塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スロベニア代表、ジャージデザインはファン投票

2022-05-27 18:52:31 | 日記
 日本代表の公式スポンサーであるアディダス。

 最新の「日本晴れ」をはじめ、過去には「富士山」「日本刀」「日本団結「円陣」など、代表ジャージに明確な題目を唱えたうえで、デザインを施してきました。

 そんな中、スロベニア代表(スポンサーはナイキ)ジャージは、一風変わった採用方法を選択しました。

 専門サイト「ユニ11」によれば、スロベニア代表の最新ジャージのデザインは、「ファン投票」によって決まったというのです。

 サイトでは決定した最新作しか確認できますが、恐らくスロベニアサッカー協会は

 1・ナイキから新しいデザイン候補を何点か送られた
 2・協会内で議論を進めるのではなく、ファンにも参加してもらいたいと考える
 3・協会が公開したデザインをファンが吟味し、決定した
 
 という形なのでしょう。

 野球でいえばオールスターゲーム、テレビの企画であれば「総選挙」の形と似たような決定と言えそうです。

 僕はテレビやアイドルの人気投票にさほど関心がなく、当然CDを購入して握手券を買い求めたことはありません。

 ただサッカーという競技が観戦者からの入場収入がいつの時代でも鍵になることは確かであり、今後は多くのクラブ、代表がファンがデザイン・コンペの中軸になるように感じます。

 日本でも夏の時期は「夏限定ジャージ」が販売され、AC長野パルセイロのようにそれらの企画が聞こえてこないと、ファンは

 「我がクラブが夏ジャージをていきょうしないのはどうして」

 と考えるんですね。

 それだけジャージのデザイン、スポンサーはファンの一大関心事であり、クラブも無碍にできないという形と言えます。

 日本代表がワールドカップに向けて「日本晴れ」となる戦い方が出来ればうれしいのですが。
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ディアドラ、あの選手のシグネイチャーをお披露目

2022-05-27 18:29:14 | 日記
 2000年代のセリエAを代表するストライカーの一人、フィリッポ・インザーギ。

 1997年アタランタ在籍時、リーグ得点王に輝き以後はユヴェントスとACミランに在籍、イタリア代表でも主力として活躍を見せます。

 多くのファンが現在のイタリア代表FWに落胆するのは、1990年代のイタリア代表には、どうしてこんなに魅力あふれる人材が登場したのかと思うほどの充実した戦力を備えていたためです。
 
 クリスティアン・ヴィエリ インテル・ミラノ、ユヴェントス、ラツイオなどでプレイ
 アレッサンドロ・デルピエロ ユヴェントス、シドニーFCに在籍
 エンリコ・キエーザ パルマなどでプレイ、現代表フェデリコ・キエーザの父としても知られる

 など、多彩な選手が揃い、脇役でもASローマの2001年スクデットに貢献したマルコ・デルベッキオ、ヴィンチェンツオ・モンテッラ、ペルージャで頭角を現したファブリツイオ・ミッコリ。

 今思うと懐かしい顔ぶれです。

 そこには2006年ワールドカップ優勝を味わう、アルベルト・ジラルディーノも加わりますが、インザーギは中でも特筆した存在でした。

 ユヴェントス時代はデル・ピエロとの諍いが指摘され、クラブに促されて両選手がそろって不和ではないことを会見で表明したこともありましたし、在籍したACミランを誰よりも愛している存在でもあります。

 (本田圭佑在籍時の指揮官が彼でした)

 そのインザーギは当初ナイキを履くも、引退までディアドラを愛用します。

 そのディアドラが、インザーギのシグネイチャー・スパイクを発表したと専門サイト「0014のブログ」が報じています。

 引退した選手であっても、自社に大きな影響を与えた選手を尊重する、何ともディアドラらしい表現方法ではないでしょうか。

 日本では流通が終えていることが残念ですよね。
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週末のチャンピオンズ・リーグ、僕はレアルが勝利すると想像します

