずれは引退します。

　彼らの功績を構成に伝えるためには、やはり高品質のソフト、自伝やインタビュー集が発売、残されるに違いありません。

　ビデオの販売からＤＶＤに移行した際もそうでしたが、マルチメディアは当然進化します。

　ファンはその最先端機種に応じて買いなおす必要が出てしまいますが、その点は選手の功績をたたえるという形で、鷹揚に考えるべきかもしれない気がします。

僕はソロテックスの上着が似合いません

　アンブロが手掛ける「アンディショナルナル・スーツ」

　僕は実物を見たことがありませんが、恐らく帝人ソロテックスを採用した、速乾機能とストレッチに長けたデザインと着心地ではないでしょうか。

　ただ、インターネットで購入する際は、気を付けた方が良いと思いますよ。

　僕もアンディショナル・スーツ同様、化学繊維でできたスーツを試着したことがありますが、天然素材と一番異なるのは、僕のような貧弱な肩幅と胸板では、その点が強調されすぎてしまう点です。

　僕は英国式スーツに代表される、肩が構築された肩パッド入りを好まないので、アンコン・ストストラクテッド、つまりイタリアのように自然な肩のラインを描く上着を探しますが、天然素材ですとそこまで貧弱さが目立つことはありません。

　また、サイズを重要視しないと、袖口の長さやウエストの修繕が難しく、購入しても着心地が気になって仕方がないという事になりかねません。

　僕は今日、ウール１００％でありながらストレッチ機能が充実し、裏の生地も「キュプラ１００％」のサマースーツを１着予約してきましたが、やはり基本は天然素材からという事になる気がします。

　梅雨時のために同じデザインで「ウール６５％ポリエステル３５％」という別素材の購入も検討はしていますが、いずれも僕の小遣いで買える範囲であり、そうそう高い背広は買えません。

　アンディショナル・スーツはサッカーができるくらい動きやすい点も魅力ですから、購入する際はスーツ専門店で似たような素材を探し、試着してみてはどうでしょうか。

　僕は夏場でもネクタイをし、胸元アイリッシュ・リネンの白チーフを挿して勤務先へと向かいます。

　むしろ夏だからこそ「固め」の服装の方が良いと思うのは、案外身勝手ではないと思いますがね・

例え容姿が冴えなくとも

　男性誌ザ・レイク第４０号の表紙は俳優、セルジュ・ゲンズブールが起用されています。

　僕は彼の作品を一度も鑑賞したことが無いのですが、醜男と呼ばれる一方外見で様々な事を指摘されたのが要因なのか、繊細で本当に気配りができた俳優だと聞きました。

　ゲンズブールと対照なのがアラン・ドロンなのかもしれませんが、僕が唯一鑑賞経験を持つ「太陽がいっぱい」では

　モーリス・ロネ演じるグリンリーフを殺害した後、彼に成りすますことを決意
　紺の背広を買い、彼の筆跡を形相の面で練習し、クレジットカード決済に対処できるようにする
　なりすますために、どんな自己犠牲も受け入れる

　という狂気を、アラン・ドロンという美しい男が担ったことがこの映画の特徴なのだと感じましたね。

　サッカー選手がある意味で俳優以上の花形職業である以上、外見をさらすことになる点には順応せねばなりません。

　広報担当も若い選手、１軍登録されたばかりの選手には、取材制限を設けて神経をすり減らさないよう考慮するでしょうが、ワールドカップ出場選手、クラブの主力選手たちは出し惜しみせず、マスメディアに登場してほしいと考えるに違いありません。

　よく外見も実力も備えた選手の代表格として

　１・カカ　ブラジル代表
　２・デイビッド・ベッカム　イングランド代表

　の２選手が語られますが、彼らは当然外見ではなく自分のプレイぶりを見てほしいと考えたに違いないでしょうが、でもファンは声や服装、髪型から関心を抱き始める事が多い事も確かですよね。

　一方で「ずんぐりむっくり」の代表格と言えば

　ロマーリオ　ブラジル代表
　トケーロ　スペイン代表

　が挙げられます。

　特に後者は在籍するアスレチック・ビルバオにマルセロ・ビエルサが就任し、彼を先発起用しない債にファンがトケーロの声を絶叫したほどの信頼を勝ち取っていました。

　ロマーリオの活躍もそうですが、最終的にはやはり「結果」は大事になりますね。

連休中ですが、僕は今日だけが休日です

　皆さん連休はいかがお過ごしでしょうか。

　僕は本日のみ休暇ですが、明後日から３連休を迎えます。

　それは観光旅行のためではなく、新型コロナウイルスワクチン接種のためで、発熱と嫌悪感が出た場合の「応急処置」として、接種日と２日の自宅待機のため３連休の形なのです。

　UEFAチャンピオンズ・リーグと欧州各国リーグも佳境を迎え、新シーズン前のヴァカンスが近づいてきました。

　いつもと異なるのは

　１・シーズン終了後にワールドカップが存在しないt
　２・従って選手たちはヴァカンスを（新型コロナウイルスに注意しながら）楽しめる
　３・一方で冬開催のワールドカップも視野にいれなくてはならない

　という、いささか複雑なオフシーズンとなります。

　また昨日もお伝えしたように、死去したミノ・ライオーラと契約していた選手たちは、新しい代理人を見つけなくてはいけませんしね。

　本日の信濃毎日新聞では

　１・オーストラリアのプロ野球リーグが、日本チームに参加を求めている
　２・北半球と南半球では、季節があべこべのために、日本のオフシーズンが彼らのシーズンとなる
　３・そのため、日本で出番のない選手、鍛えてほしい選手がオーストラリアでプレイできる環境を整える

　というように、野球の新しい一面を見せています。

　サッカーでは短期レンタル、長期レンタルがありますし、大抵の国にリーグがあるうえ１部でのプレイを無視すれば、さらに契約先は異なります。

　ただ、ワールドカップを目指すには、当然１部リーグの在籍だけでなく、移籍するのか残留するのかの判断も難しくなります。

　カタール・ワールドカップは人権問題もささやかれるなど、どこかきな臭い話もあるわけですが、もう待ったなしの状況であることは確かです。