塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アジア全体のサッカー向上を目指すには

2021-06-29 21:04:32 | 日記
 スイス代表がワールドカップに続き、ユーロ制覇を目論んでいたフランス代表を撃破しました。

 また初出場のフィンランドに北マケドニア、そして古豪のウエールズ、ハンガリー、オーストリアなど、欧州選手権には参加国を眺めているだけで様々な事柄が思い浮かびます。

 アジアでは既にワールドカップ最終予選の顔ぶれが出そろいましたが、なぜ欧州のように新鮮味あふれる出場国にならないのでしょうか。

 それは欧州でもロシアとウクライナ、パレスティナ自治区とイスラエル、というように紛争が絶えない地域があります。

 ただ、アジアの場合は紛争もそうですが、内政や宗教的価値観が人々の生活をみじめにさせ、サッカーどころではないという切実な問題があると思うのです。

 インド 隣国パキスタンとは常に緊張状態 アジアでもコロナの影響が色濃いことでも知られる
 パキスタン インドとの緊張状態に加え、人気スポーツはサッカーではなくクリケット
 ミャンマー 軍部独裁が始まったことで、民衆への圧力が日々高まっている
 ネパール 首都カトマンズから離れた農村ほど、子供たちが学校に通う機会が制限される

 というように、欧州では食糧難や紛争に耐えられるだけの自力があると僕は見ていますが、アジア各国では一部の国を除いて、諸問題に対応しきれていない。

 このことが日々の生活で精いっぱいにさせている要因ではなかろうか、と思っています。

 Jリーグがファンから、着用しないレプリカジャージを集めて各国に配布する事業があるはずですが、スパイクもジャージも満足に買えない家庭も多いと思います。

 本田圭佑が指揮を執ることで有名なカンボジアも、ポル・ポトと「クメール・ルージュ」による内政の尾が今でも色濃いですしね。

 日本代表とそれらの国の実力差は今後も開いてゆくでしょうし、アジア全体のレベル向上は既にサッカーだけではなく、生活水準にもあるとさえ感じます。
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