2022-05-27 18:16:18 | 日記
 僕はリバプールに優勝してほしいと考えますが、週末に行われるUEFAチャンピオンズ・リーグ決勝は、レアル・マドリードの勝利になる気がします。

 あくまで「何となく」ですがブラジル代表のヴィニシウス・ジュニオールが大活躍を見せ、通算14度目となる欧州王者と今季の2冠をアンチェロッティと共にわかちあう、ような想像をしています。

 そして2018年の夏、ロナウドが去って以降レアルが失っていたクラブのアイコンとして、この若きブラジル代表が名乗り出ても不可思議ではないとも考えています。

 ウエブ版スポルティーバ、ブラジル人記者のリカルド・セティオンのコラムによれば、レアル・マドリードはペレの現役時代、通算3度移籍の打診を申し出るも、ペレ本人にブラジルを出る理由がなく、何とブラジル政府も

 「ペレは門外不出だ」

 と考えていたと言います。

 実はエウゼビオもポルトガル政府の締め付け(厳密に言いますと独裁者サラザールの剛腕)により、在籍するベンフィカ・リスボンにとどまるしかなかったのですが、ペレの場合は純粋にブラジルの環境を愛していたのです。

 ベルギー代表 エディン・アザル
 ウエールズ代表 ギャレス・ベイル

 故障が多い、指揮官との不和が指摘されるなど、どうも自分が思い描いていた環境、試合内容とは大きく異なる選手たちに、アンチェロッティは潔く「移籍先を探してくれ」と言えるでしょうかね。

 ロビーニョもそうでしたし、元祖ロナウドも同様にブラジル代表の実力者も、レアルでは中心軸になることが少なく、それは60年代の名手ジジも、スティファノの存在意義の前にふさがれてしまった事と同様かもしれません。

 しかし現在のレアルは、ヴィニシウスだけでなく、同胞のホドリゴとフランス代表のカマビンカ、というように、ジダン政権から緩やかに平均年齢を下げているのではないでしょうか。
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日本代表の主力が欧州で活躍しても

2022-05-27 17:58:18 | 日記
 日本代表の8割がたを欧州リーグの選手が占めるようになったのは、長足の進歩と言えます。

 一方でワールドカップ優勝を狙う南米各国も、欧州クラブで活躍する選手で構成されており、その多くがUEFAチャンピオンズ・リーグとUEFAヨーロッパ・リーグで戦うクラブに在籍しています。

 逆に言えば日本代表選手がブンデスリーガを軸に戦い始めたことは確かですが、中堅クラブ(それでも遠藤航のように腕章をまく選手がいる点は素晴らしいわけですが)から小規模クラブの在籍。

 はあと一歩の踏ん張りが必要でもあります。

 一説ではトテナム・スパーズが鎌田大地をフランクフルトから獲得するとの声があります。

 仮にこの移籍が実現すれば、韓国代表のソン・フンミンと共に、日韓の主力がプレミア・リーグ優勝とチャンピオンズ・リーグで躍進を狙うクラブの主軸となるという点で、非常に興味深いですね。

 韓国代表やイラン代表など、アジアをリードする代表国でも、欧州のトップ・オブ・トップで絶賛を浴びる事例は少なく、だからこそ

 ワールドカップに代表選手として出場を続ける事
 クラブでより高身を目指すこと

 をいしきせねばなりませんね。

 ブラジルならばフラメンゴやサンパウロ
 ウルグアイならばナシオナルやペニャロール

 というように、各国を代表するクラブが熱心なファンを持ち続けていることは確かですが、黎明期からサッカーは常に欧州を軸に回転してきました。

 ならば、日本代表も欧州を起点にするという考えは必要ですが、J1の立ち位置も考える必要があります。

 有名選手を1年契約(ダビド・ビジャ、フェルナンド・トーレス)で獲得しても、盛り上がりが瞬発で終わってしまいますからね。
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