塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

仮に今季、アタランタが優勝しても

2024-12-24 21:35:54 | 日記

 セリエAの主役の座を射止めたアタランタ。

 

 アタランタは地方クラブですが、アルゼンチン代表のヘルマン・デニス獲得に代表される、向上心と野心を持つクラブであったことも確かでしょうね。

 

 アタランタとブレシアは、同じベルガモを本拠地に置く、宿敵同士ですが、アタランタが輝けば輝くほど

 

 ブレシアのファンは肩身が狭い

 当然ブレシアの選手と指揮官首脳陣も同様である

 逆にアタランタは、彼らをからかい、精神的に優位に立てる

 

 というわけです。

 

 過去、ブレシアにはアンドレア・ピルロとロベルト・バッジョというイタリア代表の名手が在籍し、ダリオ・ウブネルというリーグ得点王すら在籍していました。

 

 近年も戦力よりも話題性と集客を前提にした、マリオ・バロテッリ獲得を試みたように、興味深い面がいくつもありますよ。

 

 ただアタランタは

 

 一貫して指揮官のガスペリー二を非難しない

 アルゼンチン代表のアレハンドロ・ゴメスと彼が対立すると、クラブは一貫してガスペリー二を擁護

 彼はセビージャへと旅立つ

 

 というように、3-4-2-1のメカニズムと卓越したスカウティングを試みてきた、軸があるんですよね。

 

 アタランタが仮に、ナポリとインテル・ミラノを抑えて優勝しても、既にイタリア国内では「偉業」ではなく、当然の出来事を思われるまでに、彼らの魅力が知られています。

 

 このような中規模クラブの優勝争いが新鮮であることは、2024年の日本も同じでした。

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