スポーツグラフィック・ナンバーが、金子達仁と中田英寿がかつてプレイしたイタリアの各クラブを巡り歩く、という別冊を刊行しました。
僕はただ立ち読みしただけで、所有はしていません。
中田がペルージャのジャージをまとい、用意された愛用品フィラのファッシノを持つと、「重いなあ」という感想を漏らした点は今でもよく覚えています。
バスケットシューズでも、1990年代のナイキは随分軽量化が進みましたが、コンバースは相当重かったと聞きました。
陸上競技だけでなく、サッカーもバスケットボールも、デザインと履き心地は最優先ですが、軽い事はそれだけ選手にとっての重要事項なのですね。
プーマが過去、片足で99グラムだったと思いますが、桁違いに軽い「エヴォ・スピード」を開発しました。
軽量化の先駆けは、ナイキのズーム・マーキュリアルかと思いますが、エヴォ・スピードはナイキを軽く凌ぐ軽さである一方、耐久性の部分で課題をもたらし、現在は廃盤の扱いとなりました。
ミズノがアルファ、モレリアで貫く「素足感覚」は、この軽量性と耐久性をちょうど良い塩梅で両立している靴だからこそ、今でも看板商品であり続けているに違いありません。
ただエヴォ・スピードはニット素材ではなく、合成皮革だったはずですからニット素材が発達した現在ならば、プーマはより軽量化を実現化させられるのではないでしょうか。
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